北向きマンションのメリット・デメリットと、神戸市役所南側の高層階マンション購入の検討

北向きのマンションはどうですか? 神戸に住む私の友人。 少しお金が出来たとかで、神戸市役所(本庁)の南にマンションを買いたいと相談を受けました。 私も神戸は大好きです。旧居留地というおしゃれな場所にも憧れを感じます。 ただ部屋が北向きなんです。 そうそう部屋は高層階で、六甲の山並みが綺麗に見えます。 反対すべきか、賛成すべきか????補足34階建ての29階だそうです。 コーナー(直角ではないらしいですが)部屋なので、リビングはほぼ北向きですが、2つの個室は北東向きなのだそうです。 眺望はハーバーランド(神戸港、ポートタワー)から、元町、三宮、阪神地区(灘区、東灘区、芦屋・・)、六甲アイランドまで見えるとのことでした。 まだ私は現地に行っていませんが、話を聞くだけで涎が出そうになりました。(泣)

神戸市役所南、高層階北向きマンションの検討:メリットとデメリット

友人の相談、とても魅力的な物件ですね!神戸市役所南、しかも高層階からの眺望は素晴らしいものがあります。しかし、北向きの部屋という点が気になります。結論から言うと、一概に反対も賛成もできません。メリットとデメリットを丁寧に検討し、友人のライフスタイルや価値観に合致するかどうかを判断することが重要です。

メリット:

* 眺望の素晴らしさ:34階建ての29階という高層階からの眺望は、神戸の街並みや六甲山系の雄大な景色を堪能できる大きなメリットです。特に、ハーバーランドから芦屋まで広がるパノラマは、言葉では言い表せないほどの感動を与えてくれるでしょう。北向きでも、この眺望を享受できるのは大きな魅力です。
* 夏場の涼しさ:北向きの部屋は、西日や南日の直射日光を避けられるため、夏場の室温上昇を抑えられます。特に神戸は夏も比較的過ごしやすい気候ですが、それでもエアコンの稼働時間を短縮でき、電気代の節約にも繋がります。
* プライバシーの確保:南向きに比べて、視線が入りづらいというメリットもあります。特に高層階であれば、プライバシーをより一層確保できるでしょう。
* 静かさ:道路に面していない場合、騒音問題が少ない可能性があります。静かな環境を求める方には、大きなメリットとなります。

デメリット:

* 日照不足:北向きは日当たりが悪く、部屋が暗くなりがちな点が最大のデメリットです。特に冬場は日照時間が短いため、室内が寒く感じたり、気分が沈みがちになったりする可能性があります。
* 結露の発生:日照不足は、窓の結露を引き起こす可能性を高めます。カビやダニの発生リスクも高まるため、こまめな換気や除湿対策が不可欠です。
* 植物の育成:日照不足は、観葉植物などの育成にも悪影響を及ぼします。植物を育てるのが趣味の方には、向かないかもしれません。
* インテリアの工夫が必要:日照不足を補うため、明るい色のインテリアや照明計画を工夫する必要があります。

具体的なアドバイス:

友人に、以下の点を具体的に確認してもらいましょう。

1. 室内採光を確認する:

* 現地で実際に部屋を見て、日中の明るさを確認しましょう。
* 窓の大きさ、数、向き、遮蔽物の有無などをチェックします。
* 特に冬至の時期の明るさを確認することが重要です。
* 写真だけでは判断できないため、必ず現地確認が必要です。

2. 室内環境の確認:

* 実際に部屋で過ごしてみて、室温や湿度の感じを確認しましょう。
* 結露の有無、カビの発生状況などもチェックします。
* できれば、一日中滞在してみて、時間帯ごとの明るさや室温の変化を確認すると良いでしょう。

3. インテリアプランニング:

* 北向きの部屋は、明るい色の壁や床材、カーテン、家具を選ぶことで、空間を明るく見せることができます。
* 間接照明や大きな窓を活用した照明計画も重要です。
* 例えば、白やアイボリー、ベージュなどの明るい色を基調に、アクセントカラーとして、青や緑などの涼しげな色を取り入れるのも良いでしょう。
* 専門のインテリアコーディネーターに相談するのも有効です。

4. その他:

* バルコニーの広さや向きも確認しましょう。
* 収納スペースの広さや使い勝手も重要です。
* 管理費や修繕積立金などの費用も確認しましょう。
* 近隣環境や交通アクセスなども考慮しましょう。

専門家の視点:

建築士や不動産のプロフェッショナルに相談することも有効です。彼らは、物件の特性や潜在的な問題点を的確に指摘し、適切なアドバイスを与えてくれます。特に、北向きの部屋のデメリットを軽減するための具体的な対策を提案してくれるでしょう。

まとめ:

神戸市役所南の高層階マンションは、眺望という大きな魅力を持っています。しかし、北向きの部屋であることは、日照や室温、インテリアなどに影響を与えます。友人は、メリットとデメリットを十分に理解した上で、自身のライフスタイルや価値観に合致するかどうかを慎重に判断する必要があります。現地確認と専門家への相談を踏まえた上で、最終的な判断を下すことが重要です。

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