北側の斜め壁のあるマンション、購入すべき?後悔しないためのチェックポイント

分譲マンションを探して、理想のマンションに出会えました。立地も南向きも価格も気に入っているのですが、ただひとつ、北側の洋間の部屋の北側の壁が斜めなのです。不動産に問い合わせると採光の都合らしく部屋を明るくするために斜めになっているとの事です。伝わりにくいのですが、部屋の一角が直角でなく、三角△のコーナーができてしまい…家具もおきづらい気がして…実際に見ることができないのですが、住んでみると気にならないものですかね?もちろん長方形の部屋にこしたことはないのですが、ただ、その他が全て気に入っているし、別の部屋は200万円アップか、契約済みです。納得して買うか、価格アップしても妥協しないか、悩んでます。ちなみに主人は三角のデッドスペースには全く気にしていないそうです。

北側の斜め壁:メリットとデメリットを冷静に分析

理想のマンションが見つかり、価格や立地にも満足しているのに、北側の洋室の壁が斜めになっている点が気になっているんですね。これは、採光を確保するための設計上の工夫であることが多いです。しかし、家具の配置や生活空間への影響も考慮しなければなりません。まずは、この斜め壁のメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット

* **採光効果の向上**: 北側の部屋は日照時間が短いのが一般的です。斜め壁にすることで、窓から入る光を部屋の奥まで届かせやすく、明るさを確保しやすくなります。特に、マンションの高層階では、低層階からの反射光を取り込む効果も期待できます。
* **デザイン性の向上**: 斜め壁は、部屋に個性的なデザイン要素を加えることができます。うまく活用すれば、空間を広く感じさせたり、おしゃれなインテリアを演出したりすることも可能です。
* **収納スペースの工夫**: 斜め壁のスペースをうまく利用することで、ちょっとした収納スペースを作れる可能性があります。オーダーメイドの棚などを設置すれば、デッドスペースを有効活用できます。

デメリット

* **家具の配置の制限**: 最大のデメリットは、家具の配置に制限がかかることです。特に、ソファやベッドなどの大型家具は、斜め壁に合うように配置する必要があり、レイアウトに工夫が必要です。
* **デッドスペースの発生**: 斜め壁によって三角形のデッドスペースが生じ、収納や家具の配置が難しくなる可能性があります。
* **掃除のしにくさ**: 斜め壁のコーナー部分は、掃除がしにくい場合があります。

後悔しないための具体的な対策とチェックポイント

では、実際にマンションを購入する際に、どのようにこの問題に対処すれば後悔しないでしょうか。いくつかの具体的な対策とチェックポイントを挙げていきます。

1. 現地確認と寸法測定

まずは、不動産会社に依頼して、実際に部屋を見学し、斜め壁の角度や寸法を正確に測定してもらいましょう。写真や図面だけでは分かりにくい部分も多いので、実物を見て、家具の配置シミュレーションを行うことが重要です。

2. 家具配置シミュレーション

部屋の寸法が分かれば、家具の配置シミュレーションを行いましょう。家具のサイズを測り、実際に部屋に配置した際のイメージを掴みます。インテリアデザインソフトやアプリを利用するのも有効です。特に、ソファやベッド、収納家具などの大型家具の配置を重点的に検討しましょう。

3. オーダーメイド家具の検討

斜め壁のスペースに合うように、オーダーメイドの家具を検討することもできます。特に、収納棚やデスクなどは、スペースに合わせて製作することで、デッドスペースを有効活用できます。ただし、費用がかかることを考慮する必要があります。

4. 間接照明の活用

北側の部屋は、どうしても暗くなりがちです。間接照明を効果的に活用することで、部屋全体を明るく、温かみのある空間に演出できます。フロアスタンドや壁掛け照明などを検討しましょう。

5. 壁面収納の活用

斜め壁を利用して、壁面収納を設置することも可能です。収納力アップだけでなく、部屋の印象も大きく変えることができます。

6. 専門家への相談

インテリアコーディネーターや建築士などに相談することも有効です。専門家の視点から、家具の配置や空間デザインのアドバイスを受けることができます。

7. 他の物件との比較検討

他の物件との比較検討も重要です。価格差や立地条件、部屋の広さなどを総合的に比較し、本当にこのマンションが最適かどうかを判断しましょう。200万円の価格差は、大きな金額です。その金額で得られるメリットと、斜め壁のデメリットを天秤にかけて判断しましょう。

まとめ:自分の生活スタイルと照らし合わせて判断を

北側の斜め壁は、確かに家具の配置に制限がかかるなどデメリットもありますが、採光を確保するというメリットもあります。最終的には、ご自身の生活スタイルや価値観と照らし合わせて判断することが重要です。

主人が気にしていないとのことですが、ご自身がどれだけ気にするか、そしてそのデメリットを解消するためにどれだけの努力や費用を払えるか、よく考えてみてください。

もし、斜め壁がどうしても気になる場合は、他の物件を検討するのも一つの選択肢です。しかし、立地や価格など、他の条件がすべて気に入っているならば、工夫次第で快適な生活空間を築ける可能性も十分にあります。

上記のチェックポイントを参考に、慎重に検討し、後悔のない選択をしてください。

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