北欧インテリアとアンティーク家具の融合:濃い色の家具を生かしたコーディネート術

北欧インテリアにしたい!が・・・ 最近北欧インテリアが気になります。 でも、今の私の部屋はアンティーク系が多く家具も色の濃いものが多いです。。。 床とドアは薄い色とまたこれもちぐはぐで、できれば家具を買いなおしたいのですが一から揃え直すとなるとかなりの額になってしまいます。 そこで、濃い色の家具と合わせた北欧インテリアの例が載っているサイトなどがあれば教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。

北欧インテリアがお好きで、今のアンティーク調の濃い色の家具とどのように調和させるかお悩みとのことですね。一から家具を買い替えるのは大きな費用がかかりますので、既存の家具を生かしながら北欧スタイルを取り入れる方法を一緒に考えていきましょう。

既存の家具を生かした北欧インテリアのポイント

実は、濃い色の家具は北欧インテリアにおいても効果的に活用できます。北欧スタイルは、自然素材や温かみのある雰囲気を重視しますが、必ずしも明るい色だけとは限りません。濃い色の家具をうまく配置することで、空間の奥行きや重厚感を演出することも可能です。ポイントは、色のバランス素材感、そして照明です。

1. 色のバランス:コントラストと調和

濃い色の家具と北欧インテリアの明るい雰囲気を両立させるには、色のバランスが重要です。濃い色の家具は、床や壁、カーテンなどのベースとなる色とのコントラストを意識しましょう。例えば、床や壁が明るい色の場合は、濃い色の家具が引き立ち、落ち着いた雰囲気を演出できます。逆に、床や壁が濃い色の場合は、家具の色とのバランスを考えて、明るい色のクッションやラグ、カーテンなどを加えることで、空間全体に明るさを与えられます。

  • ベースカラー:床や壁は、白、アイボリー、ライトグレーなどの明るい色を選ぶと、濃い色の家具が際立ちます。
  • アクセントカラー:クッションやラグ、カーテンなどに、北欧らしいパステルカラーや自然を連想させるグリーン、ブルーなどを加えることで、空間全体に明るさと温かみをプラスできます。
  • 濃い色の家具:ダークブラウンのテーブルやチェアなどは、北欧スタイルのシンプルなデザインを選ぶことで、全体のバランスがとれます。

2. 素材感:自然素材との組み合わせ

北欧インテリアでは、木材、ファブリック、レザーなどの自然素材が好まれます。濃い色の家具であっても、木材を使用したものや、レザーのソファなど、自然素材の質感を活かすことで、北欧スタイルに馴染ませることができます。例えば、ダークブラウンの木製テーブルに、麻やリネン素材のランチョンマットやコースターを合わせると、温かみのある空間が演出できます。

  • 木材:オーク材やウォールナット材などの重厚感のある木材は、北欧スタイルのシンプルモダンなデザインと組み合わせることで、洗練された雰囲気になります。
  • ファブリック:リネンやウールなどの天然素材のファブリックは、クッションやカーテン、ラグなどに使用することで、温かみのある空間を演出します。
  • レザー:レザーソファは、高級感があり、北欧スタイルのミニマルな空間にもよく合います。

3. 照明:明るさと陰影のコントラスト

照明は、空間の雰囲気を大きく左右する要素です。濃い色の家具を使用する場合は、十分な明るさを確保することが重要です。ペンダントライトやフロアスタンド、テーブルランプなどを効果的に配置することで、空間全体を明るく照らし、暗い部分と明るい部分のコントラストを生み出すことができます。また、間接照明を使用することで、リラックスできる温かい雰囲気を演出できます。

  • ペンダントライト:シンプルなデザインのペンダントライトは、北欧スタイルの空間によく合います。
  • フロアスタンド:落ち着いた雰囲気を演出したい場合は、フロアスタンドを使用すると良いでしょう。
  • テーブルランプ:読書灯としてだけでなく、空間のアクセントにもなります。

具体的なコーディネート例

例えば、濃い色の木製テーブルとチェアがある場合、白やアイボリーの壁と床に、グレーのラグを敷き、明るい色のクッションやブランケットを置くことで、北欧スタイルの温かみのある空間を演出できます。また、白やグレーのカーテンを使用することで、全体を明るく、清潔感のある印象に仕上げることができます。

さらに、観葉植物を置くことで、自然の要素を取り入れることができます。グリーンは北欧インテリアの定番で、空間のアクセントにもなります。シンプルな白い花瓶にグリーンを飾るだけでも、空間の印象が大きく変わります。

専門家のアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、既存の家具を活かしながら北欧スタイルを取り入れるには、「ポイント使い」が効果的です。例えば、濃い色の家具を1~2点に絞り、それ以外の家具や小物類は北欧スタイルの明るい色やシンプルなデザインのものを使用することで、全体のバランスを整えることができます。また、「色を混ぜすぎない」ことも重要です。3色程度の色に絞り、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーを意識してコーディネートすることで、まとまりのある空間になります。

まとめ

濃い色の家具があっても、北欧インテリアは実現可能です。色のバランス、素材感、照明に気を配り、既存の家具と新しいアイテムをうまく組み合わせることで、あなただけの北欧スタイルの空間を創り出せます。焦らず、少しずつ理想の空間を完成させていきましょう。

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