初めての猫との生活:保護猫との幸せな暮らし方

初めて猫(しかも保護した野良猫)を飼います(飼い始めました)。3歳の三毛猫(メス)なのですが、なにぶん初めてで何もかも分かりませんのでアドバイスをお願いします。 子猫ではなく成猫を保護したかというと、ただの勘違いから始まりました。 半年ほど前に三毛猫の赤ちゃんをつれた親子を頻繁に見かけていて、ここ最近三毛以外見なくなりました。 親離れして一人で生きているんだと思っていたら、近所の空き家で大繁殖した猫による糞尿被害で、近隣住民が石を投げたり水をかけたり、また、餌付けしている学生は人間の食べ物を普通に与えているしで…。 しかも最近その生後半年ほどの猫がごっそり消えました。 保健所に通報されたのかも?と思い、通りかかっただけでもすり寄ってくる三毛猫を保護しようと決めたのです。 そのご獣医さんに推定年齢3歳と言われ唖然。 保護したいと思って気に入っていた猫は間違いではなかったのですが、あの時赤ちゃんだった猫では無かったのです。 1ヶ月ほどしても近所に三毛猫が他に居なかったため勘違いしたのだと思います。 完全な人違いならぬ猫違いに戸惑っています。 なぜなら成猫での室内外は難しいと聞くからです。 そこで経験者の方、猫に詳しい方に質問です。 ※とても大人しい猫で、絶対にひっかいたりかんだりしません。 A:ワクチン、避妊手術が終わり、室内の生活に完全になれたらハーネスとリードを付けて外を散歩してもいいのか。 今トイレトレーニング中で、猫1匹になるときはケージの中に入れていますが、ストレスがひどく食事も給水もしません。トイレもしません。また、爪研ぎやおもちゃも破壊します。ケージに入れている時だけです。 B:窓から外を見て鳴きます。ケージに入れても鳴きます。とにかく外に出たいようですが、トイレトレーニング、また、留守番のトレーニングとして放置してて良いですか? 声は余り大きくないので、部屋を出てしまえばほぼ鳴き声は聞こえません。 C:金魚のエサ用の小さな金魚(縁日で金魚すくいに使われているようなの)を金魚すくいの練習用にと購入しましたが、何匹か生きているために飼育中です。小さな水槽に興味津々で、お尻を振っているので狩りたいのだと思いますが、狩った後は食べさせても大丈夫でしょうか?大きくて3センチくらいの金魚です。 ※追記※ 散歩をしようと思ったきっかけは猫の生活リズムです。 猫は夜行性の為、夜中、早朝に泣き続け(出して欲しいようで)こちらの睡眠が妨害されます。 「昼間に遊んであげると夜に着かれて寝る」と書いてあるのを見つけたのですが、部屋が狭いため部屋での遊びはほぼ不可能です。補足左目が緑色+乳白色になっていて、ワクチンを打ちに行った時獣医さんに「外部による怪我からの失明だろうけど、体に喧嘩した様な傷は見当たらない」と言われたので近所の人の石投げ?が原因かと思います。なので飼おうという意思は変わりません。

保護猫との生活:よくある悩みと解決策

3歳になる保護猫ちゃんとの新しい生活、おめでとうございます!野良猫時代を過ごした成猫の室内生活への適応は、確かに課題も多いですが、愛情と適切なケアで必ず幸せな日々を築けます。質問への回答と合わせて、保護猫との生活をより豊かにするヒントをご紹介します。

A. ハーネスとリードを使ったお散歩は大丈夫?

ワクチン接種と避妊手術が完了し、室内での生活に慣れてから、ハーネスとリードを使ってのお散歩は検討できます。しかし、成猫、特に野良猫出身の猫は、外の世界に警戒心が強い場合が多いことを理解しておきましょう。いきなりリードを付けるとパニックを起こす可能性もあります。

まずは、室内でハーネスに慣れさせることから始めましょう。最初は短時間から始め、猫が嫌がらないように、おやつを与えたり、優しく声をかけてあげましょう。ハーネスを着けたまま室内を自由に動き回らせて、快適に過ごせるようにします。数日間かけて、徐々に装着時間を長くしていきましょう。

