初めてのオス犬のトイレトレーニング:生後4ヶ月、成功への道

犬のトイレトレーニングに疲れてしまいました。どうしていけば良いのか分かりません。他の子たちと比べたらダメだと分かっていてもこれまで何匹も飼ってきたのでどうしても、何故ここまで覚えない?と思ってしまいます。歴代ずっとトイプードルでずっとメスでした。初めてのオスです。オスメスで覚えに違いはあるのですか?生後四ヶ月目に入りました。トイトレはじめて一ヶ月過ぎましたが成功が一度もってくらいないです。ベッドの上から歩きながらでもしてます。私の膝の上でもうんちします。「ダメでしょう!」と叱り服を脱いでいたら逃げていき台所付近で今度はオシッコ…。もうマーキング?と思う程…。ケージから出すと好き放題される。出さなきゃギャンギャンうるさい。仔犬のわりにかなり大きい声。ずっと犬と生活してきてるので、ある程度は扱いや躾にも慣れてると思います。基本は成功した時に褒めまくる、失敗は無視して片付け。現行犯の時のみ、床を叩き「ダメでしょ!」と一発。起きた時、食後や遊び後など時間を見て定期的にシートの上に連れていく。最長一時間粘りましたがしませんでした…。諦めて離したら10分もしないうちにしたり。臭いを嗅いだりクルクルまわるソワソワするなどの予兆も全くなくホントしたくなったらする。です…。ビデオでも監視しましたが(ずっと見張ってられないので)あ!オシッコしたい!シャーって感じでして、歴代こんな犬いなかったのでビックリです。するまで出さないもしましたが、やはりずっと目の前で見張ってられないし、いつしたか分からずなのでオシッコしたら出すがなかなか出来ません。見張ってる時には全然しないので。500円玉強くらいのオシッコを何回もします。うんちもまだ仔犬なので一日3〜4回はしてます。ケージからださない事にはいつになってもトイレって覚えないと思うのです。ケージでは完璧なのにリビングに出したら好き放題ってよく聞きますし、家の歴代犬も最初はみんなそうでした。一ヶ月過ぎくらいならまだ覚えない犬もいますか?成功が全くないので。まわりに聞いても、遅い犬だとしても失敗がありつつ成功が増えてきてるくらいにはなってる時期と言うので。もちろん個体差があるのは分かってるんですが…。本に書いてあるようなトイトレや一般的にみなさんがされるトイトレなど一通りしました。これからどうしたらいいのか分かりません。アドバイス下さい。

これまで複数頭のメス犬のトイレトレーニングを成功させてきた経験をお持ちとのこと、ご苦労されている様子が伝わってきます。初めてのオス犬で、しかもトイレトレーニングに全く成功していない状況、非常にストレスを感じていることと思います。しかし、ご安心ください。多くの犬は、生後4ヶ月で完璧にトイレトレーニングが完了するわけではありません。焦らず、犬の気持ちと適切なトレーニング方法を見つけることが大切です。

オス犬とメスの違い、そして生後4ヶ月のトイレトレーニング

オスとメスの違いは?

オスとメスの犬でトイレトレーニングの難易度に大きな差があるとは言い切れませんが、オス犬はマーキング行動をする可能性が高いため、トイレトレーニングがやや複雑になる場合があります。マーキングは縄張り主張の一種で、特に興奮状態やストレスを感じている時に起こりやすいです。今回のケースでは、台所でオシッコをしたこと、そして500円玉ほどの少量のオシッコを何度もする様子から、マーキングの可能性も考えられます。

生後4ヶ月はトイレトレーニングの過渡期

生後4ヶ月は、犬のトイレトレーニングにおいて重要な時期ではありますが、まだ完全に学習が完了していない時期です。多くの犬は、この頃にトイレトレーニングの成功率が向上しますが、個体差が大きく、成功が全くないというケースも珍しくありません。焦らず、根気強くトレーニングを続けることが重要です。

