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北向き部屋のメリットとデメリット
北向きの部屋は、日当たりが悪いというイメージが強いですが、実はメリットもあります。デメリットと合わせて見ていきましょう。
デメリット:日照不足
* 日照時間が短い: 最も大きなデメリットは、日照時間が短いことです。特に冬場は日差しが少なく、部屋が暗く感じることがあります。そのため、照明器具への依存度が高くなり、電気代が高くなる可能性があります。
* 結露しやすい: 日差しが少ないため、部屋の温度が外気と差が生じやすく、結露が発生しやすくなります。カビやダニの発生にもつながるため、注意が必要です。
* 洗濯物が乾きにくい: バルコニーが北向きだと、洗濯物が乾きにくいという問題もあります。乾燥機を使う必要が出てくるかもしれません。
メリット:夏場の暑さ対策
* 直射日光が少ない: 夏場は、西日や南日に比べて直射日光が少ないため、部屋が暑くなりすぎることが少ないです。エアコンの効きも比較的良いでしょう。
* プライバシーの確保: 南向きの部屋と比べて、外から部屋の中が見えにくいというメリットがあります。特にバルコニーが別棟を向いている場合は、プライバシーが守られやすいです。
* 落ち着いた雰囲気: 北向きの部屋は、南向きの部屋に比べて落ち着いた雰囲気になります。リラックスできる空間を求める方にはおすすめです。
北向き部屋に住む上での工夫
北向き部屋のデメリットを軽減するために、いくつか工夫ができます。
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照明計画
* 明るめの色を基調としたインテリア: 壁や家具に白やアイボリーなどの明るい色を使うことで、部屋を明るく見せることができます。
* 間接照明の活用: 間接照明を効果的に使うことで、柔らかな光で部屋を照らし、リラックスできる雰囲気を作ることができます。
* 複数の光源を確保: 天井照明だけでなく、スタンドライトやテーブルライトなどを配置し、複数の光源を確保することで、部屋全体を明るく照らすことができます。
インテリア選び
* 鏡の活用: 鏡を壁に設置することで、光を反射させ、部屋を明るく見せることができます。
* 光沢のある素材: 光沢のある素材の家具や小物を使うことで、光を反射させ、部屋を明るくすることができます。
* 明るい色のカーテン: 白いカーテンや明るい色のカーテンを選ぶことで、自然光を最大限に取り込むことができます。
換気
* 定期的な換気: こまめな換気を行うことで、結露の発生を防ぎ、カビやダニの繁殖を防ぐことができます。
* 窓を開ける時間帯: 風通しの良い時間帯に窓を開けて、空気の入れ替えを行うことが重要です。
マンションの中央階・角部屋以外について
質問者様は、マンションの中ほどの階で角部屋ではない部屋について、周りの部屋の恩恵で暑さ寒さが和らぐという情報を耳にされています。これは、ある程度正しいです。
隣接する部屋の影響
マンションの中央階で角部屋ではない場合、隣接する部屋が断熱材の役割を果たし、温度変化を緩和する効果があります。特に、外壁に接していない部屋は、温度変化が小さくなります。
しかし、この効果は絶対的なものではなく、建物の構造や隣接する部屋の状況によって大きく異なります。完全な防寒・防暑効果を期待することはできません。
大学生にとっての部屋選び
大学生にとっての部屋選びにおいて、窓の向きは必ずしも最優先事項ではありません。
優先順位の高い要素
* 立地: 大学へのアクセス、生活利便性などを考慮する必要があります。
* 賃料: 学生の経済状況を考慮し、無理のない範囲で家賃を設定する必要があります。
* 安全性: 防犯対策がしっかりとしている物件を選ぶことが重要です。
* 設備: インターネット環境、洗濯機、エアコンなどの設備が整っているか確認しましょう。
窓の向きは、これらの要素と比較して優先順位が低いと考えることができます。4年間の居住期間を考えると、他の条件を優先して、北向きの部屋を選ぶのも一つの選択肢です。
まとめ
北向き部屋は、日照時間が短いというデメリットがありますが、工夫次第で快適に過ごすことができます。質問者様の娘さんの場合、立地や賃料、安全性などを考慮し、総合的に判断することが重要です。既に同じ状況の学生さんが3年間住んでいるという情報も、安心材料の一つと言えるでしょう。電気代については、省エネ家電の使用や生活習慣の見直しで節約できます。