加古川刑務所への嘆願書:知人の処遇改善を求める方法

刑務所にいる知人の処遇の件で嘆願書を書きたいのですが、だれ宛に書けばいいのでしょうか・・・ また、それは【嘆願書】でいいのでしょうか? 5月13日に加古川刑務所に移送されました。 特別背任という罪です。 本人はペースメーカーを入れており、重病人扱いされ、作業はもちろんの事入浴すら1度もさせてもらっていません。 心臓の病気とはいえ、精神的な事が心臓の数値に多大な影響を与えます。 もちろん罪は罪ですが1日中寝て過ごすように指示があり、精神的にかなりまいっています。 何とか軽作業を与えてもらい、入浴をさせてやりたいと思います。 寝てばかりでは時間の経過も遅く感じますし、生きる張り合いも無くしているようです。 模範囚になって少しでも早く仮出所をと願っていますが、この状態では模範囚としての評価にも値しない生活です。 現在、外から出来ることは手紙を書いて励まし続けたり、本を差し入れすることぐらいです。 何卒お知恵をお貸しください。 宜しくお願い致します。

嘆願書の宛先と名称

まず、嘆願書の宛先は加古川刑務所所長です。 嘆願書という名称で問題ありません。「処遇改善に関する嘆願書」など、内容を簡潔に示す副題を付けるのも良いでしょう。

嘆願書作成のポイント:具体的な事例とアドバイス

嘆願書を作成する際には、以下の点を意識しましょう。

1. 事実の正確な記述

* 日付、氏名、受刑番号などの正確な情報を記載しましょう。誤った情報があると、嘆願書が却下される可能性があります。
* 知人の病状に関する具体的な情報(ペースメーカー装着、心臓疾患など)を、医師の診断書があれば添付するのが望ましいです。
* 現状の処遇について具体的に記述しましょう。「作業を与えられていない」「入浴を許されていない」といった事実を、可能な限り詳細に記載します。 例えば、「5月13日以降、入浴は一度も行われておらず、医師の診察も受けていない」といった記述が効果的です。
* 精神状態への影響についても、具体的な事例を挙げて説明しましょう。「一日中寝たきり状態のため、うつ状態に陥っている」「希望を失っており、生きる意欲を失いつつある」など、客観的な事実を基に記述することが重要です。

2. 改善を求める具体的な内容

* 「軽作業の提供」「入浴機会の確保」など、具体的な改善策を明確に提示しましょう。 例えば、「週に2回、30分程度の軽作業を希望する」「週に1回は入浴を許可してほしい」といった具体的な要望を記載します。
* 改善によって期待される効果も記述することで、嘆願書の説得力を高めることができます。例えば、「軽作業によって、心身のリハビリに繋がり、精神状態の改善が期待できる」「入浴によって、清潔感を保ち、健康状態の維持に繋がる」といった記述が考えられます。
* 仮釈放への意欲を強調することも重要です。模範囚として行動し、社会復帰を目指していることを明確に示すことで、好ましい印象を与えられます。

3. 丁寧な言葉遣い

* 敬語を用い、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。感情的な表現は避け、事実を淡々と記述することが大切です。
* 過度な感情表現は避けましょう。感情に訴えるよりも、客観的な事実と具体的な改善策を提示することで、より効果的に訴えかけることができます。

4. 証拠資料の添付

* 可能であれば、医師の診断書や、刑務所からの手紙などの証拠資料を添付しましょう。これにより、嘆願書の信憑性を高めることができます。
* 知人からの手紙のコピーなどを添付することで、知人の現状をより深く理解してもらうことができます。

5. 専門家への相談

弁護士や司法書士などの専門家に相談することも有効です。専門家は、嘆願書の作成方法や、処遇改善のための適切な手続きについてアドバイスをしてくれます。 特に、特別背任という罪状は複雑なため、専門家の助言が不可欠です。

嘆願書の例文(例)

以下は嘆願書の例文です。あくまでも例なので、個々の状況に合わせて修正してください。

拝啓

加古川刑務所所長 殿

この度、私(氏名)、(住所)、(電話番号)は、受刑者(知人の氏名)、受刑番号(受刑番号)の処遇改善に関する嘆願書を提出させていただきます。

(知人の氏名)は、特別背任の罪で有罪判決を受け、5月13日に加古川刑務所に移送されました。彼はペースメーカーを装着しており、心臓疾患を抱えています。医師の診断書(添付)にもある通り、精神的なストレスは心臓病の悪化に繋がる可能性があります。しかしながら、現在彼は一日中寝たきり状態を強いられており、入浴も許されていません。

この状態では、精神的に極度の不安を抱え、生きる希望を失いつつあります。仮釈放に向けて模範囚となることを強く望んでいますが、現状ではその努力も困難です。

そこで、(知人の氏名)の心身のリハビリと、仮釈放に向けた更生のため、以下の改善を強く要望いたします。

1. 週2回、30分程度の軽作業の提供
2. 週1回の入浴機会の確保

これらの改善により、(知人の氏名)の精神状態が改善し、仮釈放に向けて積極的に行動できるようになると確信しております。

何卒、本嘆願書をご検討いただき、(知人の氏名)の処遇改善にご尽力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

(日付)

(あなたの氏名、住所、電話番号)

まとめ:グレーのインテリアで落ち着きを

知人の処遇改善のためには、正確な情報に基づいた丁寧な嘆願書の作成が重要です。専門家のアドバイスを得ながら、具体的な改善策を提示し、説得力のある嘆願書を作成しましょう。 そして、グレーのインテリアのように、落ち着いて、冷静に、事実を伝えましょう。

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