南道路の3DK平屋、玄関・キッチンの方角は?理想の間取りと採光対策

南側道路の場合、玄関はどの方角がいいでしょうか?自分なりに考えてみた限りでは、・南玄関だと、北側の部屋ができてしまう・キッチンは東側の方が朝食時に明るく、夏の西日が避けられるという点から、西側がいいのではと思ったのですが、どうでしょうか?(家は、3DKの平屋とした場合です)

南道路に面した3DKの平屋を計画中とのこと、玄関とキッチンの最適な位置について悩まれているんですね。確かに、南道路の場合、玄関や窓の位置によって家の明るさや風通しに大きな影響が出ます。西玄関が良いか、それとも別の配置が良いか、一緒に考えていきましょう。

南道路の家の玄関位置:メリット・デメリットを比較検討

まず、玄関の位置を考える上で重要なのは、採光とプライバシーのバランスです。南玄関にするか、西玄関にするか、それぞれのメリットとデメリットを比較してみましょう。

南玄関のメリットとデメリット

  • メリット:明るく開放的な玄関になる。来客者も入りやすい。
  • デメリット:夏は直射日光が強く、暑くなりやすい。北側の部屋は暗くなりがち。プライバシー面でやや不安。

西玄関のメリットとデメリット

  • メリット:夕日を眺められるロマンチックな玄関に。北側の部屋への採光を確保しやすい。
  • デメリット:西日は強く、夏場は暑さ対策が必要。玄関が西向きだと、日没後の暗さが気になる可能性も。

その他の方角も検討してみよう

実は、玄関の位置は南や西だけでなく、東玄関も選択肢として十分に考えられます。東玄関は、朝の太陽の光を浴びることができ、気持ちの良いスタートを迎えられます。ただし、西日が差し込む部屋が出てくる可能性があるため、間取り全体のバランスを考慮する必要があります。

キッチンの位置:日当たりと使い勝手を両立させる

キッチンは、日当たりと使い勝手が重要なポイントです。質問者様は、朝食時に明るく、夏の西日を避けられることから東側が良いと考えていらっしゃいますが、これは非常に理にかなった考えです。

東向きのキッチンのメリット

  • メリット:朝の光が差し込み、明るく気持ちの良い空間になる。西日による暑さを避けられる。
  • デメリット:午前中は日差しが強く、夏場は暑さ対策が必要になる場合も。

南向きのキッチンのメリットとデメリット

  • メリット:明るく開放的な空間になる。換気がしやすい。
  • デメリット:夏場は西日対策が必要。直射日光で暑くなりやすい。

3DK平屋の理想的な間取り:玄関とキッチンの配置例

3DKの平屋で、南道路の場合、玄関とキッチンの配置例をいくつかご紹介します。これらの例はあくまで参考として、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて調整してください。

例1:玄関を東側に、キッチンを南側に配置

玄関を東側に配置することで、朝の光を浴びながら家に入ることができ、明るい玄関になります。キッチンを南側に配置することで、日当たりがよく、風通しも良好です。ただし、夏場の西日対策が必要となる可能性があります。

例2:玄関を南側に、キッチンを東側に配置

質問者様の最初の案に近い配置です。玄関を南側に配置することで、開放的な玄関になります。キッチンを東側に配置することで、朝食時に明るい光を確保できます。ただし、北側の部屋が暗くなる可能性があります。この場合、北側の部屋に大きな窓を設ける、もしくは明るい色のクロスを使用するなどの工夫が必要です。

例3:玄関を西側に、キッチンを東側に配置

質問者様が検討されている西玄関です。北側の部屋への採光を確保しやすい配置です。キッチンは東向きなので、朝食時に明るく、夏の西日を避けられます。ただし、西日が強いので、玄関への日差し対策が必要です。庇やブラインドなどを検討しましょう。

専門家への相談も検討してみましょう

間取り設計は、専門家のアドバイスを受けることで、より快適な住まいを実現できます。建築士やインテリアコーディネーターに相談することで、採光や通風、プライバシーなどを考慮した最適な間取りを提案してもらえます。特に、南道路の家の設計は、専門家の知識が非常に役立ちます。

具体的なアドバイス:採光と通風を最大限に活かす工夫

どんな玄関・キッチン配置を選んだとしても、採光と通風を最大限に活かす工夫は重要です。以下に具体的なアドバイスをご紹介します。

  • 窓の配置とサイズ:各部屋の窓の配置とサイズを工夫することで、日射量と通風を調整できます。例えば、北側の部屋には大きな窓を設け、南側の部屋には庇を付けるなど。
  • 明るい色の内装:壁や床に明るい色のクロスや床材を使用することで、部屋を明るく見せることができます。特に北側の部屋は、明るい色を選ぶと効果的です。
  • 間仕切りの工夫:間仕切りを工夫することで、光を効率的に各部屋に届けることができます。例えば、すりガラスの建具を使用するなど。
  • 植栽:適切な植栽を配置することで、日差しを調整したり、プライバシーを守ったりすることができます。
  • カーテンやブラインド:カーテンやブラインドを使用することで、日差しやプライバシーを調整できます。遮熱効果のあるカーテンを選ぶと、夏場の暑さ対策にもなります。

これらのポイントを参考に、最適な間取りを設計し、快適な住まいを実現してください。

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