南向きの窓のリフォーム後、思った以上に透ける!プリーツスクリーンの遮光対策

至急!リフォーム、インテリアを手掛けてる方教えて下さい。南側の掃き出し窓を新しくペアガラスで作ってもらい、プリーツスクリーンを取り付けてもらったのですが、カタログで想望してた物と遮光度の考慮の甘さで判断を誤り、室内丸見え、日差しはまるで遮らない蚊帳や紗の幕をおろしたようなものでがっくりしてます。タチカワ ペルレ チェーン式 カナル PS6404オリーブと言う商品で、見本で見たものは高級感があり、和室から庭がうっすら透ける程度だと思ってました。対策として窓枠外、長押の上にもう一つ取り付けてもらってそれは遮光タイプにする、というのはありですか?他に遮光のための施工方法はないでしょうか。

リフォームで新しいペアガラスとプリーツスクリーンを取り付けたのに、想像以上に透けてしまい、がっかりされているとのこと、お気持ちお察しします。タチカワブラインドのペルレ、カナルPS6404オリーブは、確かに上品な透け感を持つ商品ですが、遮光性については個々の期待値とのずれが生じやすい製品と言えるでしょう。今回は、この問題に対する具体的な解決策と、今後のインテリア選びのポイントを解説します。

プリーツスクリーン「タチカワ ペルレ カナル PS6404オリーブ」の特性と問題点

タチカワブラインドのペルレシリーズは、素材やデザインのバリエーションが豊富で、和室から洋室まで幅広いインテリアに合う点が魅力です。しかし、PS6404オリーブは、その美しい透け感が特徴である一方で、遮光性が高い製品ではないことを理解しておく必要があります。カタログ写真では、光の加減や撮影技術によって、実際よりも透け感が少なく見える場合があります。そのため、事前にサンプルを実際の窓に取り付けて確認する、もしくはショールームで実物を見ることが重要です。

今回のケースでは、カタログと実物の見え方の違いにより、遮光性の不足という問題が発生しました。 日差しを遮り、プライバシーを守るためには、追加の対策が必要となります。

窓枠外への追加設置:効果と課題

質問にある「窓枠外、長押の上にもう一つ遮光タイプのプリーツスクリーンを取り付ける」という案は、効果的な解決策の一つです。既存のプリーツスクリーンの上にもう一枚遮光性の高いスクリーンを取り付けることで、二重の遮光効果が期待できます。ただし、いくつか考慮すべき点があります。

  • コスト:追加のプリーツスクリーンと取り付け費用が必要になります。
  • デザイン性:二重のスクリーンによって、窓全体の見た目が重たくなる可能性があります。スクリーンの色や素材を慎重に選ぶ必要があります。
  • 操作性:二つのスクリーンの操作方法を考慮する必要があります。操作が複雑にならないように、チェーン式か電動式など、適切な方法を選択しましょう。
  • 施工の難易度:長押の上への取り付けは、窓枠への取り付けよりも難易度が高くなる可能性があります。専門業者に依頼することをおすすめします。

その他の遮光対策

窓枠外への追加設置以外にも、以下の遮光対策が考えられます。

1. 遮光カーテン・ドレープカーテンの併用

プリーツスクリーンの前に、遮光性の高いカーテンを取り付けることで、遮光効果を高めることができます。プリーツスクリーンの透け感を活かしつつ、必要に応じてカーテンで遮光するという使い分けができます。カーテンの色や素材を工夫することで、インテリアのアクセントにもなります。

2. ブラインドの併用

プリーツスクリーンとブラインドを組み合わせるのも有効です。アルミブラインドは遮光性が高く、価格も比較的安価です。プリーツスクリーンの上からブラインドを取り付け、状況に応じて使い分けることができます。ブラインドはスラットの角度を調整することで、採光とプライバシーのバランスを調整できます。

3. ロールスクリーンの追加

プリーツスクリーンよりもコンパクトに収納できるロールスクリーンを追加することもできます。遮光性の高いロールスクリーンを選べば、効果的に日差しと視線を遮ることができます。様々なデザインやカラーバリエーションがあるので、インテリアに合ったものを選びましょう。

4. 窓ガラスフィルムの活用

窓ガラスに遮光フィルムを貼ることで、簡単に遮光性を高めることができます。様々な種類があり、遮熱効果のあるものや、プライバシー保護に優れたものもあります。DIYで施工できる手軽さも魅力です。ただし、フィルムの貼り付けは、綺麗に仕上げるためにはある程度の技術が必要です。失敗すると、気泡が入ったり、剥がれやすくなったりするので、自信がない場合は専門業者に依頼しましょう。

5. 外付けブラインドの設置

窓の外側にブラインドを取り付けることで、日差しを窓に入る前に遮ることができます。遮熱効果も高く、省エネにも繋がります。ただし、設置には専門業者が必要で、費用も高額になる可能性があります。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「今回のケースでは、お客様の期待値と製品の特性のミスマッチが問題です。事前にサンプルで確認したり、専門家に相談したりすることで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。複数の遮光方法を組み合わせることで、より効果的な遮光を実現できる場合もあります。」とのことです。

今後のインテリア選びのポイント

今回の経験を活かし、今後のインテリア選びでは以下の点に注意しましょう。

  • サンプル確認:カタログだけでなく、必ずサンプルを実際に窓に取り付けて確認しましょう。光の当たり方によって見え方が大きく変わることを理解しておきましょう。
  • 専門家への相談:インテリアコーディネーターやリフォーム業者などに相談することで、適切な製品選びや施工方法をアドバイスしてもらうことができます。
  • 製品の特性の理解:製品のカタログや仕様書をよく読み、遮光性や透け感などの特性をしっかり理解しましょう。不明な点は販売店に確認しましょう。
  • 複数製品の組み合わせ:一つの製品に頼るのではなく、カーテンやブラインドなど、複数の製品を組み合わせることで、より効果的な遮光を実現できます。

今回のトラブルを解決し、快適な空間を実現できるよう、ぜひ上記のアドバイスを参考にしてみてください。

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