北向きマンションの結露対策と快適な暮らし方|北陸の高層階角部屋事例

北向きのマンションについての質問です。転勤により4月から北陸に住みます。周りに遮る物のない高層階のマンションなのですが北向きです。ハイサッシなので明るい様ですが和室の押入れにカビの跡もあります。各部屋にエアコンもあり心配ないとは思いますが・・・交通の便を考えると他を探すのは少し腰が引けてしまって・・・他のサイトで調べるとやはり南向きが一番だと思うのですがそこしか空いてなくて・・・築年数は6年だと聞いてます。高層階の北向きのお部屋に住んでいる方、北陸の方、アドバイス下さい。結露予防にオール電化やIHクッキングヒーターの所を探したのですがなかなかなくって。。。転勤したくないのが本音です。補足部屋は角部屋で窓は北と東の2面です。北から南に抜ける部屋ならいいのに・・・

北向きマンションの課題と解決策:北陸地方の高層階角部屋の場合

北陸地方への転勤、しかも北向きの高層階マンションへの入居、お気持ちお察しします。南向きに比べて日照時間が短い北向きマンションは、結露や寒さといった課題を抱えやすい一方、高層階であれば眺望が良く、風通しも良いというメリットもあります。特に角部屋であれば、二面採光でより明るく、風通しの良い空間が期待できます。今回は、ご質問にある課題を解決し、快適な生活を送るための具体的な対策を提案します。

1. 結露対策:北陸の厳しい冬を乗り越えるために

カビの跡があることから、既に結露の問題を抱えている可能性が高いです。北陸地方は多湿で降雪量も多い地域のため、結露対策は特に重要です。

1-1. 窓の結露対策

* 窓ガラスの断熱性能の確認:築6年であれば、最新の断熱性能ではない可能性があります。窓ガラスの性能を確認し、必要であれば断熱フィルムや二重窓への交換を検討しましょう。断熱フィルムは比較的安価で手軽に導入できます。二重窓は費用はかかりますが、効果は絶大です。
* 窓周りの換気:窓を開けて換気することで、室内の湿気を排出できます。ただし、北陸の冬は寒いため、短時間での換気をこまめに行いましょう。窓を開けるのが難しい場合は、換気扇を積極的に活用しましょう。
* 除湿機の活用:エアコンの除湿機能に加え、空気清浄機付き除湿機を使用すると、より効果的に室内の湿度をコントロールできます。特に、洗濯物を室内干しする際は、除湿機を併用することをお勧めします。
* 窓拭き:窓ガラスを定期的に清掃することで、結露の発生を抑えることができます。汚れは結露を促進する原因となるため、清潔に保つことが重要です。

1-2. 室内環境の改善

* 湿度管理:室内の湿度を50%以下に保つことが重要です。湿度計を常備し、湿度をこまめにチェックしましょう。
* 換気:こまめな換気は結露防止に非常に効果的です。朝晩だけでなく、昼間も定期的に換気しましょう。
* 暖房の使い方:暖房を使用する際は、室温を一定に保つように心がけましょう。温度差が大きいと結露が発生しやすくなります。
* 家具の配置:壁際に家具を配置しすぎると、壁と家具の間に湿気がこもりやすくなります。家具の配置にも気を配りましょう。

2. オール電化・IHクッキングヒーターのメリット

オール電化住宅は、結露対策に有効な手段の一つです。IHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べて室温の上昇が少ないため、結露の発生を抑える効果が期待できます。しかし、物件自体がオール電化に対応していない場合は、無理に探す必要はありません。

3. 北向きマンションのメリットを活かす

北向きのマンションは、南向きに比べて日差しが少ないですが、メリットもあります。

* 夏場の涼しさ:夏場は直射日光が当たりにくいため、涼しく過ごしやすいです。エアコンの使用頻度を減らすことで、電気代の節約にも繋がります。
* 眺望:高層階であれば、眺望が良いというメリットがあります。開放的な空間で暮らすことができます。
* 静かさ:南向きの部屋に比べて、日差しによる騒音や人の往来が少ないため、静かに過ごせる環境です。

4. その他のアドバイス

* カーテン:断熱効果のある厚手のカーテンを使用しましょう。
* インテリア:明るい色の家具やインテリアを選ぶことで、部屋を明るく見せることができます。
* 植物:観葉植物を置くことで、室内の湿度調整に役立ちます。

5. 専門家の意見

建築士や不動産のプロに相談することで、より具体的な対策を提案してもらうことができます。特に、結露対策に関しては、専門家のアドバイスが不可欠です。

まとめ:北向きマンションでも快適な生活を

北向きマンションは、南向きに比べて課題が多いですが、適切な対策を行うことで、快適な生活を送ることができます。今回ご紹介した対策を参考に、ぜひ快適なマンションライフを送ってください。交通の便が良い立地を諦めるのは、大きなストレスになります。まずは、結露対策をしっかり行い、快適な住環境を整えることから始めましょう。

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