北向きマンションの角部屋、借りて大丈夫?寒さ対策とメリット・デメリット徹底解説

バルコニーが北向きで、南東にもう1つ窓のある角部屋のマンションを借りようか悩んでいます。北向きってとっても寒そうなイメージですが、南東に窓があるなら大丈夫でしょうか?それともマンションの向きが北の時点で南東に窓があっても効かない?くらい寒いのでしょうか?あと、角部屋で北向きは部屋の温度が下がりやすいと聞いたことがあります。良い点や悪い点など、わかる方回答よろしくお願いします!

北向きマンションの寒さ問題:南東の窓の効果は?

北向きのマンションは、日当たりが悪く寒いというイメージが強いですが、必ずしもそうとは限りません。南東に窓がある場合、その効果は期待できます。しかし、効果の程度は、窓の大きさ、断熱性能、建物の構造など、様々な要素に左右されます。単純に「南東の窓があれば大丈夫」とは言えません。

南東の窓がもたらす効果

南東の窓は、午前中の太陽光を効果的に取り込むことができます。特に冬場は、太陽高度が低いため、南東からの光は部屋の奥まで届きやすく、暖房効率の向上に繋がります。また、日射による心理的な暖かさも得られます。

北向きのデメリットと寒さ対策

北向きのマンションのデメリットは、主に以下の通りです。

  • 日照時間が短い:太陽光が直接当たる時間が少なく、部屋が暗くなりがちです。
  • 室温が低い:日射熱が得られないため、室温が低くなりやすく、暖房費が高くなる可能性があります。
  • 結露しやすい:外気温との温度差が大きいため、窓に結露が発生しやすいです。

これらのデメリットを軽減するために、以下の対策が有効です。

  • 断熱性の高い窓:Low-Eガラスや複層ガラスを採用した窓は、断熱効果が高く、結露の発生も抑えられます。物件選びの際に確認しましょう。
  • 断熱カーテン:厚手のカーテンや遮光カーテンは、室温の低下を防ぎ、冷気を遮断する効果があります。特に夜間は必ず閉めるようにしましょう。
  • 床暖房・蓄熱暖房機:床暖房や蓄熱暖房機は、部屋全体を均一に暖めることができ、快適な空間を保てます。初期費用はかかりますが、長期的には光熱費削減に繋がる可能性があります。
  • 省エネ家電:エアコンなどの省エネ家電を使用することで、光熱費を抑えることができます。
  • 家具の配置:家具の配置を工夫することで、日当たりを最大限に活かすことができます。例えば、ソファを窓際に置くことで、日射熱を効果的に利用できます。
  • 室内植物:観葉植物は、室内の湿度を調整する効果があります。乾燥しがちな冬場には特に効果的です。

角部屋のメリットとデメリット

角部屋は、一般的に以下のメリット・デメリットがあります。

角部屋のメリット

  • 通風が良い:窓が複数あるため、風通しが良く、換気がしやすいです。
  • プライバシーが高い:隣接する部屋が少ないため、プライバシーが保ちやすいです。
  • 日当たりが良い(場合もある):窓の数が多い分、日当たりが良い可能性があります。ただし、今回のケースのように、北向きだと日当たりは期待できません。
  • 眺望が良い(場合もある):窓から見える景色が良い可能性があります。

角部屋のデメリット

  • 外壁面積が広い:外壁面積が広い分、断熱性能が低い可能性があります。特に今回のケースのように北向きだと、寒さ対策が重要になります。
  • 価格が高い:一般的に、角部屋は他の部屋よりも価格が高い傾向があります。
  • 騒音に影響を受けやすい(場合もある):窓が多い分、外部からの騒音に影響を受けやすい可能性があります。

専門家(不動産会社)の視点

不動産会社に相談することで、物件の具体的な状況や周辺環境、過去の居住者の声などを知ることができます。特に、断熱性能や騒音レベルについて詳しい情報を提供してもらえるでしょう。 また、同じマンションの他の部屋の居住者からの情報収集も有効です。

まとめ:北向き角部屋の判断基準

北向き角部屋のマンションを借りるかどうかは、南東の窓の大きさや断熱性能、そして、あなたが寒さ対策にどれだけの費用と手間をかけることができるかによって判断する必要があります。 上記で挙げた対策を十分に行うことで、快適な生活を送れる可能性は十分にあります。 しかし、寒さへの耐性や費用対効果などを考慮し、慎重に検討することが大切です。 不動産会社への相談や、実際に現地を訪れて室内の様子を確認することも有効です。

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