南道路住宅の目隠し対策:緑と素材でプライバシーを守り、美しい景観を創出

外構工事:南道路の部屋の目隠し、悩んでいます。 自宅を新築し、入居して3か月程になります。 外構工事は入居して1か月位でしました。 地元工務店の分譲地で7区画と小規模なものです。5軒は道路に面して並んでいて南道路です。 その道路は、分譲地の整備に伴ってできた道路で、車もあまり通らず、人も散歩の人くらいです。 門扉をつけたクローズ外構にはしたくなかったので、オープン外構にしました。 1階中央がリビング、右が和室となっています。 玄関の斜め前には、ポストなどを付けるためと、リビングのある程度の目隠しをかねて、塀・角柱3本・植裁(オリーブ)を設置しています。 塀の高さは1.6mくらいです。 ただ、リビングの窓の半分くらいは隠れてないので、気分的に何かあった方が落ち着きます。 とは言っても、車・人通りはそれ程多くないし、カーテンも外から見えにくいし、実際見えるというよりは気分的なものです。 ちなみに、掃き出し窓から出て庭で何かするというような事は、人目を気にするので予定はないです。 小さい子供はいますが、遊ぶ時公園に行ったり、自転車に乗ったりと、外で遊びます。 車は南の道路からしか入れません。境界から家の端までは5.7mくらいと、駐車スペースプラス少し余裕があるのみです。 今から考えても仕方ないのですが、玄関前にしているような塀+角柱を、リビングと和室の前にもすればよかったのかなとも思っています。 でも駐車スペースを考えると、家からあまり距離を確保できないので、家の中からと道路からの圧迫感があるかなとも思ったり・・・ 今の状態でできる事と言えば、植裁を増やすことくらいでしょうか・・・。 アプローチの部分にはシマトネリコを植えています。 リビング前のオリーブは、シンボルツリー的に植えているのですが、隣にもう1本くらい何か植えると、シンボルではなくなって、見た目におかしいのでしょうか。 また植えるとしたら手入れが楽で、常緑樹がいいのですが、色々調べましたがシマトネリコとオリーブ以外ではなかなかないです・・・。 南道路なのでかなり日当たりがよく、ハイノキは反日蔭がいいということで難しいかと・・・ 同じ種類では変化がなくておかしいですよね・・・? コニファーは見た目好きなのですが。巨木になるという話と、ヒノキ科ということで、花粉症なのでやめた方がいいかなと思っています。 あとは和室の窓が丸見えなのですが、土の部分(今は砂利を入れています)が少ないので、地植えは無理だと思います。 エアコン室外機の右側に、鉢植えで何か置くくらいでしょうか・・・? となるとこれもまたオリーブとかになってきますかね・・・? ちなみにずぼらな性格なので落葉樹は向いてないと思います。掃除が大変そうで・・・。 とは言ってもシマトネリコ・オリーブも結構葉が落ちてますが。 あと、東隣の家からの視線も、見える訳ではないのすが、気分的に気にはなっています。 境界の塀までの距離は3m弱です。 何か植えると、葉っぱが隣の家に飛ばないかと心配です。 今はブロック5段の塀が境界上に折半で設置されています。うちの物ではないので、その上にフェンスをするのは勝手にはできないですし、角がたつようで、できそうにないです。 あれこれ思いつくまま書いてまとまりのない長文になってしまいすみません。 何かご意見があれば何でもいいのでお願いします。

南道路住宅の目隠し対策:現状と課題

新築住宅の南道路に面したリビングと和室の目隠しがご心配とのことですね。オープン外構を選択され、玄関前には塀と植栽で目隠し対策をされていますが、リビングと和室からの視線が気になる、とのことです。 駐車スペースの制約もあり、新たな塀の設置は難しい状況です。 また、東隣からの視線についても、ご懸念されています。

