北海道函館市でのオール電化住宅の電気代高騰問題:セントラルヒーティングとパネルヒーターの効率的な使い方

オール電化,セントラルヒーティング,パネルヒーター利用の電気代 北海道函館市に在住です。 昨年,在来工法で新築しました。 本体は,CORONAのEIS-840-7を使用してます。 パネルヒーターは,居間(14畳)にUP-1618K,0716V,玄関に0511V,和室(6畳)に1611W,トイレ(2畳)に0503W,子供部屋(12畳)に1609W(2ケ),寝室(6畳)に1611Wを設置してます。 本体の温水の温度は常に75度です。 パネルヒーターは居間は「4」,和室は「3.5」,その他は「3」にしてます。 建坪は41坪で,居間の上に吹き抜けがあるので,部屋はなかなか暖まりませんが寒いとい程ではありません。 その他,特別に電気代がかかるような事はしてませんが,12月の電気代は45,000円,1月は50,000円くらいになりそうです。 他の人の話を聞くと,電気代は40,000円位で済んでるそうです。 構造の違いなのか,使い方の違いなのか。 例えば,本体の温水の温度を低くしてパネルを高くした方が電気代が安いのか,また,本体の温水の温度を高くしてパネルを低くした方が電気代が安いのか等,ご助言をいただければ幸いです。 決して,「オール電化,セントラルヒーティング=電気代が安い」という感覚で言ってる訳ではありません。 それ位の知識はあります。 よろしくお願いします。補足これでも少し寒いくらいなんですけどね。 かと言って,電気代も気になるし。

北海道函館市におけるオール電化住宅の電気代:高額な原因を探る

北海道函館市は、冬季の寒さが厳しい地域です。オール電化住宅、特にセントラルヒーティングシステムを採用している場合、暖房にかかる電気代は大きな負担となります。質問者様の場合、12月で45,000円、1月で50,000円という電気代は、確かに高額です。他のご家庭と比較して高いかどうかは、建物の断熱性能、生活習慣、使用機器、そして電力料金プランなど、様々な要因が影響します。

高額な電気代の要因:可能性を探る

まず、考えられる要因をいくつか挙げてみましょう。

1. 建物の断熱性能

在来工法で新築されたとのことですが、建物の断熱性能が十分でない可能性があります。特に、吹き抜けのある居間は熱が逃げやすく、暖房効率が低下します。断熱材の種類や厚さ、窓の性能などが影響します。高気密・高断熱住宅と比較すると、暖房に必要なエネルギーが大きくなります。

2. パネルヒーターの設定温度

パネルヒーターの設定温度が高すぎる可能性があります。居間は「4」、和室は「3.5」、その他は「3」とのことですが、これらが適切な設定かどうかを確認する必要があります。室温と設定温度のバランスを見直し、必要に応じて温度を下げることで電気代の節約につながります。

3. 温水温度の設定

本体の温水温度を常に75度に設定しているとのことですが、これも高すぎる可能性があります。温水温度を下げることで、ボイラーの消費電力を抑えられます。ただし、温水温度を下げすぎると、パネルヒーターの暖房能力が低下し、かえって電気代が高くなる可能性もあるため、最適な温度を見つける必要があります。

4. 吹き抜けの影響

吹き抜けは開放感がありますが、熱が逃げやすいというデメリットがあります。吹き抜け部分にカーテンやブラインドを設置する、または吹き抜け部分に暖房器具を設置することで、熱の逃げを抑制できます。

5. その他の電気機器の使用状況

冷蔵庫、洗濯機、照明などの他の電気機器の使用状況も電気代に影響します。省エネ家電の使用や、こまめな消灯などを心がけましょう。

電気代削減のための具体的な対策

それでは、具体的な電気代削減策を提案します。

1. 温水温度とパネルヒーター設定温度の最適化

まず、温水温度を70℃程度に下げて様子を見てみましょう。同時に、パネルヒーターの設定温度も、室温を測りながら適宜調整します。例えば、室温が快適であれば、設定温度を下げることで節約できます。

2. 断熱性能の向上

もし、断熱性能に不安がある場合は、専門業者に相談して断熱改修を行うことを検討しましょう。窓の断熱フィルムを貼ったり、カーテンやブラインドを厚手のものに変えたりするだけでも効果があります。

3. 吹き抜け対策

吹き抜け部分にカーテンやブラインドを設置することで、熱の逃げを抑制できます。また、吹き抜け部分にサーキュレーターを設置し、暖かい空気を効率的に循環させることも効果的です。

4. スマートメーターの活用

スマートメーターを導入することで、リアルタイムで電力使用量を確認できます。これにより、消費電力の多い時間帯や機器を特定し、節電対策を効果的に行うことができます。

5. 省エネ家電の導入

冷蔵庫や洗濯機などの家電製品を省エネタイプに交換することで、消費電力を削減できます。

6. 電力料金プランの見直し

現在の電力料金プランがご自身の使用状況に合っているか見直してみましょう。時間帯別料金プランなど、よりお得なプランに変更することで電気代を削減できる可能性があります。

専門家の意見

建築士やエネルギーコンサルタントなどに相談することで、建物の断熱性能や暖房システムの効率化について専門的なアドバイスを得ることができます。彼らは、具体的な対策を提案し、電気代の削減に役立つでしょう。

まとめ

オール電化住宅の電気代は、建物の断熱性能、暖房システムの設定、生活習慣など、様々な要因によって大きく変動します。今回ご紹介した対策を参考に、ご自身の状況に合った最適な方法を見つけて、電気代の削減に努めてください。寒さ対策と電気代の節約、両立できるよう工夫しましょう。

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