初めての野良猫との暮らし:安心安全な冬支度と猫との幸せな生活

野良猫のことについて・・ 今年の五月ごろ、我が家の倉庫で野良猫が子供を産み、餌をあげていたのですが六月過ぎに家族で居なくなり・・。心配していたところ2匹子供が帰ってきて、そのうちの1匹が我が家に懐き、飼うことになりました。ずっと外の暮らしでノミとかが不安で、触らせてくれるようになったときにノミ取り首輪をしました。我が家にはまだ小さい子がおり首輪だけで効き目があるのか少し不安です。後、猫を飼うのも初めてで、それもノラからのスタート。わからないことばかりで・・。 外と家を自由に出入りできる状態で育てたいのですが、今から冬になり当方の地方は雪も降るのでどうしたらいいかと悩んでいます。 子供が小さいので、外が逃げ場になっていて、お昼寝中や夜は部屋にいてソファーで寝ている様子です。 後、爪とぎに100円ショップで買った段ボール製の物を使ってみましたが、ぼろぼろに壊してしまいました。 夜も部屋で遊んでいて、私たちが寝ると一度居なくなり、朝目が覚めると私の布団の上で寝ています。寝床を作った方がいいのでしょうか? メスなので今後のことも含めて、病院でかかる費用なども細かく教えていただけたら助かります。

初めての猫との生活:ノミ対策と冬の寒さ対策

猫を飼うのは初めてで、しかも野良猫出身の子猫とのこと、不安な気持ちもよく分かります。まずは、ノミ対策から見ていきましょう。ノミ取り首輪は効果がありますが、幼猫や小さなお子さんとの同居では、完全な駆除を保証するものではありません

  • 獣医への相談:まずは、信頼できる動物病院を受診しましょう。ノミの駆除薬(スポットオンタイプや錠剤など)を処方してもらい、より効果的な駆除を行いましょう。小さなお子さんとの同居を考慮し、安全性の高い薬剤を選択するよう獣医に相談することが重要です。
  • 環境整備:猫の寝床や遊び場、そして家全体を定期的に掃除機で掃除し、ノミの卵や幼虫を除去しましょう。特にカーペットやソファなど、猫がよく過ごす場所は念入りに掃除してください。
  • 定期的なチェック:猫の体にノミがついていないか、定期的にチェックしましょう。ノミを発見したら、すぐに獣医に相談してください。

冬の寒さ対策は、猫が外と家を行き来できる状態を維持しつつ、安全に配慮する必要があります。

  • 暖かい寝床の確保:屋外にも、風雨をしのげる小屋や、保温性の高いベッドを用意しましょう。ペット用のヒーターなども有効です。屋内では、猫が落ち着いて眠れる、柔らかく暖かいベッドを用意してあげましょう。猫は暖かい場所を好みますので、日当たりの良い場所や、暖房器具の近くに設置するのがおすすめです。
  • 寒さ対策グッズ:猫用の防寒着も販売されています。特に寒い日や雪の日には、猫が外に出るのを控えさせるために、防寒着を着せてあげましょう。ただし、猫が嫌がるようであれば無理強いせず、屋内での滞在時間を長くするなど工夫しましょう。
  • 自由に出入りできる工夫:猫が自由に外に出入りできるよう、玄関などに小さな出入り口を作ったり、猫専用のドアを設置するのも有効です。ただし、外敵や事故を防ぐために、安全対策をしっかりと行いましょう。例えば、夜間は出入り口を閉める、などです。

猫のトイレ、爪とぎ、寝床について

猫が100円ショップの段ボール製爪とぎをすぐに壊してしまうのは、猫にとってそれが魅力的な遊び道具であり、同時に爪とぎの欲求を満たすのに十分な強度がないことを示しています。

  • 丈夫な爪とぎを用意する:麻縄やシザル麻製の爪とぎを購入しましょう。これらは耐久性があり、猫も満足するでしょう。猫が好む素材や形は猫によって異なるため、いくつか試してみるのも良いでしょう。猫が気に入るまで、様々なタイプの爪とぎを用意してあげましょう。
  • 複数箇所に設置:猫が自由に爪とぎできるよう、家の中に複数の爪とぎを設置しましょう。場所を変えて設置することで、猫が飽きないで使ってくれる可能性が高まります。

猫が夜にあなたの布団で寝ているのは、あなたとの安心感を求めているからかもしれません。

  • 快適な寝床を用意する:猫専用のベッドを用意し、猫が落ち着ける場所を作ってあげましょう。暖かい素材のベッドや、猫が隠れられるようなハウス型ベッドなどもおすすめです。猫が気に入るまで、様々なタイプの寝床を用意してあげましょう。
  • 猫と過ごす時間を増やす:猫とのスキンシップを増やし、安心感を与えましょう。寝る前に一緒に遊んであげたり、撫でてあげたりすることで、猫は安心して眠れるようになります。

メス猫の健康管理と医療費

メス猫の場合、避妊手術が必須です。避妊手術は、子猫の繁殖を防ぎ、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの病気のリスクを軽減します。

避妊手術費用

避妊手術費用は、猫の年齢、体重、病院によって異なりますが、2~5万円程度が相場です。手術費用に加え、術後の検査費用や薬代なども必要となる場合があります。

その他の医療費

猫の健康維持には、定期的な健康診断やワクチン接種も重要です。

  • ワクチン接種:猫風邪や猫白血病などの予防接種が必要です。費用は、接種するワクチンによって異なりますが、1回あたり数千円程度です。
  • 健康診断:年に一度程度の健康診断が推奨されます。費用は、検査内容によって異なりますが、数千円~1万円程度です。
  • 病気の治療費:病気になった場合の治療費は、病気の種類や治療方法によって大きく異なります。数千円から数十万円かかる場合もあります。

予想外の病気や怪我に備え、ペット保険への加入を検討しましょう。月々の保険料は数千円ですが、高額な治療費の負担を軽減できます。

まとめ:猫との幸せな生活のために

野良猫出身の猫との生活は、多くの喜びと同時に、責任も伴います。適切なケアと愛情を注ぐことで、猫との幸せな生活を実現できるでしょう。この記事が、あなたと猫の幸せな生活の一助となれば幸いです。 獣医さんとの相談を忘れず、猫の気持ちに寄り添いながら、一緒に楽しい時間を過ごしてください。

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