古いふすまの張り替え:下地処理から壁紙選び、枠を外さない施工方法まで徹底解説

今回ふすまの張り替えを考えています。古い壁紙の上から新しい壁紙を張れるのを知らなかったので、古い壁紙を剥がしてしまいました。 古い壁紙を剥がした所壁紙も茶ちり紙みたいな紙も剥がれて、灰色の段ボールみたいなのが出てきてる状態です。 この上から新しい壁紙を張っても大丈夫でしょうか? それとも茶ちり紙を張った方がいいのでしょうか? 今回ふすまの枠は外さないで作業をしようと思っています。 また、茶ちり紙を張る場合枠を外さないでも出来るのでしょうか? ふすまの枠を外さないといけない場合、完成にどういう風に違いが出るか教えてもらえると助かります。 自分の部屋なので多少のことは大丈夫なんですが、あまりにも酷いのは嫌なので。。。 後、ふすまはパテとかはしないものなんでしょうか?初心者ですみません。。。 裏紙などの段差は、壁と違ってしなくても大丈夫なのでしょうか? 質問がたくさんすみません。。。補足新しく張る紙は、ふすま紙じゃなく壁に張る壁紙を頼んでしまったので、壁紙を張るつもりです。

ふすまの張り替え:下地処理の重要性

ふすまの張り替え、古い壁紙を剥がしてしまい、下地が灰色の段ボール状になっているとのこと、ご心配ですね。結論から言うと、そのまま壁紙を貼るのはおすすめしません。下地処理を適切に行うことで、仕上がりの美しさや耐久性が大きく変わってきます。

下地処理のステップ

1. 下地確認と清掃:まず、灰色の段ボール状の下地(おそらくベニヤ板)の状態をしっかり確認します。破損や歪みがないか、汚れやホコリがないかを確認し、必要に応じて清掃しましょう。掃除機や乾いた布で丁寧に汚れを取り除きます。
2. 下地補強:下地が弱っていたり、剥がれやすい場合は、木工用ボンドなどを用いて補強しましょう。小さな穴や欠けはパテで埋めて平らにします。ふすまの場合、パテは使用しても問題ありません。ただし、乾燥時間を十分に取る必要があります。
3. 茶ちり紙の役割:茶ちり紙は、壁紙と下地の間の接着性を高め、ふすまの表面の凹凸を均一にする役割があります。壁紙を貼る場合は、茶ちり紙を貼ることを強くおすすめします
4. 壁紙の選択:今回は壁用壁紙を使用とのことですが、ふすま紙に比べて厚みがあり、伸縮性も少ないため、シワになりやすい可能性があります。薄手の壁紙を選ぶことをおすすめします。また、ふすまのサイズに合わせて壁紙をカットする際には、数センチの余裕を持たせてカットしましょう。

ふすまの枠を外さずに張り替える方法

ふすまの枠を外さずに作業する場合は、細かい作業と丁寧さが求められます

枠を外さずに張り替える手順

1. マスキングテープ:ふすまの枠と壁紙の境目にマスキングテープを貼って、壁紙が枠に付着するのを防ぎます。
2. 糊付け:茶ちり紙または壁紙の裏面に糊を塗り、ふすまに丁寧に貼っていきます。この時、空気を入れないように注意し、ヘラなどで丁寧に平らに伸ばしていきます。
3. 乾燥:完全に乾燥するまで待ちます。乾燥時間は使用する糊の種類や環境によって異なりますので、製品の指示に従ってください。
4. 余分な部分のカット:乾燥後、余分な部分をカッターで丁寧にカットします。

枠を外した場合との違い

枠を外して張り替える場合は、より綺麗に、そして正確に作業できます。枠を外すことで、壁紙をよりスムーズに貼ることができ、仕上がりが綺麗になります。また、枠と壁紙の間に隙間ができにくく、より耐久性のある仕上がりになります。ただし、枠を外す作業には、ある程度の経験と技術が必要となります。

よくある質問:ふすまの張り替えに関する疑問

ふすまにパテは使用しても良いのか?

はい、下地処理としてパテを使用することは問題ありません。ただし、使用するパテの種類に注意し、乾燥時間を十分に取ることが重要です。木工用パテなどが適しています。

裏紙などの段差は気にしなくても良いのか?

壁と違って、ふすまは比較的薄いので、裏紙などの段差はそれほど気にする必要はありません。ただし、極端に大きな段差がある場合は、パテなどで平らにすることをおすすめします。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生にアドバイスを伺いました。「ふすまの張り替えは、下地処理が仕上がりの鍵です。焦らず丁寧に作業を進めることが大切です。自信がない場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。」

まとめ:DIYで美しいふすまを手に入れよう

ふすまの張り替えは、DIYでも十分可能です。しかし、下地処理をしっかり行うことで、仕上がりの美しさや耐久性が大きく変わります。この記事を参考に、丁寧に作業を進めて、自分だけの素敵なふすまを完成させてください。

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