初めての同棲!理想の賃貸探しと契約で失敗しないための完全ガイド

不動産屋さん、賃貸の部屋探しについて。 近日中に婚約中の彼と同棲を始める予定の者です。 しかし、彼も私も今まで実家暮らしだった為、部屋の探し方がよく分かりません。 インターネットで自分たちの条件にあった物件を探し、今週末に一番気になっている物件の内覧に行く予定です。 その気になっている物件なのですが、最寄駅まで徒歩15分程度、築年数もそれほど古くなく、内装は大幅改装済みでキッチンやお風呂はとても綺麗でお洒落です。バルコニーも広くて夏には部屋から花火も見えたり、その他結構な好条件なのですが、部屋の大きさや条件の割に家賃が比較的安く、敷金・礼金もなしというところが引っかかっています。 エレベーターや駐輪場、有料ですが駐車場もあり、一応3LDKのお部屋なのですが、その内洋室2部屋が4畳ちょっとしかない小さな部屋ということ以外はとくに気になるような点はありません。 以前テレビで敷金・礼金のいらない物件は怪しいというのを見た記憶があり、言い方は悪いですが悪徳な業者じゃないのか、事故物件だったりして…と今の段階では素直にいい部屋を見つけた!と喜べずにいます。 物件を見に行った際に不動産屋さんに他に良い物件がないかなども含め確認しようとは思うのですが、部屋探し自体が初めての為、どのようなことに気を付けて何を確認しておけばいいのかいまいち分かりません(内覧時に注意して見ておくべきところや、契約内容で注意、確認が必要なことなど)。 部屋の見学、契約時、気をつけて確認しておくべきことを教えて頂きたいです。また、見学時にはなにか持って行った方がいいものはありますか?カメラなどは持って行ってもいいのでしょうか? 不慣れなためアドバイスをお願い致します。補足安いというのは、同等~それ以下の条件で見た他の物件と比べてです。 駅からの距離が同じぐらいの物件で、間取りが狭く部屋数が少ない、築年数が古く内外ともにあまり綺麗ではない部屋の多くが上記の物件より高いです。 築年数は15年程なので建物としては大幅改装が必要なほど古くはないような…(綺麗に修繕したというよりは、お洒落な造りに変えてみたというようにも見えるので、入居者を増やすためと考えてみればおかしくはない?)

初めての賃貸探し!不安を解消するチェックポイント

初めての賃貸探しは、ワクワクする反面、不安もつきものです。特に、敷金・礼金なし物件は、警戒心が強くなるのも当然です。しかし、必ずしも「怪しい」とは限りません。家賃相場や物件の状況をしっかり確認することで、安心して契約を進めることができます。

内覧前に確認すべきこと

物件探しサイトの情報だけでは判断できない部分も多いです。内覧前に不動産会社に確認しておきたいポイントをまとめました。

  • 家賃相場との比較:周辺の同等の物件と家賃を比較し、相場より明らかに安い場合は、その理由を不動産会社に確認しましょう。築年数や設備、立地などを考慮して、妥当な価格かどうか判断することが重要です。インターネット上の不動産ポータルサイトなどを活用して、周辺物件の家賃相場を調べましょう。
  • 修繕履歴の確認:大規模修繕やリフォームの履歴を確認しましょう。特に、今回の物件のように内装が改装済みの場合は、いつ、どのような改装が行われたのかを具体的に確認することが重要です。改装の質によって、今後の修繕費用の負担が変わる可能性があります。
  • 周辺環境の確認:物件周辺の環境(騒音、治安、ゴミ捨て場など)を事前に確認しましょう。実際に現地を訪れて、時間帯によって状況が変わる可能性も考慮しましょう。Googleストリートビューなども活用できます。
  • 管理会社の確認:管理会社がしっかりしているか確認しましょう。管理会社がしっかりしていれば、トラブル発生時の対応も迅速で丁寧な場合が多いです。
  • 契約条件の確認:敷金・礼金、更新料、違約金など、契約条件を事前に確認しましょう。不明な点があれば、不動産会社に丁寧に質問しましょう。特に、敷金・礼金がない場合、その理由を明確に説明してもらいましょう。

内覧時に確認すべきこと

内覧では、五感をフル活用して物件の状態をチェックしましょう。

  • 室内の採光と通風:日中の時間帯に内覧し、各部屋の明るさや通風を確認しましょう。日当たりや風通しが悪いと、カビや結露が発生しやすくなります。
  • 設備の確認:キッチン、浴室、トイレ、洗面所などの設備が正常に機能するか確認しましょう。水漏れや排水不良がないか、しっかり確認しましょう。
  • 壁や床の状態:壁や床に傷や汚れ、カビ、シミなどがないか確認しましょう。特に、築年数の古い物件では、注意深く確認する必要があります。
  • 収納スペース:収納スペースの広さや使いやすさを確認しましょう。収納が少ないと、生活に支障をきたす可能性があります。
  • 騒音レベル:窓を開けて、外の騒音レベルを確認しましょう。道路や線路の近くにある物件は、騒音が気になる可能性があります。
  • セキュリティ:玄関ドアの鍵や防犯設備を確認しましょう。防犯カメラやオートロックなど、セキュリティ対策がしっかりしているか確認しましょう。
  • 周辺環境の再確認:改めて周辺環境を確認しましょう。日中と夜間では、騒音や人通りの状況が異なる場合があります。

写真撮影について

カメラの持参は問題ありません。気になる箇所を写真に収めておけば、後からじっくり確認できます。特に、傷や汚れ、設備の状態などは、写真に記録しておくと安心です。

契約時に確認すべきこと

契約書は重要な書類です。内容をよく理解した上で、署名・捺印しましょう。

  • 契約内容の確認:家賃、敷金・礼金、管理費、更新料、違約金など、契約内容を一つずつ丁寧に確認しましょう。不明な点があれば、不動産会社に質問しましょう。
  • 重要事項説明書:重要事項説明書の内容をしっかり理解しましょう。特に、瑕疵担保責任や解約条件などは、注意深く確認しましょう。
  • 特約事項の確認:契約書に記載されている特約事項をよく確認しましょう。ペットの飼育や楽器の演奏など、制限事項がないか確認しましょう。
  • 保証会社の確認:保証会社を利用する場合、保証会社の契約内容を確認しましょう。保証料や保証範囲などを確認しましょう。

敷金・礼金なし物件の落とし穴

敷金・礼金なし物件は魅力的ですが、リスクも存在します。

  • 修繕費用の負担:敷金がない場合、退去時の修繕費用は全額自己負担になる可能性があります。物件の状態をしっかり確認し、修繕費用を事前に見積もっておきましょう。
  • 家賃滞納リスク:家賃滞納のリスクが高いと判断された場合、敷金・礼金がない物件は敬遠される傾向があります。そのため、家賃の支払いを遅延させないよう注意しましょう。
  • 物件の質:敷金・礼金がない物件は、物件の質が低い可能性があります。物件の状態をしっかり確認し、納得した上で契約しましょう。

専門家の意見

不動産会社に相談するだけでなく、必要であれば弁護士や不動産鑑定士などの専門家に相談することも検討しましょう。特に、契約内容に不安がある場合や、物件に問題がある可能性がある場合は、専門家の意見を聞くことで安心感が得られます。

まとめ:安心して新しい生活を始めましょう

初めての賃貸探しは、多くの不安がつきものです。しかし、この記事で紹介したポイントを参考に、しっかりと物件の状態や契約内容を確認することで、安心して新しい生活を始めることができます。焦らず、納得のいく物件を見つけてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)