初心者でも安心!背の高い観葉植物で癒やしの空間を演出

部屋に観葉植物をおきたいのですが、どんなものが初心者向けでしょうか? 室内に背の高い観葉植物(1.5~2Mくらい)をおきたいと思っています。 ですが、植物を育てるなんて小学校の朝顔以来で、まったく知識はありません。 カビが生えると聞きますが、初心者はカビをすぐ生やしてしまいますか? 適当な手入れで初心者でもしっかりと育つ(維持できる)種類はどんなものがありますか? 部屋の湿度があがってしまったりしますか? 臭い(そうなる場合もあり)ですか? 種類ややり方によっても違うと思いますが、維持費はどの程度ですか? 宜しくお願いします。

背の高い観葉植物選び:初心者向けおすすめの種類

観葉植物を育てるのは、小学校の朝顔以来…という方もご安心ください! 適切な植物を選べば、初心者でも簡単に育てられます。1.5~2mほどの背の高い観葉植物で、初心者向けのおすすめは下記の通りです。

  • ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木):耐陰性があり、乾燥にも比較的強いので、初心者でも育てやすい品種です。成長が比較的ゆっくりなので、高さの管理もしやすいでしょう。葉の斑入りが美しく、インテリアにも馴染みます。
  • ユッカ:乾燥に強く、寒さにも比較的強い丈夫な植物です。直射日光を避け、風通しの良い場所に置けば問題なく育ちます。存在感があり、スタイリッシュな空間を演出できます。種類も豊富なので、お好みのデザインを選べます。
  • ストレリチア・ニコライ(ストレチア):南国風情あふれる美しい葉が特徴です。比較的乾燥に強く、育てやすい品種です。ただし、成長が早く大きくなるため、定期的な剪定が必要になる場合があります。
  • クワズイモ:独特の大きな葉が魅力的です。耐陰性も高く、初心者でも育てやすいですが、サトイモ科の植物なので、茎や葉に含まれる成分に触れると皮膚炎を起こす可能性があります。小さなお子さんやペットがいるご家庭では注意が必要です。手袋をして作業することをおすすめします。

カビの発生と対策

観葉植物にカビが生える原因は、主に過湿です。水やりが多すぎたり、通風が不十分だったりすると、カビが発生しやすくなります。

カビ対策

  • 適切な水やり:土の表面が乾いてから、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水やりをします。ただし、受け皿に溜まった水はすぐに捨てましょう。水やりの頻度は、季節や植物の種類、鉢の大きさによって異なりますので、様子を見ながら調整することが大切です。
  • 風通しの良い場所へ:観葉植物は、風通しの良い場所に置きましょう。窓を開けて定期的に換気をすることも効果的です。
  • 清潔な鉢を使用:新しい鉢を使用する際は、事前に消毒しておきましょう。古くなった鉢を使用する場合は、洗浄して乾燥させましょう。
  • 葉の掃除:定期的に葉の表面のホコリを拭き取ると、カビの発生を防ぎ、植物の生育を促進します。

部屋の湿度と臭い

観葉植物は、光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。また、葉から水分を蒸散させるため、部屋の湿度が多少上がることはありますが、不快になるほどではありません。ただし、種類によっては、強い香りを持つものもありますので、事前に香りの強さを確認しておきましょう。

維持費

観葉植物の維持費は、植物の種類や大きさ、購入場所によって異なります。

維持費の内訳

  • 購入費用:1.5~2mの観葉植物は、種類によって数千円から数万円します。
  • 鉢や土などの消耗品:鉢の交換や土の入れ替えが必要になる場合もあります。
  • 肥料:生育を促進するために、定期的に肥料を与えましょう。液体肥料や固形肥料など、様々な種類があります。

年間の維持費は、数千円から一万円程度と想定できます。ただし、これはあくまで目安であり、植物の種類や管理方法によって変動します。

専門家のアドバイス

観葉植物の栽培に詳しい園芸家の山田先生にアドバイスを伺いました。

「初心者の方には、乾燥に強く、比較的育てやすい種類を選ぶことをおすすめします。ドラセナ・マッサンゲアナやユッカなどは、初心者でも安心して育てられるでしょう。水やりは、土の表面が乾いてから行い、受け皿に溜まった水はすぐに捨てるようにしてください。また、定期的に葉の掃除をして、カビの発生を防ぎましょう。」

まとめ

背の高い観葉植物は、お部屋に緑を取り入れ、癒やしの空間を演出するのに最適です。 適切な植物を選び、適切な管理を行うことで、初心者でも安心して育てることができます。この記事を参考に、あなたのお部屋にぴったりの観葉植物を選んでみてください。

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