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北東向きマンションの採光と通風、洗濯物乾燥について
ご主人のおっしゃる通り、高層階、特に9階であれば、北東向きでも想像以上に日当たりや風通しが確保できる可能性は高いです。しかし、洗濯物や布団の乾燥については、向きだけでなく、ベランダの形状や広さ、季節、天候など様々な要素が影響します。南向きに比べて乾燥速度が遅くなる可能性は否定できません。 まずは、内見でしっかりと確認する必要があります。
北東向きのメリットとデメリット
北東向きのマンションは、南向きに比べて日当たりが劣ると一般的に言われますが、メリットもあります。
- 夏の暑さ対策:直射日光が少ないため、夏場の室温上昇を抑えられます。冷房の効率も高まり、省エネにも繋がります。
- 冬の寒さ対策:南向きに比べて日射量は少ないですが、高層階であれば、周囲の建物からの遮蔽が少ないため、意外に日差しが入る可能性があります。また、適切な断熱性能を備えたマンションであれば、冬場の寒さもそれほど気にならないでしょう。
- プライバシー:南向きに比べて、視線が入りづらく、プライバシーが確保しやすい傾向があります。
デメリットとしては、
- 日照時間:南向きに比べて日照時間が短くなります。特に冬場は日差しが少なくなるため、部屋が暗く感じることがあります。
- 洗濯物の乾燥:日照時間が短いことや、風通しが悪い場合、洗濯物の乾燥に時間がかかったり、乾きにくい可能性があります。
L字型ベランダのメリットとデメリット
L字型ベランダは、広さによっては洗濯物や布団を十分に干せるスペースが確保できる可能性があります。
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- 広い乾燥スペース:2方向にベランダが広がっているため、洗濯物を干せる面積が大きくなります。日当たりや風通しの良い場所に干すことで、乾燥時間を短縮できます。
- プライバシー:隣家との距離が離れていれば、プライバシーが守られやすいです。
デメリットとしては、
- 風の影響:複雑な形状のため、風の通り道が予測しにくく、洗濯物が飛ばされる可能性があります。洗濯物を干す際に工夫が必要となるでしょう。
- 掃除のしにくさ:複雑な形状のため、掃除がしにくい場合があります。
9階マンションのメリット
9階という高さは、採光や通風、眺望などの点で大きなメリットがあります。
- 眺望:周囲の建物からの遮蔽が少なく、開放的な眺望が期待できます。
- 日当たり:高層階であるため、低層階に比べて日当たりが良くなります。北東向きでも、意外に日差しが入る可能性があります。
- プライバシー:地上からの視線が入りづらく、プライバシーが確保しやすいです。
- 風通し:高層階は風通しが良いため、洗濯物の乾燥にも有利に働きます。
内見で確認すべきポイント
内見では、以下の点を重点的に確認しましょう。
ベランダの状況
- ベランダの広さ:洗濯物や布団を干すのに十分な広さがあるか確認しましょう。間取り図だけでは判断できないため、実際にベランダに出て広さを確認することが重要です。
- 日当たり:午前と午後の両方で、ベランダの日当たりを確認しましょう。特に、洗濯物を干す予定の場所の日当たりを重点的に確認しましょう。
- 風通し:ベランダの風通しを確認しましょう。風が良く通る場所であれば、洗濯物の乾燥が早くなります。また、風の影響で洗濯物が飛ばされないかどうかも確認しましょう。
- 日陰になるもの:周囲の建物や植栽などが、ベランダに影を落とすかどうかを確認しましょう。特に、冬場は日陰になりやすいので注意が必要です。
- 雨よけ:ベランダに雨よけがあるか確認しましょう。雨の日に洗濯物を干す場合、雨よけがあると便利です。
部屋全体の状況
- 明るさ:部屋全体の明るさを確認しましょう。北東向きでも、窓が多く、部屋の構造によっては十分な明るさを確保できる場合があります。
- 通風:部屋全体の通風を確認しましょう。窓を開けた際に、風が良く通るかどうかを確認しましょう。
- 断熱性:マンションの断熱性を確認しましょう。断熱性が高いマンションであれば、冬場の寒さを軽減できます。
近隣環境
- 騒音:近隣の騒音を確認しましょう。特に、道路や線路に近い場合は、騒音が気になる可能性があります。
- 眺望:眺望を確認しましょう。眺望が良いと、生活の質を高めることができます。
専門家の意見
不動産会社や建築士に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。特に、ベランダの形状や向き、高層階での洗濯物乾燥について、専門家の意見を聞くことは非常に有効です。
まとめ
北東向き9階角部屋マンションは、高層階であること、L字型ベランダであることから、洗濯物や布団の乾燥に問題がないとは言い切れませんが、必ずしも不可能ではありません。内見時に上記で挙げた点を丁寧に確認し、ご自身の目で確かめることが重要です。 ご主人としっかり話し合い、不安な点を解消してから判断しましょう。 必要であれば、不動産会社や建築士に相談することをお勧めします。