北向きの子供部屋を明るく!築20年借家でもできる簡単リフォームとインテリア術

子供部屋の雰囲気を明るくしたいです。うちは借家で、築20年です。リフォームしているので、そんなに古くささはないのですが、2階が中途半端なリフォームで、子供部屋にしている部屋はほとんど手がかけられていない状態で、「昔の家の部屋」という感じです。そして、北側です。窓は北向きに1つありますが、お隣の家が密着しているので、あまり光も入りません。その部屋しか使えないので、何とか部屋を明るく感じられるように、また、古くささをカバーできるような工夫ができないか考えてます。何かアドバイスがあったら教えてください。

北向きの子供部屋の明るさ対策:光を取り込む工夫

築20年の借家、しかも北向きの子供部屋…明るさ確保は大きな課題ですね。しかし、リフォームができないからといって諦める必要はありません! 光を取り込む工夫と、色の効果的な活用で、驚くほど明るく、そして居心地の良い空間を創り出せます。

1. 窓辺の活用:最大限に光を取り込む

北向きの窓から入る光は、南向きの窓に比べて弱いため、窓辺を最大限に活用することが重要です。

  • カーテンの選び方:厚手の遮光カーテンは避け、レースカーテンやシアーカーテンを選びましょう。光を柔らかく拡散し、部屋全体を明るく見せます。白やアイボリー、薄いベージュなどがおすすめです。透け感のある素材を選ぶことで、光を遮らずにプライバシーも守れます。
  • 窓辺の装飾:窓枠に明るい色のブラインドやロールスクリーンを取り付けると、光を反射し、より明るく感じられます。また、窓際に鏡を置くことで、光を反射させて部屋全体を明るくする効果があります。ただし、鏡は子供たちが安全に使える位置に設置しましょう。
  • 窓掃除:定期的な窓掃除は、想像以上に効果があります。汚れが光を遮っている場合があります。

2. 照明計画:複数の光源で明るさを確保

窓からの光だけでは不十分な場合、照明計画が重要です。

  • メイン照明:天井照明は、全体を明るく照らす役割を果たします。LEDシーリングライトは、消費電力が少なく、明るさも調整できるものが多くおすすめです。色温度は、昼白色よりも温かみのある電球色を選ぶと、よりリラックスできる空間になります。
  • 間接照明:間接照明は、壁や天井に光を反射させることで、柔らかな光を作り出します。スタンドライトやフロアライト、LEDテープライトなどを活用して、様々な場所に光を取り入れることで、より立体的な明るさを演出できます。特に、壁際に間接照明を配置すると、壁の陰影が薄まり、広く感じられます。
  • デスクライト:学習机には、目に優しいLEDデスクライトを設置しましょう。集中力を高め、子供の視力保護にも繋がります。

北向きの子供部屋の古さをカバーするインテリア術

築20年の古さをカバーするには、インテリアの力を借りましょう。

1. 壁と床:明るい色で空間を広く見せる

  • 壁紙:白やクリーム色、淡い黄色の壁紙は、部屋を明るく広く見せる効果があります。壁紙を貼る際は、賃貸住宅でも使用できるタイプのものを選びましょう。剥がせる壁紙なども便利です。
  • 床:床材は、明るい色のフローリングシートやカーペットがおすすめです。木目調のシートは、温かみのある雰囲気を演出します。また、カーペットを敷くことで、防音効果も期待できます。

2. 家具選び:明るい色と素材で軽快な印象に

  • 家具の色:白、アイボリー、パステルカラーなどの明るい色の家具を選びましょう。圧迫感を軽減し、部屋を広く見せる効果があります。また、黄色やオレンジなどの暖色系の色は、部屋に温かみを与えてくれます。
  • 家具の素材:木製の家具は、自然な温かみを与え、部屋を明るく見せる効果があります。また、軽い素材の家具を選ぶことで、部屋に圧迫感を与えません。例えば、スチールやプラスチック製の家具は、軽快な印象を与えます。
  • 収納:収納家具は、部屋をすっきり見せるために重要です。壁面収納や、クローゼットを活用しましょう。収納ボックスなどを活用して、おもちゃや衣類を整理整頓することで、部屋が広く感じられます。

3. アクセントカラー:遊び心を取り入れる

  • ポイントカラー:部屋の雰囲気を明るくするために、アクセントカラーとして、黄色やオレンジなどの暖色系の色を取り入れるのも良いでしょう。例えば、クッションやブランケット、ポスターなどに、アクセントカラーを取り入れることで、部屋にメリハリが生まれます。
  • グリーン:観葉植物を置くことで、空間に緑が加わり、リラックス効果も期待できます。また、空気清浄効果もあるため、子供の健康にも良い影響を与えます。ただし、日光の少ない北向きの部屋では、耐陰性の高い植物を選ぶことが重要です。

専門家の視点:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から、北向きの子供部屋を明るくする具体的なアドバイスをいくつか紹介します。

「北向きの部屋は、光が弱いため、明るさを確保することが重要です。そのため、窓からの採光を最大限に活かす工夫、そして、適切な照明計画が不可欠です。また、色の効果的な活用も重要です。明るい色を使うことで、空間を広く明るく見せることができます。さらに、素材感にも注目しましょう。例えば、木製の家具は温かみを与え、部屋を明るく見せる効果があります。ただし、家具の配置にも注意が必要です。家具が多すぎると、部屋が狭く感じられるため、必要最低限の家具に絞り、空間を広く見せる工夫をしましょう。」

まとめ:実践的なステップ

1. 窓辺の整理整頓とカーテンの見直しを行い、最大限に光を取り込みましょう。
2. 天井照明に加え、間接照明やデスクライトなどを活用し、複数の光源で明るさを確保しましょう。
3. 壁と床には、白やクリーム色、淡い黄色の壁紙や明るい色の床材を使用しましょう。
4. 家具は、白、アイボリー、パステルカラーなどの明るい色を選び、圧迫感を軽減しましょう。
5. アクセントカラーとして、黄色やオレンジなどの暖色系の色を取り入れ、部屋にメリハリをつけましょう。
6. 必要に応じて、観葉植物を配置し、緑を加えましょう。

これらのステップを実践することで、北向きの築20年借家でも、明るく、そして居心地の良い子供部屋を創り出すことが可能です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)