北海道の木造アパートで大量発生するクモ:原因と対策

家の中に出る蜘蛛について 本当に困っています。 現在、賃貸アパートの一階に住んでいます。住み始めてから約3年になりますが、家の中に黒く大きな蜘蛛が頻繁に現れます。 多い時で1日4 〜5匹、主に居間や台所、ストーブ周辺や部屋の仕切り?(隅っこ)のあたりでよく見かけます。 大きさは大体2〜3cmくらいで、蜘蛛の巣は見かけません。 元々虫が嫌いなので、家の中で見かけると心臓がバクバクして、春先になると、辛うじて目で確認出来る程の小さな蜘蛛も現れ、この部屋で孵化したと思うとノイローゼのようになり、家に帰るのが毎日憂鬱になります。 何度か害虫駆除を依頼し薬をまいていただいたりしたのですが、入居した段階で備え付けられていたストーブの中に卵があったと、業者の方からうかがっています。なので、尚更気持ちが悪くて…。 部屋は比較的それなりには清潔にしているつもりですし、シンクの中も生ゴミなどはすぐに処分しているので、一体何が原因なのか分からず、いつもキョロキョロして蜘蛛がいないか確認しながらの生活です。 ちなみに蜘蛛が現れた際は、凍殺スプレーというもので、退治しています。 何度も引っ越しを考えましたが、職場が近かったり色々な面で便利な事もあり、踏み切れずにいる状況です。我が家はベットではなく布団で寝ているんですが、以前布団の中にも現れた事があり、とにかく地上から離れたいと思い二段ベッドの購入を考えています。 色々と調べてみたのですが、家の中に出る糸を張らない蜘蛛は、アシダカグモというゴキブリなどの害虫を駆除してくれる蜘蛛だという意見が多く見られました。 写真も見たのですが、我が家に出る蜘蛛とすごく似ています。 ですが私が住んでいるのは北海道で今の時期はまだ寒く、夏場でもゴキブリは見た事がありません。関東に多く見られるとも書いてあったので違うのかな?とも思うのですが…。 長々と書いてしまいましたが、やはり現れるたびに殺虫剤などで退治するしか方法はないのでしょうか? 何か効果的な殺虫剤や駆除方法があれば是非教えていただきたいですm(._.)m補足築13年の木造アパートです。蜘蛛が現れる時期は2月後半〜6月くらいまでです。真冬と真夏はピタッと現れなくなります。

北海道の住宅で発生するクモの種類と特徴

北海道で2~3cmほどの大きさで、糸を張らずに家の中に現れるクモは、アシダカグモの可能性が高いです。アシダカグモはゴキブリなどの害虫を捕食する益虫として知られており、関東地方に多く生息するイメージが強いですが、北海道でも確認されています。ただし、ゴキブリの生息が少ない北海道において、アシダカグモの餌となる昆虫が不足している可能性も考えられます。

一方で、アシダカグモ以外にも、家の中に侵入するクモは複数存在します。 種類を特定するには、写真撮影が有効です。 専門のサイトや図鑑、あるいは害虫駆除業者に写真を見てもらうことで、正確な種類を特定できます。種類が分かれば、より適切な対策を講じやすくなります。

アシダカグモの特徴

* 大きさ:体長2~3cm程度。脚を広げると10cmを超えるものもいます。
* 色:茶褐色で、腹部には斑点があります。
* 行動:徘徊性で、巣を張りません。夜行性で、主に夜間に活動します。
* 食性:ゴキブリ、ハエ、カマドウマなどの昆虫を捕食します。

クモ大量発生の原因究明

クモが大量発生する原因は、主に餌となる昆虫の多さです。 アパートが築13年と比較的古い木造であること、1階であることから、隙間や湿気など、昆虫が住みつきやすい環境が整っている可能性があります。

考えられる原因

  • 建物の老朽化:隙間から昆虫が侵入しやすくなっている。
  • 湿気:特に台所や浴室などの湿気の多い場所では、昆虫が繁殖しやすい。
  • ゴミの放置:生ゴミや食べ残しは、昆虫を誘引する。
  • ストーブ:ストーブ内部にクモの卵があった可能性が高い。
  • 周辺環境:アパート周辺の環境(植生など)も影響する可能性がある。

クモ対策:駆除と予防

クモを駆除するだけでなく、発生源を断つ予防策も重要です。

効果的な駆除方法

* 凍殺スプレー:即効性があり、クモを確実に駆除できますが、卵には効果がない可能性があります。
* エアゾール式殺虫剤:広い範囲に噴霧できるため、複数のクモを同時に駆除できます。
* バルサンなどのくん煙剤:家全体に効果があり、卵にも効果がある可能性が高いです。ただし、換気は必須です。
* プロの業者への依頼:原因究明と適切な駆除方法の提案を受けられます。

効果的な予防策

  • 建物の隙間を塞ぐ:コーキング剤などで、窓枠や壁の隙間を塞ぎ、昆虫の侵入を防ぎます。専門業者に依頼するのも良いでしょう。
  • 湿気の対策:換気を良くし、除湿機を使用するなどして、湿気を減らします。特に浴室や台所は重点的に。
  • 清掃:こまめな掃除で、ゴミや食べこぼしなどをなくし、昆虫の餌となるものを減らします。
  • クモの巣をこまめに除去する:クモが巣を張る前に除去することで、繁殖を防ぎます。
  • 防虫スプレー:窓枠やドアの周辺に防虫スプレーを散布することで、昆虫の侵入を防ぎます。
  • 玄関周りの清掃:玄関周辺にゴミや雑草などが放置されていないか確認し、清掃します。

二段ベッドの購入について

布団の中にクモが出たという経験から、二段ベッドの購入を検討されているとのことですが、二段ベッドはクモの侵入を防ぐ効果は限定的です。クモは意外と高い場所にも登ってきます。根本的な解決には、上記の駆除と予防策が重要です。

専門家の意見

害虫駆除業者に相談することで、より効果的な対策を講じることができます。 業者によっては、原因究明から駆除、予防策の提案まで、総合的なサポートをしてくれるところもあります。 特に、築13年の木造アパートの場合、建物の老朽化による隙間などが原因となっている可能性が高いので、専門家の意見を聞くことが重要です。

まとめ

クモの大量発生は、住環境の衛生状態や建物の状態と密接に関係しています。 今回ご紹介した駆除方法と予防策を組み合わせることで、クモの発生を抑制し、安心して暮らせる環境を作ることができます。 それでも改善が見られない場合は、迷わず害虫駆除業者に相談することをお勧めします。 引っ越しも一つの選択肢ですが、まずは上記の対策を試してみてはいかがでしょうか。

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