初めての猫との生活:野良猫の保護と飼育について

野良猫の飼い方についてお尋ねします。昨日、近所の野良猫を保護しました。夏頃の生まれだと思います。9月頃初めて見掛けたのですが、その時は多分もう乳離れしてたらしく、エサやりのおじさんからエサをもらってましたが、斜面を下る時はまだヨチチ歩き。あまりの可愛さにずっと飼いたいと思ってたのですが、ネコを飼うのは初めてなのでまずは勉強と覚悟から、と思い、この度ようやく覚悟が固まって保護に至った次第です。11月頃から機嫌の良い時は抱っこできるようになってたので(私は餌付けなどは一切してないですが)、簡単に捕まるだろうと思っていたのですが、先週、家に連れ帰ろうとしたところ、途中で猛ダッシュで腕から逃げられました。猫が住んでいた場所(兄弟猫と一緒に住んでいます)から数百メートル離れていたので、このまま迷子になるのでは・・・と心配して、その夜、翌日と見に行きましたが、ネコの姿は見当たらず・・。で、昨日ダメ元で猫が住んでいた場所にいってみたら、無事、エサやりさんたちが残したエサを食べていました。今度はしっかりと捕獲しようと、少々乱暴であることは承知の上、抱っこしてリュックの中に入れて抱きかかえ、無事に家まで連れ帰りました。とりあえず段ボールで作った家に入れようとしたのですが、今までみたことのないような大暴れをして逃亡し、行き止まり(玄関)で恐怖のあまりか、おしっこを漏らしてしまいました。今はひとまずケージの中に入れていますが、エサも食べず、目が合うとずっと切なそうに鳴いています。泣き方もおかしく、ニャーニャーではなく、アウフ・・・みたいな感じで様子がおかしい。さっきまで大暴れしてたのに、ケージに手を入れて目やにを取ったりしても抵抗しないどころか、自分の力で立とうともしない。。。やはりショックが大きかったのでしょうか。環境が変わったこと、少々手荒に扱われたこと、妹?お姉さん?猫と引き離されたこと、等々。長文になってしまいましたが、保護に至る経緯をより詳しくお伝えし、私の行動は正しかったのか、客観的な意見を頂きたいと思いました。勝手に兄弟と引き離すのは悪でしょうか(言い訳かもしれませんが、メス猫の方は撫でるのが限界で、抱っこは難しく)。猫のためには、去勢等した上でリリースすべきでしょうか。もしこのまま飼うなら、恐らく来週去勢やワクチンをしに病院へ行きますが、短期間の連続ストレスはまずいでしょうか。保護経験のある方、如何でしょうか? 補足 ちなみに、今日リュックに入れたまま体重計に乗せたら4キロ丁度でしたが、生後半年くらいという判断で良いのでしょうか?去勢手術いけますよね?初の発発情期前に去勢しておかないと、やはりスプレーしますか?今のうちに去勢しておけば大丈夫なのでしょうか?勉強した範囲では多分大丈夫、なはずですが、なにしろ実経験がゼロなもので、何もかもが手探りという感じです。

野良猫の保護と新しい環境への適応

まず、野良猫を保護してくださったこと、そしてその後の猫の様子を心配されていること、素晴らしいですね。猫を保護するということは、大きな責任を伴います。今回のケースでは、猫にとって大きなストレスとなる出来事がいくつかありました。

* 捕獲時のストレス:リュックに入れて持ち帰ったことは、猫にとって大きな恐怖体験だったと考えられます。猫は狭い空間や突然の移動を非常に嫌います。
* 環境の変化:慣れた場所から全く違う環境に連れてこられたことで、猫は不安と恐怖を感じているでしょう。
* 兄弟猫との分離:兄弟猫と離されたことも、猫にとって大きなストレスです。特に、幼い頃から一緒に過ごしていた場合は、分離による寂しさや不安は想像以上に大きいです。

これらのストレスが重なり、食欲不振や元気がない、変わった鳴き方など、猫が異常な行動を示すのは当然のことです。重要なのは、猫に安全で安心できる環境を与え、ゆっくりと落ち着かせることです。

猫の現在の状態と今後の対応

4キロの体重と生後半年という推定年齢であれば、去勢手術は可能です。できるだけ早く獣医さんに診てもらうことを強くお勧めします。健康状態の確認はもちろん、脱水症状やストレスによる病気の有無などをチェックしてもらう必要があります。獣医さんは、猫の状況を適切に判断し、必要な治療やケアについてアドバイスしてくれます。

具体的なアドバイス

* ケージの環境を整える:ケージの中に、猫が落ち着ける隠れ家となる場所(段ボールハウスなど)を用意しましょう。猫が自由に隠れたり、落ち着ける場所があることで、安心感が増します。
* ゆっくりと時間をかける:猫が新しい環境に慣れるには、時間が必要です。焦らず、猫のペースに合わせて接しましょう。無理に抱っこしたり、触ろうとしたりせず、猫が自ら近づいてくるのを待ちましょう。
* 食事:最初は食べなくても心配しすぎないでください。猫が好きなフードを試したり、少量ずつ与えたりするなど、工夫してみましょう。ウェットフードの方が食べやすい場合もあります。
* コミュニケーション:猫に優しく語りかけたり、穏やかな声で話しかけたりすることで、安心感を与えられます。ただし、猫が怖がっている場合は、距離を保ちましょう。
* 獣医への相談:猫の異様な鳴き声や、元気がない状態が続く場合は、すぐに獣医さんに相談しましょう。

兄弟猫との分離について

兄弟猫と引き離したことは、猫にとって大きなストレスになった可能性があります。しかし、メス猫を撫でるのも限界で抱っこが難しい状況であれば、やむを得ない判断だったと言えるでしょう。すべての猫が人間と仲良くできるわけではありません。無理強いせず、猫の個性と状況を尊重することが大切です。

去勢手術とワクチン接種

去勢手術は、猫の健康と行動面において非常に重要です。発情期前の去勢手術は、スプレー行為などの問題行動を防ぐ効果があります。また、ワクチン接種も、猫の健康を守る上で不可欠です。来週獣医さんに連れて行く予定とのことですが、これは適切な判断です。

リリースの選択肢

猫をリリースする選択肢も考えられますが、すでに保護し、家猫として生活を始めた以上、責任を持って最後まで面倒を見ることを検討すべきです。野良猫として生きていくのは、厳しい環境です。病気や事故のリスクも高まります。

専門家の意見

動物病院の獣医師や動物行動学の専門家によると、野良猫を保護した後の適切な対応として、以下の点が挙げられます。

* 安全な環境の提供:猫が落ち着いて過ごせる空間を用意すること。
* ストレス軽減:猫のペースに合わせて、ゆっくりと接すること。
* 健康管理:定期的な健康診断と予防接種を行うこと。
* 適切な社会化:猫が人間社会に適応できるよう、適切なトレーニングを行うこと。

まとめ

野良猫の保護は、簡単ではありません。しかし、あなたの優しさによって、猫は新しい生活に慣れていくでしょう。焦らず、猫のペースに合わせて、愛情を持って接することで、きっと良好な関係を築けるはずです。

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