南玄関間取りの悩み:縦延長?横延長?理想の住まいを実現するための徹底解説

南玄関間取りで悩んでいます。縦11.45M、横12.26Mのほぼ正方形に近い敷地で、縦7.2M×横7.2M 約32坪の建物建てるのが標準プランなのですが、横か縦に約90cm延長しようと思っています。 某ハウスメーカーの南道路南向きの土地に家を建てることにしました。 収納スペースなどとりたいと思ったため、標準プランから縦か横に予算内で建物を広げようと思っています。 縦に延長すると東側半分にLDKを取り、北側にお風呂と洗面所、西に和室、南西にトイレと階段、玄関をとる間取りプランを紹介されました。 LDKは18帖とれ、1Fにピアノを置くことも可能なのですが、階段を南側に取る間取りはどこの広告を見ても、本を見ても見当たりません。 2階は南側に寝室、子ども部屋2つを北側に仕切らずにとる。これで南側の部屋数は1階と2階では二部屋、リビングと寝室のみになります。 これでは家が明るくならないと思い、日当たりを重視して横に延長するプランを考えてもらいました。 東側半分はLDKで変わらないのですが、和室がリビングの続きに南側に取れます。北側にお風呂、洗面所ととると、廊下が長くなり、LDKは16帖と若干狭くなります。 ピアノを置くことができないので2階北側に小さなピアノコーナーを設けました。 南側に寝室、2階東半分に南北に子ども部屋を仕切らずにとると南側部屋数が増えます。 しかし駐車場は東側縦列に考えているのでかなりぎりぎりですが、なんとか2台とめられるそうです。 縦延長のメリットは リビングが広くとれる、東に駐車スペースをとり、縦列に車2台を置けるようにするが、駐車スペースの幅に余裕がもてる、 1階に収納スペースがたくさんとれる、2階にウォークインクローゼットがとれるなど。 デメリットは日当たりのよい部屋が少なく、子ども部屋の向きが北で東西に窓をとると東西に家が建ったときに風通りがよいか心配。 横延長のメリットは 日当たりのよい部屋が多い、子供部屋を南北にとれるので風通しがよい。洗面所が広い。 デメリットは 廊下が長い、駐車場の幅に余裕がない、リビングの上にはベランダを設置しないので直射日光が入って夏は暑いかも。 ピアノを1階リビングに置けない(なぜか実家の母がピアノ用の小部屋を作るのに反対、防音の心配があり、リビングで皆でピアノを囲む姿が絵にあるようです)。 横延長のほうが一般的な間取りがとれると思ったものの、縦延長でも充分明るさを確保できるので、和室と子ども部屋を南にしなくてもよいかと思ったり。 リビングが広いほうがいいかな、と思ったり。 どちらにするか迷っています。やはり日当たりを重視するのが自然でしょうか。

間取りプランの比較:縦延長 vs 横延長

南玄関、南道路に面した約32坪の土地に家を建てる計画とのこと、おめでとうございます! 間取りの決定は、住み心地を大きく左右する重要な選択です。縦延長と横延長、それぞれのメリット・デメリットを整理し、ご家族のライフスタイルに最適なプランを見つけるお手伝いをさせていただきます。

縦延長プランのメリットとデメリット

縦延長プランでは、LDKが18帖と広々取れること、1階にピアノを置けること、そして収納スペースを多く確保できる点が魅力です。駐車スペースにも余裕が持てます。しかし、日当たりの良い部屋が少ないこと、子ども部屋が北向きになる点が懸念材料です。北向きの部屋は、工夫次第で明るく快適な空間にすることは可能ですが、日照時間や通風を考慮した設計が必要です。

  • メリット:LDKが広い、収納スペースが多い、駐車スペースに余裕がある
  • デメリット:日当たりの良い部屋が少ない、子ども部屋が北向き、風通しの確保が課題

横延長プランのメリットとデメリット

横延長プランは、日当たりの良い部屋が多く、子ども部屋の風通しも確保しやすい点がメリットです。洗面所も広くとれます。しかし、廊下が長くなること、駐車スペースが狭くなること、夏場の暑さ対策が必要な点がデメリットとして挙げられます。リビングにピアノを置けない点も、ご家族にとって大きな問題となるかもしれません。

