南向きの角部屋でも東向きの窓だと日当たりが悪い?日照条件とインテリアの工夫

南向きの角部屋でも光が入る壁側が東向きだとあまり意味がない気がするのですがどうでしょうか? よろしくお願い致します。補足一応、補足しておきます。ベランダは南向きで壁にある横窓が東向きという意味です。東向きは朝しか陽射しが入らないですよね?

南向き角部屋のメリットと東向き窓の特性

南向きの角部屋は、一般的に日当たりが良いとされています。特に、南向きのベランダを持つ部屋は、一日を通して太陽光を多く取り込めるため、明るく温かい空間を確保しやすいのが大きなメリットです。しかし、質問者様のように、東向きの窓がある場合、日照条件に対する認識を改めてみる必要があります。

東向きの窓は、朝日に恵まれるというメリットがあります。太陽が昇る東の空から差し込む柔らかな光は、西日とは異なる、穏やかで優しい印象を与えます。しかし、確かに、午前中しか直射日光は得られません。午後以降は、日差しが弱まり、部屋は次第に暗くなっていくでしょう。

そのため、南向きの角部屋であっても、東向きの窓のみを頼りにすると、一日を通して十分な日照を得られない可能性があります。南向きのベランダから入る光は、部屋の奥まで届きにくく、東向きの窓からの光だけでは、部屋全体を明るく照らすには不十分な場合があります。

日照条件を改善するためのインテリアの工夫

では、東向きの窓しかない、もしくは東向きの窓がメインの南向き角部屋で、どのように日照条件を改善できるのでしょうか?いくつか具体的な方法を提案します。

1. 間接照明を効果的に活用する

東向きの窓から入る朝の光を最大限に活かすためには、間接照明を効果的に活用することが重要です。カーテンやブラインドの色や素材を選ぶことで、光を拡散させ、部屋全体を明るく見せることができます。

* カーテン: 薄手の白いカーテンやリネン素材のカーテンは、光を柔らかく拡散し、部屋を明るくします。厚手のカーテンは、夜間の遮光には有効ですが、日中の採光には不向きです。
* ブラインド: 木製ブラインドやロールスクリーンは、光の量を調整しやすく、プライバシーも守れます。特に、明るさを調整できる機能付きのブラインドはおすすめです。
* ミラー: 鏡を適切な場所に配置することで、光を反射させ、部屋の奥まで光が届きやすくなります。特に、窓の近くに配置することで、効果を発揮します。

2. 明るい色の壁や家具を選ぶ

壁や家具の色も、部屋の明るさに大きく影響します。暗い色の壁や家具は、光を吸収するため、部屋を暗く見せてしまいます。一方、明るい色の壁や家具は、光を反射するため、部屋を明るく見せる効果があります。

* 壁の色: 白、アイボリー、ベージュなどの明るい色は、光を反射し、部屋を広く明るく見せます。オレンジや黄色などの暖色系の色は、温かみのある空間を演出します。
* 家具の色: 白、ベージュ、グレーなどの明るい色の家具は、部屋を広く明るく見せる効果があります。ただし、家具の素材も重要で、光沢のある素材は光を反射しやすく、マットな素材は光を吸収しやすい傾向があります。

3. 窓周りの工夫

窓周りの工夫も重要です。窓枠の色や素材、窓辺の装飾によって、部屋の明るさが変わってきます。

* 窓枠の色: 白い窓枠は、光を反射し、部屋を明るく見せます。暗い色の窓枠は、光を吸収するため、部屋を暗く見せてしまいます。
* 窓辺の装飾: 観葉植物などを置くことで、緑豊かな空間を演出できます。ただし、植物が大きすぎると、光を遮ってしまう可能性があるので注意が必要です。

4. 照明計画

東向きの窓だけでは、一日を通して十分な明るさを確保できないため、照明計画をしっかりと立てることが重要です。

* メイン照明: シーリングライトなどのメイン照明に加え、間接照明やスポットライトなどを組み合わせることで、部屋全体を明るく照らすことができます。
* 調光機能付き照明: 調光機能付きの照明器具を使用することで、明るさを調整でき、時間帯や気分に合わせて最適な明るさを演出できます。

5. 専門家のアドバイスを受ける

どうしても日照が気になる場合は、インテリアコーディネーターや建築士などの専門家に相談してみるのも良いでしょう。専門家は、部屋の構造や採光条件を考慮し、最適なインテリアプランを提案してくれます。

事例:オレンジ色のアクセントで明るく温かい空間を演出

例えば、東向きの窓を持つ南向き角部屋に、オレンジ色のクッションやラグ、カーテンなどをアクセントとして取り入れることで、温かみのある明るい空間を演出できます。オレンジ色は、太陽の色を連想させるため、日照不足を感じさせにくく、心理的な効果も期待できます。また、白い壁や家具と組み合わせることで、より明るく開放的な空間を演出できます。

まとめ

南向きの角部屋であっても、東向きの窓のみでは日照条件に課題が残る可能性があります。しかし、適切なインテリアの工夫によって、十分に明るく快適な空間を演出することは可能です。上記で紹介した方法を参考に、あなたのお部屋に合った最適なインテリアを選んでみてください。

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