初めてのオール電化住宅でのお風呂の蛇口の不便さ解消方法

初めてのオール電化の部屋に引越して半年経ち、IHキッチンにも慣れました。 ただ、お風呂場の蛇口がお湯と水が別々になっているため、お風呂のたびに温度調整に時間を要します。浴槽に浸かる ことはないので、ほぼシャワーしか使いませんが、髪を洗っている間などに一時的に蛇口を締めると、また温度調整をしないといけないので流しっぱなしで使います。 時々浴槽に栓をして使わない間のお湯を溜めてみると、3日で浴槽の7分目くらいまで溜まります。残り湯で洗濯ができないので完全に無駄なお湯です。 シャワーと蛇口を切り替えるハンドルはありますが、中間にしても止水されず、シャワーと蛇口のどちらからも流れるタイプです。 洗面台は左右に動かすだけで温度調整、上下させて止水できる一般的なものなので、お風呂の蛇口をどうしても不便に感じてしまいます。 湯/水が別で一時止水できないタイプの蛇口で、何か取り付けることで、洗面台のように簡単に温度調整ができて一時止水ができるようにする方法はあるんでしょうか?

お風呂場蛇口の不便さ:湯水別々、一時止水不可の悩み

オール電化住宅への引っ越し、おめでとうございます!IHキッチンへの適応もスムーズに進んでいるようで何よりです。しかし、お風呂場の蛇口の不便さ、お気持ちよく分かります。湯水別々で一時止水できない蛇口は、温度調整の手間と無駄な水(お湯)の消費という、大きなストレスになりますよね。特に、シャワーを頻繁に使う方にとって、その不便さは深刻です。3日で浴槽の7分目まで溜まるということは、相当な水の無駄遣いになっていると言えるでしょう。洗面台の使い勝手の良さと比較すると、その差は歴然です。

解決策:既存蛇口への追加設備で快適さを実現

幸い、既存の蛇口を交換せずに、快適な温度調整と一時止水を可能にする方法があります。いくつかご提案させていただきます。

1. シャワーヘッドの交換:節水効果と快適性を両立

まず検討したいのは、シャワーヘッドの交換です。節水効果の高いシャワーヘッドは、水圧を維持したまま水の使用量を削減し、温度調整の手間を軽減します。また、ミスト機能が付いたシャワーヘッドなら、髪への負担も減り、節水効果も高まります。

  • メリット:比較的安価で導入しやすい、節水効果によるランニングコスト削減、快適なシャワー体験
  • デメリット:蛇口本体の問題は解決しない、一時止水機能は追加されない

2. サーモスタット混合栓の追加:理想的な温度と止水機能を実現

より根本的な解決策としては、サーモスタット混合栓の追加を検討しましょう。これは、既存の蛇口に接続して、温度と水量を正確に制御できる装置です。多くのサーモスタット混合栓には、一時止水機能も搭載されています。洗面台のような快適な操作性を実現し、無駄な水の消費を抑えられます。ただし、工事が必要になる場合があります。

  • メリット:正確な温度調整、一時止水機能、節水効果、快適な操作性
  • デメリット:工事が必要な場合あり、費用が高額になる可能性あり

3. 止水栓の追加:シンプルな解決策

もっと手軽な方法としては、蛇口とシャワーの間に止水栓を取り付けることです。これは、蛇口とシャワーを切り替えることなく、一時的に水を止めるための装置です。費用も安く、DIYでも取り付け可能です。

  • メリット:安価、DIYで取り付け可能、手軽に一時止水を実現
  • デメリット:温度調整機能は追加されない、見た目が多少悪くなる可能性あり

専門家の意見:快適な浴室環境のためのアドバイス

これらの解決策は、いずれも専門業者に依頼する必要がないものから、工事が必要なものまで様々です。ご自身のDIYスキルや予算に合わせて最適な方法を選択することが重要です。迷う場合は、水道工事の専門業者に相談することをお勧めします。彼らは、ご自宅の状況に最適な解決策を提案し、安全かつ確実に工事を完了してくれます。

具体的な手順と注意点

どの方法を選択するにしても、以下の点に注意しましょう。

シャワーヘッド交換の場合

1. 既存のシャワーヘッドのサイズを確認する。
2. 適合する節水型シャワーヘッドを選ぶ。
3. 付属の説明書をよく読んで、正しく取り付けを行う。

サーモスタット混合栓追加の場合

1. 水道工事の専門業者に相談し、見積もりを取る。
2. 工事の日程を調整する。
3. 工事後、きちんと動作することを確認する。

止水栓追加の場合

1. 適切なサイズの止水栓を選ぶ。
2. 工具を用意する(レンチなど)。
3. 説明書をよく読んで、正しく取り付けを行う。

まとめ:快適な浴室環境を目指して

お風呂場の蛇口の不便さは、日常生活におけるストレスに繋がります。今回ご紹介した方法を参考に、快適な浴室環境を実現してください。 無駄なお湯の使用量を減らすことで、環境にも優しく、家計にも優しい生活を送れるはずです。 どの方法を選ぶにしても、安全を第一に考え、必要であれば専門家の力を借りましょう。

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