古いドアの「ぎぃ~」音を解消!DIYで快適な生活空間を手に入れよう

うちの部屋のドアが閉めるとき「ぎぃ~」ってなるようになってしまいました。よくアニメとかで古い洋館のドアを開けるときのような音です。こういうのなおす方法ってあるんですか?

ドアの「ぎぃ~」音の原因を探る

ドアが閉まる際に「ぎぃ~」と嫌な音がするのは、ドアとドア枠の摩擦が原因です。具体的には、以下の箇所で問題が発生している可能性が高いです。

  • 蝶番(ちょうつがい):ドアを支える蝶番に、サビや汚れ、摩耗などが生じていると、スムーズな開閉ができなくなり、「ぎぃ~」という音が発生します。これは最も一般的な原因です。
  • ドアと枠の隙間:ドアとドア枠の間に隙間が大きすぎたり、ドア枠自体が歪んでいると、ドアが擦れて音が鳴ることがあります。特に、古い建物のドアでは、経年劣化によって隙間が広がっているケースが多いです。
  • ドアの調整不良:ドアが枠に対して適切に調整されていない場合、ドアが枠に当たって「ぎぃ~」という音が発生します。ドアの高さや左右の位置がずれている可能性があります。
  • 乾燥:特に冬場など空気が乾燥している時期は、木材の収縮によってドアと枠の摩擦が増し、音が鳴りやすくなります。

「ぎぃ~」音を解消する具体的な方法

まずは、原因を特定し、適切な対処法を選びましょう。以下の方法を試してみてください。

1. 蝶番の潤滑

最も手軽で効果的な方法は、蝶番に潤滑油をさすことです。

  • 使用する潤滑油:市販のスプレータイプの潤滑油が便利です。シリコンスプレーや、クレ5-56なども効果的です。ただし、クレ5-56はゴムや塗装を傷める可能性があるので、使用前に目立たない部分で試してから使用しましょう。木材用のオイルも有効です。
  • 手順:ドアを開けて、蝶番の軸に潤滑油を数回吹き付けます。その後、ドアを数回開閉して、油を浸透させましょう。必要に応じて、布などで余分な油を拭き取ります。

2. ドアと枠の隙間調整

ドアと枠の間に隙間が大きすぎる場合は、隙間を埋める必要があります。

  • 隙間テープ:ホームセンターなどで販売されている隙間テープを使用します。ドアと枠の間に挟み込むことで、隙間を埋めて摩擦を軽減できます。様々な厚みがあるので、適切なものを選びましょう。
  • フェルトシート:ドアと枠の間にフェルトシートを貼り付けるのも効果的です。フェルトはクッション性があり、摩擦音を吸収します。両面テープで簡単に取り付けられます。
  • ドアストッパー:ドアが勢いよく閉まるのを防ぎ、ドアと枠の衝撃を軽減する効果があります。マグネット式ゴム製のものがおすすめです。

3. ドアの調整

ドアの高さがずれている場合、蝶番のネジを調整することで修正できます。

  • 調整方法:ドアが下がり気味の場合は、蝶番の下側のネジを少し緩めて、ドアを持ち上げながらネジを締め直します。逆に、ドアが上上がり気味の場合は、蝶番の上側のネジを調整します。ドライバーレベルを使って、ドアの高さを水平に調整しましょう。専門知識がない場合は、業者に依頼することをおすすめします。

4. 乾燥対策

冬場など乾燥が激しい時期は、加湿器を使用したり、ドアに木材用のワックスを塗布することで、木材の乾燥を防ぎ、摩擦を軽減できます。

専門家への相談

上記の方法を試しても改善しない場合、または自分で修理するのが不安な場合は、鍵屋大工などの専門業者に相談しましょう。彼らは適切な診断を行い、修理方法を提案してくれます。

まとめ:快適な住空間のために

ドアの「ぎぃ~」音は、ちょっとした工夫で解消できることが多いです。まずは、原因を特定し、適切な方法を試してみてください。それでも改善しない場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。快適な住空間を手に入れるため、ぜひチャレンジしてみてください。

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