初めてのオカメインコとの生活:怯える雛鳥への適切な対応とインテリアとの調和

生後1ヶ月くらいのノーマル(灰)オカメインコを先ほど迎えましたが、かなり怯えています。 いまは段ボールにおがくずをひいて大人しくさせています。静かに、とのことなので、エアコンで部屋をかなり暖かくし自分は近くで本を読んでいます。 まず、左右にユラユラと怯えていて、糞を全くしません。次の挿し餌は3時ごろとのことです。 ふつうこんなもんですか?とても心配です。

初めてのオカメインコと過ごすお部屋:環境設定と雛鳥の落ち着かせ方

新しい環境に来た生後1ヶ月のオカメインコが怯えているのは、ごく自然な反応です。初めての場所、新しい匂い、そして人間という存在に、恐怖を感じているのでしょう。まずは、鳥さんの気持ちを理解し、安心できる環境を整えてあげることが大切です。

1. 段ボールハウスの見直し:安全で落ち着ける空間を

段ボールハウス自体は良い選択ですが、オカメインコがさらに落ち着けるよう、工夫してみましょう。

* 隠れ家を作る:段ボールハウスの中に、小さな箱や布切れなどを入れ、隠れ家を作ってあげましょう。オカメインコは狭い空間を好む傾向があります。
* 温度と湿度:エアコンで暖かくしているとのことですが、温度計と湿度計で確認し、適温(25~28℃)と適切な湿度(50~60%)を保つことが重要です。乾燥しすぎると、雛鳥の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。加湿器を使う場合、オカメインコに直接水がかからないように注意しましょう。
* 明るさ:直射日光は避け、明るいけれど直射日光の当たらない場所に設置しましょう。暗すぎるのも良くありません。
* 床材:おがくずは良い選択ですが、埃っぽくないか確認してください。埃が舞うと、雛鳥の呼吸器に負担がかかります。紙製の床材なども検討してみましょう。

2. 距離感とコミュニケーション:焦らず、ゆっくりと

「静かに」と言われていますが、全く無視するのではなく、一定の距離を保ちながら、優しく声をかけてあげましょう。いきなり近づいたり、大きな音を出したりしないように注意してください。

* 視線:じっと見つめず、視線を少しずらして、存在を認識させてあげましょう。
* 声かけ:優しく小さな声で、「可愛いね」「大丈夫だよ」など、穏やかな言葉を語りかけてあげましょう。
* 距離:最初は少し離れた位置から様子を見て、徐々に距離を縮めていきましょう。雛鳥が警戒し始めたら、すぐに距離を取りましょう。

3. 糞の状態と挿し餌:獣医師への相談も視野に

糞を全くしないのは、ストレスや病気の可能性も考えられます。挿し餌の時間が迫っているとのことですが、様子を見て、必要であれば獣医師に相談しましょう。

* 獣医師への連絡:糞の状態、食欲、活動量などを獣医師に伝え、適切なアドバイスを受けましょう。
* 緊急時の対応:雛鳥の状態が悪化したり、異変を感じたら、すぐに獣医師に連絡しましょう。

インテリアとオカメインコの共存:安全で快適な空間づくり

オカメインコを迎えるにあたって、インテリアにも配慮が必要です。

安全な空間づくり:

* 危険な物の撤去:コード類、小さな物、毒性のある植物などを雛鳥が届かない場所に移動、または撤去しましょう。
* ケージの設置場所:ケージは、直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に設置しましょう。
* 室温管理:室温の変化は雛鳥にとってストレスになります。一年を通して快適な温度を保てるように、空調設備やカーテンなどを活用しましょう。

インテリアとの調和:

グレーのオカメインコは、落ち着いた色合いのインテリアによく馴染みます。

* グレーを基調としたインテリア:グレーの壁や家具は、オカメインコの羽の色と調和し、落ち着いた雰囲気を作ります。
* 自然素材を取り入れる:木製の家具や自然素材のインテリアは、温かみのある空間を作り、オカメインコにも安心感を与えます。
* グリーンを取り入れる:観葉植物は、空気を浄化し、リラックス効果もあります。ただし、オカメインコが食べられないように、安全な植物を選びましょう。

専門家のアドバイス:

鳥類専門の獣医師や、経験豊富なブリーダーに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。インターネットの情報だけでなく、専門家の意見を参考に、オカメインコにとって最適な環境を整えましょう。

まとめ:愛情と配慮で、快適な生活を

初めてのオカメインコとの生活は、喜びと不安が入り混じるものですが、愛情と適切な配慮で、鳥さんとの楽しい日々を過ごせるよう、環境を整えてあげることが大切です。雛鳥の行動をよく観察し、少しでも心配なことがあれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

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