初めての部屋の塗装:4.5畳の部屋を黒く塗り替える完全ガイド

自分の部屋をペンキで全て塗り替えようと思います。基本的な知識が皆無なので何から始めればいいのか全くわからなく困っています。業者に頼む場合いくらぐらいかかりますか?またどのくらい日数がかかりますか?塗る箇所ですがドア、窓枠、壁、天上、床全て黒で塗り替えようと思います。壁の素材は木と壁紙です。4.5畳で塗る部分の総面積は40㎡ぐらいだと思います。何ℓ必要ですか?予算は1万円程度を予定しています。よろしくお願いします。

初めてのDIY塗装、特に全室を黒で塗り替えるというのは、大きなチャレンジですね!この記事では、4.5畳の部屋(40㎡)を黒く塗装する際のステップ、費用、必要な時間などを詳しく解説します。予算1万円という目標も踏まえ、現実的な計画を立てられるようお手伝いします。

1. 塗装準備:下準備が仕上がりの鍵

1-1. 材料と工具の準備

  • 塗料:黒色のペンキ。40㎡を塗装する場合、1回塗りで約1ℓ/10㎡必要と考えると、下塗り・上塗り2回で最低8ℓは必要です。念のため、10ℓ用意することをおすすめします。木部と壁紙では使用する塗料の種類が異なる場合があるので、ホームセンターの店員さんに相談しましょう。
  • 下塗り材:木材と壁紙では下地処理が異なります。木部には木材用の下塗り材、壁紙には壁紙用の下塗り材を使用します。ホームセンターで相談しながら適切なものを選びましょう。
  • ローラー:壁や天井の塗装に。毛足の短いローラーがおすすめです。
  • 刷毛:ドア枠、窓枠、細かい部分の塗装に。
  • マスキングテープ:塗装したい部分以外を保護するために。
  • ヘラ:古い塗料や壁紙をはがす際に必要です。壁紙を剥がす場合は、壁紙剥がし剤も必要になる場合があります。
  • バケツ:塗料を入れるバケツと、水洗い用のバケツ。
  • ペイントトレイ:ローラーに塗料を付けるためのトレイ。
  • 養生シート:床や家具などを保護するために。
  • ゴム手袋:ペンキが付着するのを防ぐために。
  • 保護メガネ:ペンキの飛沫から目を保護するために。
  • 換気扇:換気を良くするために。
  • はけ:細かい部分の塗装に。
  • サンドペーパー:下地処理に。

1-2. 下地処理:綺麗に塗るための必須ステップ

  • 既存の塗料・壁紙の除去:壁やドア、窓枠の既存の塗料や壁紙を剥がします。ヘラや壁紙剥がし剤を使用し、綺麗に剥がしましょう。下地処理が不十分だと、仕上がりが悪くなってしまうため、丁寧に作業することが重要です。
  • 下地調整:古い塗料や壁紙を剥がした後、表面をサンドペーパーで研磨して平らにします。木部の場合は、ひび割れや傷をパテで補修する必要があるかもしれません。
  • 清掃:ホコリや汚れを丁寧に落とします。綺麗に掃除することで、塗料の密着性を高めます。
  • マスキング:塗装しない部分をマスキングテープでしっかりと保護します。養生シートで床や家具などを保護することも忘れずに。

2. 塗装作業:丁寧に、そして安全に

2-1. 下塗り

下塗り材をローラーと刷毛を使って丁寧に塗ります。木材と壁紙では下塗り材が異なるため、それぞれ適切なものを選び、メーカーの指示に従って塗布してください。下塗りによって、上塗りの密着性が向上し、仕上がりも美しくなります。

2-2. 上塗り

下塗りが完全に乾燥したら、黒色のペンキを2回塗りします。1回塗るごとに十分に乾燥させることが重要です。乾燥時間は、塗料の種類や気温、湿度によって異なりますので、塗料の表示をよく確認してください。均一に塗るために、ローラーと刷毛をうまく使い分けましょう。特に、角や細かい部分は刷毛を使うと綺麗に仕上がります。

3. 費用と時間:現実的な計画を立てよう

業者に依頼する場合:40㎡の塗装は、業者によって費用や日数が異なりますが、2万円の予算では難しいでしょう。下地処理の状態や使用する塗料によっても大きく変わってきます。最低でも5万円〜10万円以上の費用を見込むべきです。日数は、下地処理の状態にもよりますが、1〜2日かかることが多いです。複数の業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。

DIYの場合:材料費は、塗料10ℓで5,000円〜10,000円、その他材料で5,000円〜10,000円程度を見積もる必要があります。合計で1万円〜2万円程度になります。作業時間は、下地処理を含めると、1日では難しいでしょう。2日間かけてゆっくりと作業することをおすすめします。

4. その他の質問への回答

2万円程度で業者を頼んで塗ってもらえるんですか?

40㎡の塗装を2万円で業者に依頼するのは難しいでしょう。下地処理の状態にもよりますが、最低でも5万円〜10万円以上の費用を見込むべきです。

下塗りをして 上塗りとは2度塗りということですか?

はい、下塗り1回、上塗り2回の合計3回塗りすることをおすすめします。下塗りによって、上塗りの密着性が向上し、仕上がりが美しくなります。

仕上げにワックスなどのつやがでるものをぬったほうがいいんですか?

黒色のペンキは、つや消しタイプと艶ありタイプがあります。もし艶のある仕上がりにしたい場合は、ワックスは不要です。艶消しタイプを選んだ場合は、ワックスで艶を出すことも可能です。ただし、ワックスを塗ると、掃除がしにくくなる可能性があります。

休日にやるつもりですが一日で作業(乾燥含み)できると思いますか?

下地処理から仕上げまで、1日で完了させるのは難しいでしょう。乾燥時間も含めると、最低でも2日間は必要です。余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

皮膚にペンキが付着した場合どの程度落ちにくいですか?プリンタのインクよりも落ちにくいものですか?

ペンキの種類にもよりますが、油性ペンキは水性ペンキよりも落ちにくいです。プリンターインクよりも落ちにくい場合が多いです。ペンキが付着したら、すぐに石鹸と水で洗い流しましょう。それでも落ちない場合は、専用のペンキ落としを使用する必要があります。

5. 専門家のアドバイス

DIYで塗装を行う際には、専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。ホームセンターでは、塗料の選び方や塗装方法に関する相談に乗ってくれます。また、塗装に関する専門業者に相談することで、より安全で確実な作業を行うことができます。

6. まとめ

4.5畳の部屋を黒く塗り替えるのは、大変な作業ですが、やりがいのあるDIYです。この記事を参考に、準備をしっかり行い、安全に作業を進めてください。予算や時間、そして安全性を考慮しながら、計画的に作業を進めることが重要です。万が一、DIYに不安がある場合は、プロの業者に依頼することも検討しましょう。

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