これは、飼い猫に対する虐待ですか？ 生後6ヶ月の子猫を1ヶ月前から飼い始めました。 初めて猫を飼うので、遊ぶと虐待の差がよくわかりません。 下記は虐待になるか教えてくださると幸いです。 ・長毛なのでうんちのあと、おしり周りについたうんこをウェットティッシュで拭く（逃げたそう）。 ・一度だけ、うんちがおしりに残ってたので、嫌がっていたが下半身をお風呂場で洗った。 ・週一度、耳掃除で病院に行かねばならないのでキャリーバッグに無理やり押し込む（帰ってきたらおやつをあげる）。 ・2DKに住んでいて、自分がいる時は全部屋開放。寝るときや留守の時は6畳の猫ちゃん専用部屋に閉じ込める。 （トイレ、キャットタワー、餌と水、窓、おもちゃがある） ・机の上に登ってきて変なものを食べるのを阻止するため、机の上に登ったら隠れて水鉄砲をかける。 ・私が座ってるとき、膝に乗ってきて机に登ろうとするとき、膝に載せたまま、椅子ごと回転させて登らせないようにする。 （回転が速すぎて一度ふっとんでごみ箱に頭をぶつけたことがあるのでもうやっていない。） ・遊んでて、あまりのってこない時、ネズミの玩具をしっぽや背中にのせてからかう。 ・お風呂に入ると外で待っているので、たまにお風呂から顔を出して名前を呼ぶ、を繰り返す。 ・追いかけっこが好きというので、興奮している時は自分も走って追いかけたり、追いかけられたりする。 ・猫が遊んでいる時にｉｐｈｏｎｅで盗撮する。 ・ご飯を食べてる時にブラッシングをする。 ・私がベランダに出て網戸ごしに話しかける（すごく驚く）。 叩いたことはありません。 大声で叱ったことも一度だけ。 猫ちゃんの様子ですが、いつもくっついてきて、とくに私を避けてはいないです。 でも猫ちゃんにとって快適とはどんなだろう？嫌がることとしつけはどう違うのだろう？と疑問に思っています。 上記は虐待に値しますか？ よろしくお願いします。
Contents
猫との暮らし：遊びと虐待の境界線
初めて猫を飼うと、猫の気持ちを読み解くのが難しく、遊びと虐待の境界線が曖昧になることがあります。質問にある行為について、一つずつ詳しく見ていきましょう。猫の行動や反応を注意深く観察し、快適な生活を送れるよう配慮することが大切です。
具体的な行為と猫への影響
おしり周りの汚れの処理
- ウェットティッシュで拭く行為：猫はデリケートな肌をしているため、ウェットティッシュの使用は肌荒れの原因になる可能性があります。特に、嫌がっている様子が見られる場合は、無理強いせず、ぬるま湯を含ませた柔らかい布で優しく拭くか、専門の猫用お尻拭きを使用することをおすすめします。頻繁な拭き取りはストレスを与える可能性も考慮しましょう。
- お風呂で洗う行為：一度だけとはいえ、嫌がっている猫を無理やり洗うのはストレスになります。猫は自分で毛づくろいをする動物です。どうしても汚れが落ちない場合以外は、洗わない方が良いでしょう。どうしても必要な場合は、獣医さんに相談しましょう。
耳掃除とキャリーバッグ
- キャリーバッグへの強制的な入れ方：猫にとってキャリーバッグは不安な場所です。無理やり入れると、恐怖心やストレスを与えてしまいます。キャリーバッグに慣れさせるには、普段から開けておき、中におやつや好きなおもちゃを入れて、安全な場所だと認識させることが大切です。病院に行く際は、事前にキャリーバッグに慣れさせておきましょう。フェロモン系のスプレーも有効です。
生活空間と閉じ込め
- 部屋の閉じ込め：寝ている間や留守番中は、猫専用の部屋に閉じ込めるのは問題ありません。ただし、十分な広さ（6畳は適切です）と、トイレ、キャットタワー、餌と水、窓、おもちゃなどの必要なものが揃っている必要があります。猫が自由に過ごせる空間を確保することが重要です。
猫との遊び方
- 水鉄砲：隠れて水鉄砲をかけるのは、猫にとって恐怖体験になりかねません。猫を驚かせたり、威嚇するような遊び方は避けましょう。猫が嫌がる行動は、たとえ遊びのつもりでも虐待に繋がります。
- 椅子ごと回転：これは非常に危険な行為です。猫が怪我をする可能性が高く、絶対にやめましょう。猫との遊びは、猫が楽しめるように配慮することが大切です。
- おもちゃを背中に乗せる：猫が嫌がっている様子が見られる場合は、やめましょう。猫の反応をよく観察し、嫌がっているようなら、遊び方を変える必要があります。
- 追いかけっこ：猫が楽しんでいるのであれば問題ありませんが、猫が疲れていたり、嫌がっている場合はやめましょう。猫のペースに合わせて遊びましょう。
その他
- iPhoneでの盗撮：これは問題ありません。ただし、フラッシュを使用したり、猫に近づきすぎたりしないように注意しましょう。
- ご飯を食べている時のブラッシング：猫によっては嫌がる場合があります。猫の様子を見ながら、嫌がったらすぐにやめましょう。
- ベランダからの話しかけ：猫が驚くようであれば、やめるべきです。猫は繊細な聴覚を持っています。大きな音や突然の刺激は、ストレスになります。
猫の快適な生活と適切なしつけ
猫が快適に暮らせるよう、以下の点を意識しましょう。
* 安全な環境：猫が自由に動き回れる安全な空間を確保しましょう。危険な物や場所をなくし、猫が落ち着ける場所を用意しましょう。
* 清潔な環境：トイレや食器、寝床などを清潔に保ちましょう。
* 適切な食事：年齢や健康状態に合わせた適切な食事を与えましょう。
* 十分な睡眠：猫は1日に12～16時間ほど寝ます。十分な睡眠が取れるように、静かな場所を用意しましょう。
* 遊びの時間：猫と毎日遊んで、運動不足を防ぎましょう。猫が楽しめるおもちゃを選び、猫のペースに合わせて遊びましょう。
* コミュニケーション：猫とコミュニケーションを取り、猫の気持ちを読み解く努力をしましょう。
しつけは、猫に無理強いするのではなく、猫が快適に過ごせるように環境を整え、適切な行動を褒めて強化していくことが大切です。
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専門家の意見
動物行動学の専門家によると、猫の虐待は、猫の身体的、精神的な健康に深刻な悪影響を及ぼします。猫の行動をよく観察し、猫が嫌がっている行動はすぐにやめ、猫の気持ちに寄り添うことが大切です。
まとめ
質問にある行為のいくつかは、猫にとってストレスや恐怖を与える可能性があります。猫の反応をよく観察し、嫌がっている場合はすぐにやめましょう。猫との良好な関係を築くためには、猫の気持ちに寄り添い、快適な生活環境を整えることが大切です。不明な点があれば、獣医さんや動物行動学の専門家に相談しましょう。
