北海道の木造アパートでウサギと暮らすための夏の暑さ対策

北海道在住、木造アパート2階です。5年前からウサギを飼っています。昨年の猛暑の影響で室温が25度を超える事も多々あり、色々調べて常に部屋の温度と湿度には気をつけています。 昨年は、凍らせたペットボトルなどで暑さを何とか乗り越えたのですが、今年は暑さよりも湿度の方が深刻な状態です。 雨が続いた日には最高90%に達する事もあり、経済的に厳しいのですが除湿機を初めて購入しました。 おかげで、湿度が高い時にはそれで対応できるのですが、窓を開けられない為室温が上がってしまいます。 今は、外の温度が涼しい時には換気して室温を下げるのを優先しつつ、湿度が上がってきたら除湿機を使う…という方法をとっているのですが、扇風機と除湿機を使った効率の良い(温度・湿度を下げる)方法は他に無いでしょうか。 北海道なので、エアコンはありません。 アパートなのと金銭的余裕が無いため、エアコンの設置は難しいです。 ペットを飼っている方にとっては、酷な事をしていると思われるかもしれません。 自分なりに色々と調べました。 ・凍らせたペットボトルは意味がない→セラミック製のケースのようなものの中に保冷剤を入れられる小動物用品を購入しました。 ケージの端に設置し、適宜使い分けられる様にしてあります。 また、大きめの保冷剤も購入し、ケージの横に設置しております。扇風機は常に回している状態、勿論大雨ではない限り窓は開けています。 ・窓は2箇所あるので2箇所とも開けています、扇風機で空気の流れを作っていますが室温が下がりにくいのが現状です。 ・温湿度計を設置し、常に確認しています。うさぎにとって快適と言われている24度を超える様なら即保冷剤をセットしています。 湿度も80%を超えたら除湿機をつけています。 問題は、今日のような「雨で気温が高い日」です。 窓を開け換気は出来ますが室温が下がりにくい部屋なので、常時窓を開け扇風機を回していても室室温はなかなか下がりません。 逆に湿度が上がってきてしまうので、ある程度換気が出来たら窓を閉め除湿機に切り替えています。 その間も扇風機を回して(気休めにしかならないかもしれませんが)、温度によっては保冷剤をセットし、少しでも過ごしやすい様にしています。 私は病気療養中のため、家に居る事が殆どです。一日に何度もうさぎの様子を確認しています。 うさぎは神経質、といわれていますが飼い主の方が余計に神経質かもしれません… 除湿機と扇風機の併用について、また下がりにくい部屋の室温の対策についてご教授願います。補足感謝と補足です。ケージは常時15cm位壁から離し、台(キャリー付)で浮かせています。今使っているケージはマルカンのラビットケージです。スノコの下に保冷剤を置くのが困難な為スライド式に変えようかとも検討したのですがお迎え当初から使っているケージなのでかえってストレスになるかと思い今年は見送りました。やはりケージは交換した方が良いのでしょうか。

ウサギの快適な環境づくり:湿度と温度対策

北海道の夏の高温多湿は、ウサギにとっても飼い主さんにとっても大きな負担となりますね。エアコンがない状況で、除湿機と扇風機を効果的に活用し、快適な環境を作るための具体的な方法をいくつかご提案します。

換気と除湿のタイミング

現在の「涼しい時は換気、湿度が高い時は除湿機」という方法は基本的には正しいアプローチです。しかし、雨で気温が高い日は、換気による室温上昇と湿度上昇の両方が問題になります。そこで、以下の点を工夫してみましょう。

