建坪約42坪です。(居間に6畳ほどの吹き抜けあり)
セントラル暖房+蓄熱暖房です。
今月の電気代が5万3千円でした。 余りに高くてビックリしました(先月は3万7千円でした)
家を購入前は建築屋さんに冬は3万5千円前後かなと言われていました。 かなりショックです。
住んでいる地域は北海道の道東(根釧地区)です。
設備としては、1階にはパネルが和室1つ、玄関1つ、トイレ1つ、LDKに蓄熱暖房があります(この蓄熱暖房は今思うと不思議なのですがキッチンの近くにあります) リビングの窓(出窓)の下にはなにもありません。 2階は踊り場に1つ、各部屋に1つ(合計3個です)。
電気ボイラーは最大に設定してますが、設定温度が和室と踊り場と2階の部屋(×2)は19度どです。 2階に1つの部屋は使用してないので17度位にしてます。 トイレも同様に17度くらいです。 玄関は18度くらいです。 蓄熱暖房の温度は朝は25度で昼は23どにして夜にまた、25度くらいにします。 自分自身では蓄暖をいっぱい使ったほうが暖気料金が安く家を暖められると思っています(違ったら色々意見お願いします)
正直、この設定では夜と朝は結構寒いです(特による)
この設定で、ホットタイム22(電気ボイラー)が2893KWh(契約7kw)で33100円
ドリーム8は昼間301kwh、深夜1735kwhで20891円です。
自分ではかなり節約してるつもりです、週末は実家で過ごして夜は12時に寝て7時30分に起床します(家族みんな)。 こどもが(8ヶ月)寝ると電気を少し暗くする。 風呂は週に1,2回実家で入浴してます。
電気代はこんなもんなのでしょうか? セントラルの設定はいいのでしょうか?セントラルと蓄暖の設定温度は同じにした方がいいのでしょうか?(すべて22度にする)
家は2×4 で築3年です
また、リビングの窓の下にパネルが無いのも不思議です。 窓から放射冷却?がすごくて寒いです。 これから子供が大きくなるにつれてまだまだ電気代ががると思うと生活できません。
初めての冬なので分からないことばかりです。
長文ですが、宜しくお願いします
Contents
北海道のオール電化住宅における高電気代の原因究明
北海道道東地域、築3年、42坪のオール電化住宅にお住まいの方からのご相談です。セントラルヒーティングと蓄熱暖房を併用されているとのことですが、今月の電気代が5万3千円と、予想を大きく上回っているとのこと。先月は3万7千円だったことから、急激な増加に不安を感じられているようです。
この高額な電気代の原因を特定するために、いくつかの可能性を検証してみましょう。
1.断熱性能と気密性の問題
まず考えられるのは、家の断熱性能と気密性です。北海道の厳しい寒さでは、高い断熱性能と気密性が不可欠です。2×4工法とはいえ、施工の精度や建材の選定によっては、想定以上の熱損失が発生する可能性があります。特に、リビングの出窓下に暖房パネルがないことは、大きな熱損失の原因になっていると考えられます。窓からの放射冷却で室温が下がり、セントラルヒーティングと蓄熱暖房がその分稼働し続けることになります。
2.暖房機器の設定温度と運用方法
現在の設定温度は、セントラルヒーティングが17~19度、蓄熱暖房が23~25度とばらつきがあります。セントラルヒーティングと蓄熱暖房の設定温度を同じにする必要はありませんが、室温の差が大きすぎると、効率が悪くなります。例えば、セントラルヒーティングで暖められた空気が、蓄熱暖房の低い設定温度の部屋に流れ込み、熱が逃げる可能性があります。
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また、蓄熱暖房を「いっぱい使ったほうが暖気料金が安く家を暖められる」という考え方は、必ずしも正しくありません。蓄熱暖房は、夜間に電力を蓄えて昼間に放熱する仕組みです。昼間に室温を高く設定しすぎると、蓄熱された熱が無駄になる可能性があります。
3.機器の故障や不具合
セントラルヒーティングや蓄熱暖房機器に故障や不具合がないか確認する必要があります。例えば、ボイラーの効率が悪くなっていたり、蓄熱暖房の蓄熱性能が低下していたりすると、電気消費量が増加します。
4.生活習慣と電力消費量
ご家族は週末は実家で過ごし、夜は12時に就寝、7時30分に起床とのこと。お子様がいらっしゃるため、就寝時は電気を暗くするなど、節約努力をされているようです。しかし、それでも高額な電気代になっていることから、生活習慣以外の要因が大きく影響していると考えられます。
電気代削減のための具体的な対策
高額な電気代を削減するためには、以下の対策を検討してみましょう。
1.断熱性の強化
* 窓への対策:リビングの出窓の下に暖房パネルを設置することを強くお勧めします。窓からの熱損失を最小限に抑えるために、断熱カーテンや内窓の設置も効果的です。
* 壁・天井の断熱:家の断熱性能を向上させるためには、専門業者に相談して、壁や天井の断熱材の追加や交換を検討しましょう。
* 隙間風対策:窓枠やドアの隙間から冷気が入り込むのを防ぐために、コーキングやパッキンの交換を行いましょう。
2.暖房機器の設定の見直し
* 設定温度の統一:セントラルヒーティングと蓄熱暖房の設定温度を、できるだけ近づけてみましょう。例えば、20度に統一することで、室温のムラを減らし、効率的な暖房を実現できます。
* タイマー機能の活用:暖房機器のタイマー機能を有効活用し、不在時や就寝時は暖房を弱めたり、停止したりすることで、消費電力を削減できます。
* 蓄熱暖房の適切な運用:蓄熱暖房は、夜間に十分に蓄熱し、昼間は必要な時間だけ放熱するように設定しましょう。朝晩の温度差が大きい場合は、設定温度を見直すか、補助暖房を併用することを検討しましょう。
3.生活習慣の見直し
* 室温設定の最適化:室温を1度下げるだけでも、電気代を削減できます。20度を目安に、寒さを感じない程度に設定温度を調整してみましょう。
* こまめな換気:こまめな換気は、結露防止にもつながり、省エネ効果があります。換気扇を使用する際は、短時間で行いましょう。
* 家電の使用を見直す:不要な家電の電源を切る、省エネ家電への買い替えなどを検討しましょう。
4.専門家への相談
現状の状況を踏まえ、より詳細な分析と適切な対策を検討するには、専門家への相談が不可欠です。
* 建築業者:建築業者に相談し、断熱性能や暖房システムの効率性について見直しを依頼しましょう。
* エネルギー診断士:エネルギー診断士に依頼し、住宅全体のエネルギー消費状況を診断してもらい、具体的な省エネ対策を提案してもらいましょう。
* 電気工事会社:電気工事会社に相談し、暖房機器の点検やメンテナンスを行いましょう。
まとめ
5万3千円という高額な電気代は、断熱性能、暖房機器の設定、生活習慣など、複数の要因が複雑に絡み合っている可能性があります。まずは、上記の対策を一つずつ実践し、効果を検証してみましょう。それでも電気代が高すぎる場合は、専門家への相談を検討してください。