初めてのキバラガメ飼育!餌を食べない・隠れている…その原因と解決策

子亀を買いました。カメを飼うのは初めてです。種類はキバラガメです。餌全然食べないんです。(餌はカメプロスというのを、半分に折って水に浮かせています。)ずっと浮島の下に隠れています。家にきたばかりの時は結構動いてました。家に来て2日くらい経ちます。冬眠しているのでしょうか?冬眠しては、いけないカメがいると聞きました。キバラガメは冬眠してよいのでしょうか(´・ω・`)水温は25℃です。ヒーターで温度を保っています。早めの回答、お待ちしております。

キバラガメの飼育環境と餌について

初めての亀飼育、しかもキバラガメとあって、不安な気持ちもよく分かります。 餌を食べず、隠れている状態は、環境の変化やストレス、あるいは健康状態に問題がある可能性を示唆しています。まずは、キバラガメの飼育環境と餌やりについて、詳しく見ていきましょう。

キバラガメの飼育環境:水槽選びからレイアウトまで

キバラガメは比較的丈夫な種類ですが、適切な環境を用意してあげることが、健康で長生きさせるための第一歩です。

水槽のサイズ

幼体のうちは、30cm程度の小型水槽でも飼育できますが、成長に合わせて水槽サイズを大きくする必要があります。最終的には、キバラガメの甲羅の長さの3倍以上の長さの水槽を用意するのが理想です。 大きすぎる水槽は水温管理が難しくなるため、成長に合わせて徐々に水槽を大きくしていくことをおすすめします。

水質

水質は非常に重要です。水道水は塩素が含まれているため、カルキ抜き剤を使用し、24時間以上エアレーションして塩素を完全に除去してから使用しましょう。 定期的な水換えも必要です。水換えの頻度は、水の汚れ具合によって異なりますが、週に1回程度、水槽の水の半分を交換するのが目安です。 フィルターの使用もおすすめです。

温度管理

キバラガメは、25℃前後の水温を好みます。ヒーターを使用して、適切な水温を維持しましょう。水温計を必ず設置し、温度を常にチェックすることが大切です。 温度が低すぎると活動性が低下し、餌を食べなくなったり、冬眠しようとしたりする可能性があります。

隠れ家

隠れ家は、キバラガメにとって非常に重要なものです。落ち着ける場所を提供することで、ストレスを軽減し、安全に過ごせるようにします。 浮島だけでなく、シェルターや流木などを設置して、複数の隠れ家を用意しましょう。 隠れ家がないと、常に警戒状態になり、餌を食べなくなったり、隠れたままになる可能性があります。

レイアウト

水槽内には、陸地と水場を両方用意しましょう。陸地には、日光浴ができる場所と、隠れ家となる場所を用意します。 紫外線ライトも設置することで、甲羅の健康維持に役立ちます。

餌について:カメプロス以外の選択肢も

カメプロスは一般的なカメの餌ですが、キバラガメが好んで食べない場合もあります。 種類や状態によっては、嗜好性が異なるため、他の餌を試してみるのも良いでしょう。

餌の種類

* カメ用ペレット:様々なメーカーから販売されており、栄養バランスが考慮されています。カメプロス以外にも、色々な種類のペレットを試してみましょう。
* 生餌:コオロギ、ミミズ、ザリガニなど、生餌を与えることで食いつきが向上する可能性があります。ただし、寄生虫の危険性もあるため、信頼できる業者から購入することが重要です。
* 野菜:レタス、小松菜、キュウリなどの野菜も与えることができます。ただし、主食ではなく、補助的な餌として与えましょう。

餌やり方

餌は、カメが食べやすいように、小さく刻んで与えるのがおすすめです。 水に浮かせて与える方法も有効ですが、底に沈むタイプの餌も試してみましょう。 食べ残しはすぐに取り除くことが重要です。

キバラガメの冬眠について

キバラガメは、本来冬眠する種類です。しかし、飼育下では冬眠させる必要はありません。 特に幼体のうちは、冬眠させるリスクの方が大きいため、冬眠させずに飼育するのが一般的です。 水温を25℃に保っているとのことですので、冬眠する心配はありません。

餌を食べない・隠れている原因と対策

キバラガメが餌を食べず、隠れている原因として考えられるのは以下の通りです。

* 環境の変化へのストレス:新しい環境にまだ慣れていない可能性があります。
* 病気:寄生虫や細菌感染の可能性もあります。
* 餌の好み:カメプロスが好みではない可能性があります。
* 水質の悪化:水質が悪化している可能性があります。

具体的な対策

* 環境に慣れさせる:水槽に近づきすぎず、静かに様子を見守りましょう。
* 餌の種類を変える:カメプロス以外の餌を試してみましょう。
* 水質をチェック:水質検査キットを使用して、水質をチェックしましょう。必要であれば、水換えを行いましょう。
* 獣医に相談:症状が改善しない場合は、爬虫類に詳しい獣医に相談しましょう。

専門家のアドバイス

爬虫類専門の獣医に相談することで、より正確な診断と適切な治療を受けることができます。 特に、餌を食べない状態が続く場合や、他の症状が見られる場合は、早めの受診をおすすめします。

まとめ

キバラガメの飼育は、適切な環境とケアが不可欠です。 餌を食べない、隠れているといった状態は、すぐに解決できる場合もありますが、病気の可能性も否定できません。 上記の対策を試しても改善しない場合は、迷わず獣医に相談しましょう。 健康なキバラガメとの生活を楽しんでください。

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