初めての猫との同居生活:アビシニアンの子猫とゲージトレーニング

【続】アビシニアン♀5ヶ月 11日夕方に我が家にアビシニアン5ヶ月の♀の赤ちゃんがきました。 【様子】二日目の夜、トイレでおしっことウンチを無事に排泄。寝るときもゲージで大人しく眠り ました(のか、どうかは目視出来ていませんが、騒がず鳴かず)。今朝出すときも大人しく、出てきてからはお部屋の探索。ご飯も、ベッド下に隠れることなくガツガツ。 【事件】そして仕事に行く際にゲージへ。時間は約10時間。が、帰宅すると、ゲージから出ようとしたような痕跡が。かぶせていたタオルは落ち、トイレでできたおしっこは食器の中に。 私をみるなり威嚇、ゲージでビョンビョン跳びはね、開けるやいなやすぐさまベッド下へ。 が、少し落ち着くと、また、昼間のように甘えてくる。 【質問】今日は初めてのお留守番でしたので、めげずにとにかくゲージ生活に慣れさせるべきでしょうか。正直、かわいそうだから、という気はなく(ゆくゆくなれてきたらゲージは開放するつもりですが、誤飲や何かの事故があるくらいならゲージでねていてほしい)、ただ、ストレスからトイレもできない、という状態にさせるのはどうしたものかと… まだ一日目、気を長く、強く持って、しばらくゲージ生活がんばるべきでしょうか。 長々失礼いたしました、回答いただけましたら幸いです。

初めてのゲージトレーニング:猫のストレスと安全確保のバランス

5ヶ月のアビシニアンの子猫ちゃん、お迎えおめでとうございます!初めてのゲージトレーニングは、猫にとっても飼い主さんにとっても、試行錯誤の連続ですよね。 子猫ちゃんは、新しい環境に適応しようと頑張っている最中です。ゲージから脱出を試みたり、威嚇したりするのは、不安やストレスの表れである可能性が高いです。しかし、一方で、子猫の安全を守るためにも、ゲージトレーニングは重要なステップです。

今回のケースでは、子猫ちゃんはトイレも使用し、食事もきちんと摂っており、基本的な生活は問題なさそうです。しかし、10時間のお留守番でゲージから脱出を試みたこと、そしてトイレを食器にされたことから、ストレスを感じている可能性が考えられます。

ゲージトレーニングの成功ポイント:段階的なアプローチ

いきなり長時間ゲージに閉じ込めるのではなく、段階的にゲージに慣れさせることが重要です。

  • 段階1:ゲージを安全な場所に設置する:子猫ちゃんが落ち着いて過ごせる、静かで安全な場所にゲージを設置しましょう。人通りの少ない場所や、騒音の少ない場所がおすすめです。また、ゲージの中に猫が落ち着ける隠れ家となるような場所(ハウスやタオルなど)を用意しましょう。
  • 段階2:ゲージの中を快適にする:猫にとって快適な空間にすることが重要です。お気に入りの玩具や、安全で清潔なトイレ、新鮮な水、そして美味しいご飯を用意しましょう。ゲージの大きさは、子猫が自由に動き回れる程度の広さが必要です。小さすぎるとストレスになります。
  • 段階3:短時間から始める:最初は、ほんの数分間だけゲージに入れて様子を見ましょう。子猫が落ち着いて過ごせていたら、徐々に時間を延ばしていきます。最初は、飼い主さんがゲージのそばにいることが安心感を与えます。
  • 段階4:褒めて、ご褒美を与える:ゲージの中で良い行動(落ち着いて寝ている、トイレを使っているなど)をしたら、優しく褒めて、おやつなどのご褒美を与えましょう。ポジティブな強化で、ゲージへの良いイメージを植え付けることができます。
  • 段階5:徐々に時間を伸ばす:数日かけて、徐々にゲージにいる時間を長くしていきます。焦らず、子猫のペースに合わせて進めることが大切です。10時間のお留守番は、まだ早い段階かもしれません。
  • 段階6:お留守番対策:お留守番中は、ゲージの中に十分な量の食べ物と水、そして安全なトイレを用意しましょう。また、子猫が安心できるような工夫(例えば、お気に入りのタオルやぬいぐるみなど)も効果的です。ゲージカバーを使うのも良いでしょう。ただし、通気性は確保してください。

ストレス軽減のための工夫

子猫のストレスを軽減するためには、以下の点に注意しましょう。

  • フェロモン製品の使用:猫用フェロモン製品(フェリウェイなど)を使用すると、猫の安心感を高める効果があります。スプレータイプやディフューザータイプがあります。
  • 環境エンリッチメント:ゲージの中に、様々な高さの棚や遊び場を設置することで、子猫が自由に動き回れるようにし、退屈さを軽減します。おもちゃも定期的に交換しましょう。
  • 遊びの時間を作る:ゲージトレーニング中は、ゲージの外で十分に遊んであげましょう。運動不足はストレスの原因になります。子猫と十分にコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことも重要です。
  • 獣医師への相談:もし、子猫が過剰にストレスを抱えていると感じたり、異常な行動が見られる場合は、獣医師に相談しましょう。

専門家の意見:獣医さんのアドバイス

獣医さんの視点から見ると、10時間のお留守番は5ヶ月の子猫には少し長すぎる可能性があります。子猫は、まだ環境に慣れておらず、不安定な状態です。ゲージトレーニングは必要ですが、いきなり長時間にするのではなく、徐々に慣れさせることが重要です。 トイレを食器にしたことからも、ストレスが溜まっている可能性が高いです。

具体的なアドバイス

* まずは、3時間程度の短時間からゲージトレーニングを始め、徐々に時間を延ばしていくことをお勧めします。
* ゲージ内は清潔に保ち、快適な環境を整備しましょう。
* 帰宅後は、子猫を優しく抱きしめ、安心させてあげましょう。
* 必要に応じて、獣医さんに相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

インテリアと猫の共存:安全で快適な空間づくり

猫との生活を豊かにするためには、インテリアにも工夫が必要です。

  • 猫が登れる家具:猫は高い場所が好きなので、猫が登れるキャットタワーや棚を設置しましょう。これにより、猫は安全な場所を確保でき、ストレス軽減にも繋がります。
  • 猫が隠れる場所:猫は隠れ家が好きなので、ハウスやベッドなどを用意しましょう。これにより、猫は安心感を高めることができます。
  • 猫が遊べるおもちゃ:様々な種類のおもちゃを用意することで、猫は飽きないで遊ぶことができます。これにより、猫の運動不足を防ぎ、ストレス軽減にも繋がります。
  • 安全な素材:猫が口に入れても安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。誤飲を防ぐためにも重要です。

まとめ:根気と愛情で、猫との幸せな生活を

ゲージトレーニングは、猫と飼い主さんにとって、少し大変な時期ですが、根気と愛情を持って取り組むことで、必ず成功します。子猫のペースに合わせて、焦らずゆっくりと進めていきましょう。そして、安全で快適な空間づくりも忘れずに、猫との幸せな生活を実現してください。

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