古いふすまの修理と交換:自分でできるDIYと専門家への依頼

ふすま!開かない… 外したいのに外せない部屋があります。 別な部屋は開き方が引っかかる感じの時や、外れてしまう時があります。 極力、自分で直せればと思っています。 アドバイスお願いします☆

ふすまが開閉しにくい、外れない原因と対処法

古くなったふすまは、様々な原因で開閉しにくくなったり、外れやすくなったりします。まずは原因を特定し、適切な対処法を選びましょう。 DIYで修理可能な場合と、専門家への依頼が必要な場合を分けて解説します。

1. ふすまが開かない場合

ふすまが開かない原因として考えられるのは以下の通りです。

  • レールや溝の汚れやゴミ:長年使用していると、レールや溝に埃やゴミが溜まり、ふすまの動きを阻害します。掃除機やブラシで丁寧に清掃しましょう。溝に詰まったゴミは、ヘラやピンセットを使って取り除きます。 特に、レールの下部に溜まりやすいので念入りに清掃してください。
  • レールや戸車の故障:レールが歪んでいたり、戸車が摩耗していたりすると、ふすまが開閉しにくくなります。レールが歪んでいる場合は、軽く叩いて修正を試みることができますが、無理な力は禁物です。戸車は交換が必要な場合があります。
  • ふすまの反りや歪み:湿気や乾燥によってふすまが反ったり歪んだりすると、スムーズに開閉できなくなります。 反りが軽度であれば、重りを置いて矯正を試みることもできますが、効果がない場合は交換を検討しましょう。
  • ふすま枠の歪み:ふすま枠自体が歪んでいると、ふすまがスムーズに開閉できません。枠の歪みを修正するのは難易度が高いので、専門家への依頼がおすすめです。

2. ふすまが外れやすい場合

ふすまが外れやすい原因としては以下の通りです。

  • 戸車の劣化:戸車が摩耗したり、破損したりすると、ふすまが外れやすくなります。戸車を交換することで解決する場合が多いです。ホームセンターなどで手軽に購入できます。
  • レールと戸車の噛み合わせ不良:レールと戸車の噛み合わせが悪くなると、ふすまが外れやすくなります。レールと戸車の調整が必要な場合があります。調整は慎重に行い、無理な力を加えないように注意しましょう。
  • ふすま枠の緩み:ふすま枠が緩んでいると、ふすまが外れやすくなります。枠を固定するネジを締め直すことで解決する場合があります。

DIYによる修理方法

軽微な故障であれば、DIYで修理することが可能です。

必要な工具と材料

* ドライバー(プラス・マイナス)
* ハンマー
* 金槌
* ヘラ
* ピンセット
* 掃除機
* ブラシ
* 潤滑剤(シリコンスプレーなど)
* 新しい戸車(必要に応じて)
* ネジ(必要に応じて)
* 木工用ボンド(必要に応じて)
* 紙やすり(必要に応じて)

修理手順

1. 清掃:レールや溝を丁寧に清掃します。掃除機やブラシ、ヘラなどを使い、埃やゴミを完全に除去します。
2. 戸車の確認:戸車が摩耗していたり、破損していたりする場合は交換します。新しい戸車を取り付ける際は、メーカーの指示に従って作業を行いましょう。
3. レールと戸車の調整:レールと戸車の噛み合わせが不良の場合は、調整が必要です。ただし、無理な調整は故障を悪化させる可能性があるので、慎重に行いましょう。
4. ふすま枠の確認:ふすま枠が緩んでいる場合は、ネジを締め直します。
5. 潤滑剤の使用:レールや戸車に潤滑剤をスプレーして、スムーズな動きを確保します。スプレーしすぎると、埃などが付着しやすくなるので、適量を心がけましょう。
6. 反りの修正(軽度の場合):ふすまが反っている場合は、重りを置いて矯正を試みます。効果がない場合は、交換を検討しましょう。

専門家への依頼

DIYで修理できない場合や、修理に自信がない場合は、専門家への依頼を検討しましょう。

専門家を選ぶポイント

* 経験豊富な業者を選ぶ
* 見積もりを比較する
* 評判の良い業者を選ぶ

依頼する際の注意点

* 具体的な状況を伝える
* 見積もり内容をよく確認する
* 契約内容をよく確認する

ふすまの交換

修理が困難な場合や、古くなったふすまを新しいものに取り替えたい場合は、交換を検討しましょう。 交換する際は、サイズを正確に測り、適切なふすまを選びましょう。ホームセンターや建材店などで購入できます。 専門業者に依頼する場合は、事前に見積もりを取ることが重要です。

まとめ:ふすまのトラブル解決へのステップ

この記事では、ふすまが開かない、外れるといったトラブルの原因と、DIYによる修理方法、専門家への依頼について解説しました。 まずは原因を特定し、自身のスキルと状況を判断して、適切な対処法を選びましょう。 安全に作業を行い、無理な修理は避け、必要に応じて専門家の力を借りることが大切です。

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