現状の課題を整理すると以下の通りです。

  • リビングと和室からの視線対策
  • 駐車スペース確保とのバランス
  • 東隣からの視線対策
  • 手入れの容易さ
  • 既存植栽との調和

効果的な目隠し対策:植栽と素材の組み合わせ

既存のオリーブやシマトネリコに加え、目隠し効果を高めるには、高低差のある植栽配置が効果的です。 背の高い樹木と低い樹木を組み合わせることで、より自然で効果的な目隠しを実現できます。

1. 高低差のある植栽計画

リビング前には、オリーブの他に、常緑樹で成長が比較的ゆっくりな「ヒュウガミズキ」や「アベリア」などを植えることをお勧めします。ヒュウガミズキは春に黄色の花を咲かせ、アベリアは初夏から秋にかけてピンクや白の花を咲かせます。これらはオリーブとは異なる樹高と樹形を持ち、変化のある景観を創出します。 また、下草として、斑入りのヤブランやギボウシなどを植えることで、より豊かな空間を作り出せます。

和室前には、鉢植えで「シラカシ」や「ヤマボウシ」などの小型の常緑樹を検討しましょう。これらの樹木は成長が比較的遅く、鉢植えでも管理しやすいです。

2. 目隠し効果を高める素材の活用

植栽だけでは不十分な場合は、竹垣や木製フェンスなどを活用することで、目隠し効果を高め、よりプライベートな空間を確保できます。 竹垣は自然な風合いがあり、和風の住宅に良く合います。木製フェンスはデザインのバリエーションが豊富で、住宅のスタイルに合わせて選択できます。 ただし、設置場所やデザインによっては、圧迫感を感じることがありますので、慎重に検討しましょう。

3. 視線誘導と空間演出

視線を分散させるために、視覚的なアクセントとなる植栽やオブジェを配置することも有効です。例えば、石灯籠や水鉢などを配置することで、視覚的な変化を与え、視線をそらすことができます。 また、アプローチに沿って低木を植栽することで、自然な導線を作り、視線を誘導することもできます。

4. 東隣からの視線対策

東隣からの視線については、既存のブロック塀の上部に、目隠し効果のあるフェンスを設置することを検討してみましょう。 ただし、隣家との共有部分であるため、事前に隣家の方と相談し、合意を得ることが重要です。 目隠し効果の高いフェンスとして、樹脂製フェンスやアルミ製フェンスなどがあります。これらの素材は耐久性が高く、メンテナンスも容易です。

具体的な植栽選びとメンテナンス

  • 常緑樹を選ぶ:落葉樹は掃除の手間がかかりますので、常緑樹を選択しましょう。オリーブやシマトネリコに加え、ヒュウガミズキ、アベリア、シラカシ、ヤマボウシなどは比較的育てやすい常緑樹です。
  • 成長速度を考慮する:成長が早すぎる樹木は、頻繁な剪定が必要になります。成長速度が比較的遅い樹木を選びましょう。
  • 日当たりと土壌条件を確認する:植える場所の日当たりと土壌条件を確認し、適した樹木を選びましょう。南道路のため日当たりが良いので、日陰を好む樹木は避ける必要があります。
  • 定期的な剪定と施肥:植栽は定期的な剪定と施肥が必要です。適切なメンテナンスを行うことで、健康な状態を保ち、美しい景観を維持できます。

専門家の活用

ご自身で設計するのが難しい場合は、エクステリアデザイナーや造園業者に相談することをお勧めします。プロの意見を聞くことで、より効果的で美しい外構を実現できます。 彼らは、敷地条件やご要望を考慮し、最適なプランを提案してくれます。

まとめ

南道路住宅の目隠し対策は、植栽の種類、配置、素材選びが重要です。 既存の植栽と調和させながら、高低差のある植栽計画、目隠し効果を高める素材の活用、視線誘導などを考慮することで、プライバシーを守り、美しい景観を創出できます。 専門家の意見を参考にしながら、最適なプランを検討しましょう。

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