外での散歩は、人が少ない時間帯、安全な場所を選び、最初は短い時間から始めましょう。猫の様子を常に観察し、猫が怖がったり、嫌がったりする場合は、すぐに散歩を中止しましょう。

専門家の意見:動物病院の獣医さんや、猫の行動に詳しい専門家(動物行動学者など)に相談することも有効です。猫の性格や状況に合わせたアドバイスをもらえるでしょう。

B. 夜鳴きと留守番:どうすればいい?

夜鳴きと、留守番中の鳴き声は、猫が不安を感じているサインです。放置するのはおすすめしません。猫は寂しがり屋で、安全な場所を求める生き物です。

夜鳴きの対策

* 昼間の活動量を増やす:猫が夜行性なのは、夜に狩りをするためです。昼間、十分な運動と遊びの時間を与えることで、夜の活動性を抑えることができます。
* 猫じゃらし、おもちゃのボール、羽根つきの棒など、様々な種類の猫のおもちゃを用意しましょう。
* キャットタワーや、高い場所から周囲を見渡せる場所を用意すると、猫の満足度が高まります。
* 隠れる場所も用意しましょう。段ボール箱や猫用ベッドなどを用意すると安心感が増します。
* 環境エンリッチメント:猫が安全で快適に過ごせる環境を作ることで、ストレスを軽減できます。窓辺に猫がくつろげるスペースを作ったり、猫が好きな香りのキャットニップなどを活用しましょう。
* 就寝前のリラックス:就寝前に、猫とゆっくりと時間を過ごし、優しく撫でてあげましょう。これにより、猫は安心感を得て、落ち着いて眠りにつくことができるでしょう。

留守番の対策

* ケージの使用は慎重に:ケージは、猫にとってストレスの大きな原因となる可能性があります。トイレトレーニングの期間以外、ケージに入れるのは避けましょう。どうしてもケージが必要な場合は、ケージ内を快適な空間にし、猫が安心できる工夫をしましょう。
* フェロモン製品の活用:猫のフェロモンを模倣した製品(フェリウェイなど)は、猫の安心感を高める効果があります。
* 留守番用おもちゃ:猫が一人で遊べるおもちゃを用意しましょう。猫が興味を持つような、様々な種類のおもちゃを用意することが大切です。

C. 金魚を狩る?食べても大丈夫?

猫が金魚に興味を示すのは、狩猟本能によるものです。金魚を捕獲し、食べてしまう可能性は十分にあります。小さな金魚は、猫にとって危険な食べ物ではありませんが、寄生虫などのリスクも考えられます。

金魚を猫が捕獲するのを防ぐためには、水槽を安全な場所に置く、水槽に蓋をするなどの対策が必要です。猫が金魚に近づかないように、工夫しましょう。

金魚を猫のエサとして与えることは、おすすめしません。猫の健康を考えると、猫用フードを与えるべきです。

室内環境の整備と、猫とのコミュニケーション

保護猫は、過去の経験からストレスを抱えている可能性があります。安全で快適な環境を整え、猫との信頼関係を築くことが重要です。

* 清潔なトイレ:常に清潔なトイレを用意しましょう。猫砂の種類も、猫の好みや、部屋の状況に合わせて適切なものを選びましょう。
* 爪とぎ:猫が自由に爪とぎできる場所を用意しましょう。猫が爪とぎをしない場所を保護するために、猫が安全に爪とぎできる場所を複数用意しましょう。
* 隠れ家:猫が安心して休める隠れ家を用意しましょう。段ボール箱や猫用ベッドなどがおすすめです。
* コミュニケーション:猫と毎日コミュニケーションを取りましょう。優しく撫でてあげたり、声をかけてあげたりすることで、猫は安心感を覚えます。

まとめ:保護猫との幸せな生活のために

保護猫との生活は、喜びと課題の両方が存在します。しかし、愛情と適切なケアで、猫との信頼関係を築き、幸せな日々を送ることができます。今回のアドバイスが、あなたと保護猫ちゃんの幸せな生活の一助となれば幸いです。

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