北東向き玄関の家の採光対策とインテリア選び|日当たりを最大限に活かす工夫

北東向き玄関の家、日当たりはほぼ0%に近い家について 現在大阪市内に在住(マンション) ハウスメーカーで建てたい為土地のみを探しており やっと見つかった土地が、玄関が北東向きの家になります。 図でも説明致しますが、家の中心からみて右=南東は背の高い工場等がある 左=北西は2か3階建ての家が建つ予定 裏=南西は背の高いマンション 玄関前は交通量が少ない大道路となります。 市内に住むには、こんな場所しかなく、こちらの土地なら、2階建てプランも可能と言う貴重な土地となります。 他は、20坪未満のTHE三階建てとなります。(三階はあまり住みたくない) 0歳の子供と夫の3人位しになりますが、陽の当らない家なんかに住んだら 色々と災いが起こるものなのでしょうか? 一応、プランといて、1階に採光を取り入れる為に、吹き抜けをつくりトップライト等を考えております。 後、3階に1部屋とルーフバルコニーみたいなものをと考えておりますが・・ 全国捜せばこういった家はなんぼでもあるかとは思うのですが 悩んでしまします。 何かアドバイスがあれば教えて下さい。

北東向き住宅の課題と解決策

大阪市内での住宅探し、特に土地探しは困難を極めます。貴重な2階建て可能な土地が見つかったことは大きな収穫です。しかし、北東向きで日照時間が少ないという懸念は当然でしょう。日照不足は、心理的な影響だけでなく、カビや結露といった住まいへの悪影響も懸念されます。しかし、適切な設計とインテリア選びで、快適な住空間を実現することは可能です。

日照不足の解消策:設計段階での工夫

  • 吹き抜けとトップライトの活用:ご計画されている吹き抜けとトップライトは、非常に有効な採光手段です。トップライトは、天窓とも呼ばれ、高い位置から光を取り込むことで、部屋の奥まで光が届きやすくなります。吹き抜けと組み合わせることで、より効果的です。ただし、熱気や冷気の逃げ道にもなるため、断熱性能の高い窓材を選ぶことが重要です。
  • 窓の配置とサイズ:南東、南西、北西の窓の配置とサイズを最大限に活用しましょう。南西側のマンションの影響を考慮し、高窓や横長の窓で、できるだけ多くの光を取り込む工夫が必要です。窓枠の色は、光を反射する明るい色を選ぶと効果的です。例えば、ホワイトやアイボリーはおすすめです。
  • 建材の選定:壁や床の色選びも重要です。明るい色、特に白やアイボリー、ベージュなどは、光を反射し、部屋を明るく見せる効果があります。逆に、黒やダークブラウンなどの濃い色は、光を吸収するため、避けた方が良いでしょう。また、光沢のある素材も光を反射させるため効果的です。
  • 鏡の活用:鏡は光を反射させる効果があります。玄関や廊下などに鏡を設置することで、光を部屋の奥まで届かせ、空間を広く明るく見せることができます。ただし、鏡の配置によっては、かえって圧迫感を感じることがあるので、適切な位置に設置することが重要です。

インテリアによる空間演出

日照不足を補うインテリア選びも重要です。

  • 明るい色の壁と床:白、アイボリー、ベージュなどの明るい色は、光を反射し、空間を明るく見せます。グレーも、明るめのトーンを選ぶことで、落ち着いた雰囲気を保ちつつ、光を反射する効果があります。壁紙や床材を選ぶ際には、サンプルを取り寄せ、実際に部屋に当ててみて、明るさを確認することをおすすめします。
  • カーテンやブラインド:厚手のカーテンは光を遮断してしまうため、レースカーテンやシアーカーテンなど、光を通しやすい素材を選びましょう。ブラインドも、光を調整しやすいのでおすすめです。色は、白やアイボリー、ベージュなどの明るい色を選ぶと、より効果的です。
  • 照明計画:自然光だけでは不足する部分を補うため、照明計画は重要です。複数の光源を配置し、空間全体を明るく照らすようにしましょう。間接照明を効果的に使うことで、柔らかな雰囲気を作り出すこともできます。ダウンライト、スポットライト、ペンダントライトなど、様々な照明器具を組み合わせることで、より効果的な照明計画が可能です。また、調光機能付きの照明器具を選ぶことで、明るさを調整できます。
  • 家具の配置:家具の配置も、採光に影響します。大きな家具は、窓の前に置かないようにしましょう。また、鏡を効果的に配置することで、光を反射させ、部屋を明るく見せることができます。
  • 観葉植物:観葉植物は、空間に緑を取り入れるだけでなく、心理的な効果も期待できます。日陰でも育つ種類を選ぶことが重要です。

専門家の視点:建築士やインテリアコーディネーターへの相談

北東向き住宅の設計には、専門家の知識と経験が不可欠です。建築士やインテリアコーディネーターに相談し、最適な設計プランやインテリアコーディネートを依頼することをおすすめします。彼らは、採光を最大限に活かすための具体的な提案をしてくれます。

心理的な影響への対処

日照不足は、心理的な影響を与える可能性があります。そのため、快適な空間づくりが重要です。明るい色のインテリアや、観葉植物などを活用し、リラックスできる空間を演出しましょう。定期的な換気も、カビの発生を防ぎ、心理的なストレスを軽減する効果があります。

まとめ:光と影を活かした住まいづくり

北東向き住宅は、日照時間が少ないという課題がありますが、適切な設計とインテリア選びによって、快適な住空間を実現できます。設計段階での工夫、そして光を反射する素材や明るい色のインテリア、そして適切な照明計画によって、日照不足を解消し、明るく開放的な空間を創造しましょう。専門家のアドバイスも積極的に活用し、家族みんなが幸せに暮らせる住まいを実現してください。

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