  • メリット:日当たりの良い部屋が多い、子ども部屋の風通しが良い、洗面所が広い
  • デメリット:廊下が長い、駐車スペースが狭い、夏場の暑さ対策が必要、1階にピアノが置けない

日当たりと家族の生活スタイル:最適なプランを選択するためのポイント

どちらのプランも一長一短あります。最終的な決定は、ご家族の生活スタイルと優先順位によって異なります。以下に、プラン選択の際に考慮すべき点をまとめました。

1. 日当たりと明るさ

南向きの土地とはいえ、日当たりは間取りによって大きく変わります。縦延長プランでは、LDK以外の部屋の日当たりが心配です。横延長プランでは、南側に多くの部屋を配置できるため、日当たりは良好です。しかし、リビング上部にベランダがないため、直射日光が入り、夏場は暑くなる可能性があります。適切な窓や日よけの設置を検討する必要があります。

2. 収納スペース

収納スペースの必要量は、家族構成や持ち物によって異なります。縦延長プランは収納スペースが多い点がメリットですが、横延長プランでも工夫次第で十分な収納を確保できます。ウォークインクローゼットの有無なども検討しましょう。

3. 駐車場

駐車スペースの広さは、車のサイズや台数によって異なります。縦延長プランは駐車スペースに余裕がありますが、横延長プランでは狭くなる可能性があります。コンパクトカーであれば問題ないかもしれませんが、大型車の場合は注意が必要です。

4. 家族の生活スタイル

ピアノの配置問題、子ども部屋の広さや配置、家族が集まるリビングの広さなど、家族の生活スタイルに合ったプランを選択することが重要です。例えば、家族がリビングで過ごす時間が長い場合は、リビングを広くとる縦延長プランが適しているかもしれません。逆に、プライバシーを重視する場合は、各部屋に十分な広さがある横延長プランが良いでしょう。

専門家の意見:建築士のアドバイス

建築士の視点から見ると、どちらのプランにもメリット・デメリットがあり、最適なプランはご家族のニーズによって異なります。 重要なのは、設計段階で、日照シミュレーションや通風シミュレーションを実施することです。これにより、各部屋の日当たりや風通しの状況を事前に把握し、適切な窓の位置やサイズ、換気システムなどを検討できます。

また、収納スペースの計画も重要です。収納不足は生活のストレスにつながるため、十分な収納スペースを確保できるよう、設計段階でしっかりと計画を立てましょう。

さらに、断熱性能や遮熱性能の高い建材を使用することで、夏場の暑さ対策を行うことも可能です。

具体的な解決策とアドバイス

迷う気持ち、よく分かります。最終的な決定は、ご自身で下すべきですが、いくつかの具体的な解決策をご提案します。

* **両プランのメリットを融合させる:** 例えば、縦に延長してLDKを広くとる一方で、南側にバルコニーを設け、日当たりを確保する。子ども部屋は北向きでも、大きな窓と工夫で明るく快適な空間にする。
* **ハウスメーカーに相談する:** 現状のプランに加え、新たなプランを提案してもらう。専門家の視点から、より最適なプランを提案してもらえる可能性があります。
* **3Dモデルを活用する:** 3Dモデルを使って、各プランの空間を視覚的に確認することで、より具体的なイメージを持つことができます。
* **完成見学会に参加する:** 実際に建てられた住宅を見学することで、間取りや空間の使い勝手などを体感できます。

まとめ

南玄関間取りの選択は、ご家族の生活の質を大きく左右します。日当たり、収納、駐車場、家族の生活スタイルなどを総合的に考慮し、最適なプランを選択しましょう。迷った時は、専門家であるハウスメーカーや建築士に相談し、ご家族にとって最高の住まいを実現してください。

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