トイレトレーニングを見直してみましょう

現在のトレーニング方法の問題点

現在のトレーニング方法を拝見すると、基本的には正しいアプローチを取られています。しかし、いくつか改善できる点があります。

  • 叱り方の問題:「ダメでしょ!」と叱り、床を叩く方法は、犬にとって恐怖を与える可能性があります。恐怖は、学習効果を阻害し、かえってトイレトレーニングの成功を遠ざける可能性があります。犬は感情的な生き物です。恐怖心を与えると、あなたを避けるようになり、トレーニングが難しくなります。
  • タイミングの問題:「起きた時、食後、遊び後」にトイレに連れていくのは良い方法ですが、1時間粘る必要はありません。犬がトイレに行きたがらない場合は、すぐに諦めて、別の機会にチャレンジしましょう。10分後にトイレをするということは、犬は自分のタイミングでトイレに行きたいというサインです。
  • ケージトレーニングの見直し:ケージの中で完璧にトイレができるのに、リビングに出すと失敗するというのはよくあることです。ケージは安全な場所として認識されているため、トイレを我慢できるのです。リビングは探索や遊びの場所であり、興奮しやすい環境です。ケージトレーニングとリビングでのトレーニングを分けて考える必要があります。
  • 予兆の捉え方:「予兆がない」とのことですが、仔犬は予兆を示すとは限りません。特に、マーキング行動の場合は、予兆が分かりにくいこともあります。
  • 監視の限界:常に監視することは不可能です。監視に頼るのではなく、犬の行動を予測し、適切なタイミングでトイレに誘導する必要があります。

具体的な改善策

  • 褒め方を見直す:成功した時は、言葉で褒めるだけでなく、おやつや大好きなおもちゃを与え、大げさに褒めましょう。犬は、ご褒美と行動を結びつけることで学習します。
  • 叱るのをやめる:叱る代わりに、失敗したらすぐに片付け、犬に注意を払わず、無視しましょう。犬は、叱られることで恐怖を感じ、トイレトレーニングを嫌がるようになります。無視することで、犬は自分の行動と結果を結びつけにくくなります。
  • トイレの場所を明確にする:トイレシートの位置を固定し、常に同じ場所に設置しましょう。犬は、トイレの場所を覚えることで、トイレトレーニングがスムーズに進みます。可能であれば、トイレシートをケージの近くに設置するのも有効です。
  • ケージトレーニングの活用:ケージは、犬が安心して過ごせる安全な場所です。ケージの中でトイレを成功させることで、自信をつけさせることができます。リビングに長時間出すのではなく、短時間ずつ出して、トイレの成功体験を増やしていきましょう。遊んだ後や食事の後などは、すぐにケージに戻すことを意識しましょう。
  • マーキング対策:オス犬のマーキング対策として、去勢手術を検討することもできます。獣医師に相談し、メリット・デメリットを理解した上で判断しましょう。また、マーキングしやすい場所には、犬が嫌がるスプレーなどを利用するのも有効です。
  • 頻回なトイレ誘導:特に、遊び終えた後や食事の後、そして起きた直後など、トイレに行きたがる可能性が高いタイミングで、こまめにトイレシートに連れて行きましょう。成功したら必ず褒めてください。
  • 専門家の相談:どうしても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家や動物病院の獣医師に相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、犬の行動や性格に合わせた適切なトレーニング方法を見つけることができます。

成功事例と専門家の視点

多くの犬は、根気強いトレーニングによってトイレトレーニングをマスターします。焦らず、犬のペースに合わせてトレーニングを進めることが大切です。成功事例としては、ある飼い主さんが、犬がトイレを成功するたびに、お気に入りのオモチャで遊んであげることで、トイレトレーニングを成功させた事例があります。また、獣医師からは、「犬の年齢や性格、環境などを考慮した上で、適切なトレーニング方法を選択することが重要」とのアドバイスがあります。

まとめ

トイレトレーニングは、時間と忍耐を要する作業です。しかし、適切な方法でトレーニングを継続することで、必ず成功します。今回の改善策を参考に、犬との信頼関係を築きながら、根気強くトレーニングを続けてください。もし、どうしても改善が見られない場合は、専門家の力を借りることを検討しましょう。

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