南西向きの家、子供部屋の配置と夏の暑さ対策:陽当たりと快適性を両立させる工夫

南西向きの家。子供部屋の部屋割りの相談です。田舎ですが家を買い引越をしました。現在、2歳になる長男と夫婦の3人家族で暮らしています。もう一人、子供が出来たら4人家族がいいなと考えています。陽当たりを重視しての決めたのですが、予想通り、2階の部屋が暑くなってきました。夏はむちゃくちゃ暑そうなので、2階の2部屋は遮光・遮熱カーテンを検討しています。北東側の部屋も2面採光なのですが、裏に畑があるためか、北東側の窓がむちゃくちゃ小さいです。早朝に朝日が見えるのは部屋としてはこちらの部屋だけです。冬は寒そうですが、夏は涼しそうです。2階の南東の窓からも、朝日が入ります(冬は隣家に遮られ、2時間ほど日が当たりません)。子供部屋を持たせるのは、まだまだ先だとは思いますが・・・男の子の部屋を洋室C、6畳(窓:北西、北東)に、女の子の部屋を洋室A、6畳(窓:南西、南東)にしようかと考えています。同じような間取りの方、子供部屋はどうされていますか?また、夏の暑さ対策としてエアコンの他にも、工夫されているところがありましたら教えて下さい。

南西向きの家の子供部屋配置と暑さ対策:理想的なプランニング

南西向きの家は、日当たりが良い反面、夏の暑さが課題となります。特に南西側の部屋は直射日光を長時間受けるため、適切な対策が必要です。お子様部屋の配置と夏の暑さ対策について、具体的なアドバイスをさせていただきます。

現在のプランの問題点と改善案

現在のプランでは、女の子の部屋(洋室A)が南西と南東の窓を持つため、夏場の暑さが最も懸念されます。一方、男の子の部屋(洋室C)は北西と北東の窓で、夏場は涼しい反面、冬場は寒さが心配です。

より快適な環境を作るためには、以下の点を考慮した配置変更がおすすめです。

* 女の子の部屋:南西の窓からの直射日光を避けるため、北東側の部屋(現在、朝日が差し込む部屋)を女の子の部屋にすることを検討しましょう。小さい窓は、夏場の暑さ対策に有利に働きます。
* 男の子の部屋:南西側の部屋は、暑さ対策をしっかり行えば、十分に快適な空間になります。遮光・遮熱カーテンに加え、後述する暑さ対策を徹底することで、快適な環境を確保できます。

夏の暑さ対策:エアコン以外の効果的な方法

遮光・遮熱カーテンは必須ですが、それだけでは不十分です。以下の対策を組み合わせることで、より効果的な暑さ対策を実現できます。

1. 窓辺の工夫

* 断熱カーテン:遮光・遮熱カーテンに加え、断熱効果の高いカーテンを選ぶことで、室温上昇を抑えられます。厚手の生地や、遮熱コーティングが施されたカーテンがおすすめです。
* ブラインドやロールスクリーン:カーテンと併用することで、日差しを細かく調整できます。特に、朝夕の日差しを調整することで、室温の上昇を抑える効果があります。
* 窓ガラスフィルム:窓ガラスに貼るフィルムは、紫外線や赤外線をカットし、断熱効果を高めます。様々な種類があるので、ご自宅の窓や予算に合わせて選びましょう。
* ベランダへのグリーンカーテン:ゴーヤや朝顔などのツル性の植物を育て、日差しを遮るグリーンカーテンを設置するのも効果的です。見た目も美しく、環境にも優しい対策です。

2. 室内環境の工夫

* 換気:朝夕の涼しい時間帯に窓を開けて換気することで、室温を下げることができます。熱気がこもりやすい昼間は、窓を閉めてカーテンで日差しを遮りましょう。
* 扇風機:エアコンと併用することで、効率的に室温を下げることができます。サーキュレーターと併用すると、より効果的です。
* 床材:床材は、熱を吸収しにくい素材を選びましょう。例えば、フローリング材であれば、断熱性の高いものを選ぶことが重要です。
* 家具の配置:家具は、窓際に配置しないようにしましょう。窓際に家具を配置すると、日差しが遮られにくくなります。

3. その他の対策

* 屋根裏の断熱:屋根裏の断熱材を追加することで、室温上昇を抑えることができます。専門業者に相談して、適切な断熱材を選びましょう。
* 外壁塗装:遮熱効果のある塗料を使用することで、外壁からの熱の侵入を防ぎます。

専門家の意見:建築士の視点

建築士の視点から見ると、南西向きの家の夏場の暑さ対策は非常に重要です。適切な設計と対策を行うことで、快適な住環境を実現できます。特に、窓の配置や大きさ、断熱性能は、室温に大きな影響を与えます。

今回のケースでは、窓が小さい北東側の部屋を女の子の部屋にすることで、夏場の暑さ対策に有利になります。一方で、南西側の部屋は、適切な暑さ対策を施すことで、快適な空間にすることが可能です。

事例紹介:同じような間取りの家の工夫

実際に南西向きの家で子供部屋を設けているご家庭の事例を紹介します。

Aさんご家族:南西向きのリビングに隣接する6畳の子供部屋を設け、ロールスクリーンと遮光カーテンを併用することで、夏場の暑さを軽減しています。さらに、窓際に観葉植物を置くことで、室温の上昇を抑えています。

Bさんご家族:南西向きの部屋には、断熱効果の高い窓ガラスフィルムを貼ることで、室温の上昇を抑えています。また、エアコンと扇風機を併用することで、効率的に冷房しています。

まとめ:快適な子供部屋を実現するための具体的なステップ

南西向きの家の子供部屋配置と夏の暑さ対策は、適切なプランニングと対策が重要です。今回ご紹介したアドバイスを参考に、お子様にとって快適な空間を実現してください。

1. 部屋の配置を見直す:日当たりと通風を考慮し、最適な部屋割りを行う。
2. 遮光・遮熱カーテンを選ぶ:断熱効果の高いカーテンを選び、日差しを遮る。
3. 窓辺の工夫をする:ブラインドやロールスクリーン、窓ガラスフィルムなどを活用する。
4. 室内環境を整える:換気、扇風機、家具の配置などを工夫する。
5. その他対策:屋根裏の断熱、外壁塗装などを検討する。

これらの対策を組み合わせることで、快適な子供部屋を実現できます。

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