  • 時間帯を意識した換気:早朝や夕方は気温が比較的低く、湿度も低い時間帯です。この時間帯に窓を大きく開け、扇風機で効率的に空気を入れ替えましょう。風通しの良い時間帯を選んで短時間でも効果的に換気することで、室温上昇を抑えられます。
  • 風の流れを作る:窓を2箇所開けているとのことですが、扇風機の向きを工夫することで、より効果的な空気の流れを作ることができます。窓と窓の間に扇風機を置き、風が部屋全体を巡るように設置してみましょう。対角線上に窓がある場合は、その間に扇風機を置くのが効果的です。また、サーキュレーターを使うとより効率的な空気循環が期待できます。
  • 除湿機の適切な使用:除湿機は、湿度が上昇し始めた時点で稼働させるのが効果的です。湿度計を常に確認し、70%を超える前に除湿機を運転することで、湿度の上昇を抑えられます。また、除湿機の種類によっては、送風機能がついているものもあります。送風機能と併用することで、より効率的に室温と湿度を下げることができます。
  • 窓の工夫:窓に遮光カーテンや断熱シートを貼ることで、日射による室温上昇を抑えることができます。特に、日差しが直接当たる窓には効果的です。また、窓を開ける際に、網戸を使用することで、虫の侵入を防ぎながら換気を行うことができます。

室温上昇を防ぐための工夫

木造アパートは、断熱性が低い傾向があります。そのため、室温の上昇を防ぐためには、以下の対策も有効です。

  • 日差し対策:日中、直射日光が当たる窓には、カーテンやブラインドなどで日差しを遮りましょう。遮光カーテンや断熱効果のあるカーテンを使用すると、より効果的です。外からの熱を遮断することで室温の上昇を抑えられます。
  • 熱源の管理:電子レンジやオーブンなどの熱を発する家電製品の使用は、室温上昇に繋がります。使用後は、十分に換気を行いましょう。また、照明も熱源となるため、LED照明への切り替えも検討してみましょう。
  • 床の温度対策:床からの熱気も室温上昇に影響します。ラグやカーペットなどを敷くことで、床からの熱気を遮断し、室温の上昇を抑える効果が期待できます。特に、天然素材のラグやカーペットは、通気性も良く、快適に過ごすことができます。

ウサギのための環境

ウサギの快適な環境を維持するためには、ケージの設置場所やケージの種類も重要です。

  • ケージの場所:直射日光が当たらない、風通しの良い場所にケージを設置しましょう。また、床に直接置かないように、台の上に置くことで、床からの熱気を遮断することができます。現在、15cmほど壁から離して台の上に設置されているとのことですので、適切な設置方法です。
  • ケージの種類:マルカンのラビットケージを使用されているとのことですが、スノコの下に保冷剤を置くのが困難な場合は、スライド式のケージへの交換も検討しても良いかもしれません。しかし、お迎え当初から使っているケージを急に交換すると、ウサギにストレスを与える可能性があります。新しいケージに徐々に慣れさせる工夫が必要になります。例えば、新しいケージを古いケージの近くに設置し、徐々に新しいケージに移動させるなど、ウサギのペースに合わせて交換を進めましょう。
  • 保冷剤の工夫:保冷剤は、ケージの近くに複数個設置し、定期的に交換することで、効果的に温度を下げることができます。また、保冷剤をタオルなどで包むと、冷たすぎず、ウサギにも優しいです。

専門家からのアドバイス

獣医師や動物行動学の専門家によると、ウサギは暑さに弱く、高温多湿の環境は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。適切な温度と湿度を保つことは、ウサギの健康維持に不可欠です。

今回の状況では、経済的な理由からエアコンの設置が難しいとのことですが、もし可能であれば、省エネ型のエアコンの導入を検討してみるのも良いでしょう。また、自治体によっては、高齢者や障害者の方向けのエアコン設置支援制度がある場合もありますので、確認してみることをお勧めします。

まとめ

北海道の夏の暑さ対策は、換気と除湿のバランス、そして日差し対策が重要です。今回ご紹介した方法を参考に、ウサギと飼い主さんにとって快適な環境を築いてください。ウサギの様子を常に観察し、少しでも異常を感じたら獣医さんに相談しましょう。

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