叔母からの嫌がらせと不正受給への対処法:法律的な解決策と心のケア

父の姉(叔母)に嫌がらせを受けて困っています。約8年前叔母が日ごろの不摂生が祟り倒れてしまいました。幸い一命はとりとめたのですが一人暮らしだったため発見されるまでに3日ほどかかり重度の床ずれ、栄養失調、腸閉塞を発症して約半年間入院後ケアハウスに入居しました。私はこの叔母が好きで日ごろよく一緒に食事をしたり、お正月には娘を連れて必ず顔を出していました。寝たきりになったことによってそれまで住んでいた家にはもう怖くて帰りたくないと言い出したので私が一手に引き受けて母にも手伝ってもらい、家財の整理、倒れていた僅かの時間に汚れた部屋(体液等が染み付いて想像を絶する臭気と汚れでした)のメンテナンス、預貯金の整理等々子育てと仕事の合間に2ヶ月ほどかけて行いました。額は大した事ないのですが、山のような印鑑と通帳の中から本人が選んだ物を解約に行ったので銀行側も事情を察してくれてスムーズに済みました。ところが、頭だけ冴えている叔母は自分の財産を私が横領したと言い出したのです。勿論、そんな事実はなく、銀行での諸々の預金やファンドの解約も本人の了承を得て代理人として行いました。家財整理や購入した物品、入院、転院、退院、ケアハウス入居等々の領収書、通帳、印鑑もすべて本人に渡してあります。その中で根拠のない事で頻繁に私や母に電話を掛けてきて怒鳴り散らします。飲食店を経営しておりますのでそちらのほうにも掛けてきて大変困っております。それに関する事柄で家の整理をしているときにある書類を見つけました。13年前に亡くなった大叔母が私のために残してくれていた生命保険の受け取り証でした。記入欄には私の名前、住んだ事のない住所などが書かれておりかなりの額を受け取ったとなっていました。それは今回倒れた叔母の筆跡で、私は大変ショックを受け発行元の郵便局にも確認しましたところ、どう考えても私に成りすまして保険金を受け取っているとの結果が出ました。しかし、既に時効でどうすることもできないということでしたので、当時の担当の方が本人に会ってあなたの行為は刑事罰に相当する行為だと言ってくれましたがそういう時だけ記憶にないといって聞き入れません。私の希望は縁を切りたい、ケアハウスの保証人を抜けたい、家の整理中に見つかった大叔母が残してくれた筈の300万円強のお金を返してほしいということです。口で言っても分からないと思いますので法律的に何か方法はありますでしょうか

1.叔母からの嫌がらせへの対処法

叔母からの執拗な電話による嫌がらせは、精神的な苦痛を与え、日常生活に支障をきたす深刻な問題です。まずは、以下の対策を検討しましょう。

1-1. 録音・記録

叔母からの電話の内容を録音・記録しましょう。これは、今後の法的対応において重要な証拠となります。通話録音は、相手への通知が必要な場合と不要な場合がありますので、事前に法律を熟知した専門家にご相談ください。

1-2. 電話応対の変更

叔母からの電話には、極力応対しないようにしましょう。留守番電話に切り替えたり、着信拒否を設定するのも有効です。飲食店を経営されているとのことですので、従業員の方にも、叔母からの電話への対応について指示を出すことが重要です。

1-3. 内容証明郵便

それでも嫌がらせが続く場合は、内容証明郵便で警告を送付することを検討しましょう。内容証明郵便は、送付内容が確実に相手方に届いたことを証明できるため、法的証拠として有効です。警告の内容は、嫌がらせ行為の具体的な内容と、これ以上の行為を続けた場合の法的措置を明確に記しましょう。弁護士に相談して作成してもらうことをお勧めします。

1-4. 警察への相談

嫌がらせが度を越え、脅迫や名誉毀損に当たる場合は、警察への相談も有効です。警察は、状況を把握し、適切な対応を取ってくれます。

1-5. 弁護士への相談

上記の方法で解決しない場合、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、状況を正確に判断し、最適な法的措置をアドバイスしてくれます。

2.不正受給への対処法

叔母による大叔母の生命保険金不正受給は、重大な犯罪行為です。時効が成立しているとはいえ、その事実を明確に記録しておくことは、今後の対応において重要です。

2-1. 証拠の収集

郵便局からの確認結果、叔母の筆跡を写した書類、内容証明郵便など、すべての証拠を大切に保管しましょう。これらの証拠は、将来、民事訴訟を起こす際に必要となる可能性があります。

2-2. 弁護士への相談

不正受給の事実を明らかにし、損害賠償請求などを検討する場合は、弁護士に相談することが不可欠です。弁護士は、証拠に基づいて適切な法的措置をアドバイスし、手続きをサポートしてくれます。

3.ケアハウスの保証人からの脱退

ケアハウスの保証人から脱退するには、ケアハウス側と協議する必要があります。叔母の状態や、他の保証人の有無などを考慮し、円満に解決できるよう努めましょう。これも弁護士に相談することで、スムーズに手続きを進めることができます。

4.300万円の返還請求

大叔母から相続した300万円の返還請求も、弁護士に相談して進めるべきです。叔母が不正に取得したお金であることを証明し、返還を求める訴訟を起こすことも可能です。

5.縁を切る方法

叔母との縁を切ることは、容易ではありませんが、精神的な健康を守るためには必要な場合があります。弁護士に相談し、法的措置を講じることで、叔母との接触を完全に断つことができます。

6.専門家の視点

これらの問題を解決するには、弁護士の専門的な知識と経験が不可欠です。弁護士は、法律に基づいた適切なアドバイスとサポートを提供し、あなたの権利を守ってくれます。特に、不正受給や損害賠償請求、保証人からの脱退など、複雑な法的問題を扱う際には、弁護士の力を借りることが非常に重要です。

7.具体的なアドバイス

* すべての証拠を整理し、安全に保管しましょう。
* 弁護士に相談し、法的措置についてアドバイスを求めましょう。
* 精神的な負担を軽減するために、信頼できる友人や家族に相談しましょう。
* 必要に応じて、カウンセリングなどの心のケアを受けましょう。
* 焦らず、一つずつ問題を解決していくことを心がけましょう。

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