初めて飼うペット選び!犬種と性格の関係性、室内犬と室外犬の選び方

犬は、犬種によって、神経質なタイプとか、暑さ寒さに強いタイプとか、決まりますか? 生まれてはじめて飼うペットのことで悩み中です。 新中学生なんですが、いろいろ悩んでいましたが、 犬か、猫か、にだいたいしぼってきました。 猫なら、はじめから部屋飼いが基本なので悩みませんが、 犬だと、今度引っ越す家が庭付きなので、室内犬か、外に出す犬か、考えます。 学生ですし、基本的に自分が世話をすることはあたりまえですが、 100%一人で何もかもできないので、母が散歩することも考えて、 あまり大きくない犬種にするつもりです。 そうなると、室内犬かなあ、と思うのですが、犬の性格って、犬種によってだいたい決まってきますか? それとも、個々の犬によって、かなりのばらつきがあるものですか? 友達が、 「家の中で飼うような小さい犬は、神経質なのが多いっていうぜ。」 と、いうので、本当なのかな?と思います。 ※人間の性格は個人差が多いですが、犬や猫などは、犬種の性格ってありますか? もし、そういうのがあれば、飼われている犬の種類と性格を教えていただけるとうれしいです。

犬種と性格の関係性:遺伝と環境の複雑な絡み合い

犬の性格は、犬種によってある程度の傾向が見られるのは事実です。しかし、人間の性格と同じように、個体差が非常に大きいことも理解しておきましょう。犬種は遺伝的な素質を示すものであり、性格の全てを決定づけるものではありません。

例えば、一般的に「穏やかで従順」と言われるゴールデンレトリバーでも、個体によっては活発でやんちゃな性格の子もいますし、逆に臆病な子もいます。これは、遺伝的な要因だけでなく、子犬期の社会化、飼育環境、飼い主との接し方など、後天的な要因が大きく影響するためです。

友達が言っていた「家の中で飼うような小さい犬は、神経質なのが多い」という意見は、必ずしも正しいとは言えません。確かに、小型犬の中には、音や刺激に敏感で神経質な傾向を持つ犬種もいますが、それは全てではありません。大型犬でも神経質な個体はいますし、小型犬でも非常に穏やかな個体もたくさんいます。

犬種を選ぶ上での注意点:性格以外の要素も考慮しよう

犬種を選ぶ際には、性格だけでなく、以下の要素も考慮することが重要です。

1. 体格とサイズ

中学生であるあなたと、お母さんが散歩や世話をすることを考えると、小型犬や中型犬が現実的です。大型犬は、散歩に時間がかかり、体力も必要になります。また、飼育スペースも考慮する必要があります。

2. 毛の長さ

毛の長い犬種は、ブラッシングなどの手入れに時間がかかります。アレルギー体質の人は、毛の短い犬種を選ぶ方が良いでしょう。

3. 運動量

活発な犬種は、十分な運動が必要です。毎日、長時間の散歩や遊びの時間を確保できるかどうかを検討しましょう。室内で飼う場合、室内での遊びやトレーニングも重要になります。

4. 寿命

犬種によって寿命は異なります。小型犬は比較的長生きですが、大型犬は寿命が短い傾向があります。ペットとの時間をどのくらい大切にしたいか、よく考えて選びましょう。

具体的な犬種例と性格の特徴

いくつかの犬種とその性格傾向を例に挙げ、参考としてください。ただし、あくまで傾向であり、個体差があることを忘れないでください。

穏やかで飼いやすい犬種

* ゴールデンレトリバー:知性が高く、優しく従順な性格で、家族にとても愛情深い犬種です。子供にも優しく、初めて犬を飼う人にもおすすめです。ただし、運動量は多めです。
* ラブラドールレトリバー:ゴールデンレトリバーと同様に、知性が高く、穏やかで友好的な性格です。活発ですが、しつけもしやすく、家族の一員として暮らしやすいでしょう。
* キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル:小型犬で、穏やかで愛情深く、人懐っこい性格です。比較的、運動量は少なめです。

少し活発な犬種

* ミニチュアシュナウザー:小型犬ですが、活発で遊び好き、知的な犬種です。しつけ次第で、比較的扱いやすいです。
* ビーグル:中型犬で、好奇心旺盛で活発な性格です。散歩は必須です。

注意が必要な犬種(必ずしも全てが当てはまるわけではない)

* チワワ:小型犬で、警戒心が強く、神経質な個体もいます。小さいながらも、しっかりとしたしつけが必要です。
* ヨークシャーテリア:小型犬で、可愛らしい見た目ですが、気性が強い個体もいます。

室内犬と室外犬の選択:メリットとデメリット

庭付きの家ですが、室内犬と室外犬、どちらが良いか迷うのは当然です。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

室内犬のメリット

* 家族との絆が深まる:常に一緒に過ごせるため、家族との絆が深まります。
* 安全:外敵や事故のリスクが低くなります。
* 清潔:室内で飼うことで、衛生面も管理しやすいです。

室内犬のデメリット

* スペースが必要:犬が快適に過ごせるだけのスペースが必要です。
* マナー教育が重要:室内での排泄やいたずらなどを防ぐためのしつけが必要です。
* 費用:室内での生活に必要なグッズや消耗品に費用がかかります。

室外犬のメリット

* 運動不足の解消:自由に走り回れるため、運動不足になりにくい。
* スペースの節約:室内にスペースを取らない。

室外犬のデメリット

* 防寒・防暑対策:天候に左右されやすく、適切な環境整備が必要です。
* 安全面への配慮:外敵や事故のリスクが高くなります。
* 孤独感:家族と離れて過ごす時間が長いため、孤独感を抱く可能性があります。

専門家のアドバイス:獣医師の意見

獣医師の多くは、犬の性格は遺伝と環境の両方に影響されると指摘しています。犬種を選ぶ際には、その犬種の一般的な性格傾向を理解した上で、個体差があることを念頭に置くことが重要です。また、子犬の時期から適切な社会化とトレーニングを行うことで、犬の性格をより良い方向に導くことができます。

まとめ:信頼できるブリーダーからの購入を

初めて犬を飼う際には、信頼できるブリーダーから購入することを強くお勧めします。ブリーダーは、犬の健康状態や性格、親犬の遺伝情報などを把握しており、あなたに合った犬を選ぶためのアドバイスをしてくれます。

犬との生活は、喜びと責任が伴います。十分な時間と愛情を注ぎ、責任を持って飼育できるかどうかを慎重に検討し、あなたにぴったりの犬を見つけてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)