初めての賃貸でリフォーム済みの部屋に潜む問題…白い粉の正体と適切な対応策

先月から実家を出てマンションを借り始めました。 初めての賃貸で私の確認不足や不手際があったのかも知れませんが、色々と問題がある物件でした。 和室だった部屋を洋室にリフォームした物件なのですが、不動産屋と見学をした際はまだリフォームの途中でした。 (壁を塗っている段階) 『これって途中ですよね?実際にはもっと綺麗になりますよね?』と不動産屋に確認すると、不動産屋が管理会社に更に確認をとり、『現在途中なので引き渡し時には綺麗になります』と回答を貰いました。 それから鍵交換等もあり、引渡しまで一切室内を見ることなく契約し、いざ中に入ってみると壁は見学時から全く変わっていませんでした。 すぐに連絡し確認を取ったところ、管理会社から『置きっぱなしになっていた工具を片付けたので、それで完了です』と言うのです。 素人目で見て分かるくらいに作業が雑で、壁の四隅はきちんと塗られておらず、もとの壁紙が所々見えていて、塗る必要のない場所に転々と壁を塗っている素材(コンクリートでいいのでしょうか?よく分かりません)が付いている有様。 よくこれで人に貸せるな、と思うくらいに残念な出来でした。 クレームを伝えるとすぐに対応して貰えて、翌日業者が来て綺麗に直してくれましたが、後々理由を聞くとマンションのオーナーさんが個人的にリフォームをしていたとか。。。オーナーさんは勿論プロではありません。 数日掛けて荷物を運び込んでいると、その部屋に置いた荷物に薄っすらと白い塵のようなものが毎日積もるようになりました。 床は心なしか少しザラザラしているような… まだ住んでいない段階でしたので、風の通りは殆どなく、埃だとは思えません。 暫くしてようやくピンと来ました。この白いものは壁のセメント(?)だ!と。 しかも壁に触ると手や服が、チョークを触った時のように白くなることが判明しました。。。 その部屋は寝室にするつもりだったのに、毎日細かい白い粉が落ちて来るような環境ではとても寝ることなんて出来ません。 6畳程度しかない部屋なのに、壁に触らないように家具を配置するなんて現実的ではありません。 一度業者を入れて四隅を綺麗にして貰いましたが、壁紙自体を張り直して欲しいと思っています。 部屋の条件や金額には満足しているし、礼金なども払ってしまったし、私の気持ちとしては出来ればこの部屋に住みたいです。 あまり管理会社やオーナーと揉めるようなことはしたくないのですが。。。 でもどう考えても賃貸にして良い部屋ではないですし、またクレームを入れても良いですよね? 契約から今まで、1ヶ月未満の間に何度も連絡をしているので、クレーマーと思われないか心配です。。。 私が借りた部屋は10年近く空き部屋になっていて、最近オーナーさんが変わりリフォームをした部屋です。 皆さんはこういった場合どういった対応をされますか?補足管理会社から返事がありました。 『オーナーからクリーナー(掃除機)を貸し出すので、それで対処して欲しい』とのことです。 粉が落ちてくるだけならまだしも、触れた部分が白くなってしまう問題もあるのに… 『毎日掃除しろってことですか?』と聞いたら『そうです』と。 呆れてしまいました… 目などが痛くなることを強調して伝えましたが、再度連絡待ちです。 消費者センターに相談した方が良いでしょうか?

賃貸物件のリフォームトラブル:白い粉の原因と解決策

初めての賃貸で、リフォーム済みの部屋に問題が発生したとのこと、大変お困りのことと思います。 壁から白い粉が落ちてくる、触ると手が白くなる…これは深刻な問題です。 管理会社からの対応も不十分で、不安に感じられるのも当然でしょう。 まずは、白い粉の原因を特定し、適切な解決策を探っていきましょう。

白い粉の正体とは?

白い粉の正体は、リフォーム時に使用されたセメントや石膏などの建材の粉塵である可能性が高いです。 特に、素人によるリフォームの場合、適切な養生や仕上げ処理がされていないと、このような粉塵が発生することがあります。 健康被害も懸念されます。 目や呼吸器への刺激、皮膚への炎症など、長期的な影響も考えられます。

管理会社への対応と今後の対処法

管理会社からの「掃除機で対処しろ」という提案は、全く不適切です。 根本的な原因解決にはなっていないばかりか、健康被害のリスクも無視されています。 現状では、以下の対応を検討することをお勧めします。

具体的な解決策

1. 再度、管理会社に強く抗議する: 現状を写真や動画で記録し、健康被害への懸念を明確に伝えましょう。 「掃除機では解決しない」「壁紙の張り替えが必要」と、具体的な要求を伝えましょう。 これまでのやり取りの記録も提示することで、対応の不十分さを訴えることができます。

2. 書面での要求: 口頭でのやり取りだけでは、証拠が残りにくいので、内容証明郵便で壁紙の張り替えを要求しましょう。 具体的な期限を設定し、それまでに回答がない場合は、次のステップに進みます。

3. 専門家への相談: 不動産会社や建築士などに相談し、現状を客観的に評価してもらいましょう。 専門家の意見を根拠に、管理会社に圧力をかけることができます。

4. 消費者センターへの相談: 管理会社との交渉がうまくいかない場合は、消費者センターに相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けながら、適切な解決策を探ることができます。 これは最後の手段ではなく、早期に相談することも有効です。

5. 弁護士への相談: それでも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。 法的措置を検討する必要が出てくる可能性があります。

具体的な例文:管理会社へのメール

件名:賃貸物件[住所] 壁材からの粉塵発生に関する再要請

〇〇管理会社様

先日は、賃貸物件[住所]の壁材からの粉塵発生についてご連絡いたしました。 その後、掃除機による清掃を提案いただきましたが、粉塵は依然として発生しており、健康被害の懸念も拭えません。 添付の写真・動画の通り、壁面からは白い粉が継続的に落下し、触れると手が白くなる状況です。これは、不適切なリフォームによるものであり、居住に適さない状態であると判断しております。

つきましては、速やかに壁紙の張り替え工事を実施して頂きたいと改めて要請いたします。 具体的な工事日程と、工事完了までの期間について、[日付]までに回答ください。 期日までに回答がない場合、消費者センター等への相談を検討せざるを得ないことを申し添えます。

敬具

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予防策:賃貸契約前に確認すべき点

今回のトラブルを教訓に、今後の賃貸契約では、以下の点を必ず確認しましょう。

  • リフォーム済みの物件の場合、完成後の状態を確認する: 契約前に必ず室内をしっかり確認し、写真や動画で記録しましょう。 不備があれば、その場で指摘し、改善を求めましょう。
  • 契約書の内容を丁寧に確認する: 契約書に記載されているリフォームの内容や保証期間などをしっかり確認しましょう。 不明な点は、不動産会社に質問し、納得した上で契約しましょう。
  • 複数の物件を見る: 複数の物件を見て比較することで、より良い物件を選ぶことができます。 焦らず、じっくりと検討しましょう。
  • 専門家の意見を聞く: 不安な場合は、不動産会社や建築士などに相談し、客観的な意見を聞きましょう。

まとめ

賃貸物件でのトラブルは、精神的にも負担が大きいです。 しかし、適切な対応を取れば、解決できる可能性があります。 今回のケースでは、管理会社との交渉を継続しつつ、必要に応じて専門家や消費者センターに相談することをお勧めします。 大切なのは、自分の権利を主張することです。 諦めずに、積極的に行動しましょう。

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