初めてのウサギ飼育!ケージと部屋んぽ、最初の過ごし方

今度うさぎを飼うことになりました。元々は屋外の牧場で3畳くらいのスペースで放し飼いになっていたうさぎを貰い受けて飼うことになったのですが、自宅では基本ケージ飼育で時々部屋んぽさせる形で飼っていくつもりです。うさぎを飼うのは初めてでいろいろと勉強中なのですが、初めて家に来たうさぎは最初の2,3日はケージの中に入れたまま放したりせず慣れさせるべきと聞きました。もともとそれなりに広いスペースで生活してたうさぎなので、初日から少し部屋んぽさせたほうがストレスにならないのかなぁと素人の考えでは思うのですが、やはり同様に最初はケージの中に入れてそっとしておいたほうがいいのでしょうか。ちなみにうさぎは生後1年くらいで、観光客が餌を買ってあげたりできる場所にいたので人には慣れてるほうだと思います。

ウサギの新しい環境への適応:ケージ飼育と部屋んぽのバランス

新しい環境に来たウサギにとって、最初の数日は非常にストレスフルな時期です。たとえ人が慣れているウサギであっても、全く違う匂い、音、そして空間は、大きな変化であり、警戒心を高めます。そのため、最初の2~3日はケージの中で過ごさせることが一般的です。これは、ウサギが新しい環境に落ち着き、安全だと感じるための時間を与えるためです。

しかし、あなたのウサギは生後1年で、比較的広いスペースで生活し、人に慣れているとのこと。これは、いきなり部屋んぽをさせない方が良いという絶対的なルールではないことを示唆しています。重要なのは、ウサギの反応を注意深く観察し、ストレスサインに気づくことです。

ウサギのストレスサインを見つける

ウサギのストレスサインは、人間とは異なり、分かりにくい場合があります。以下のサインに注意しましょう。

  • 食欲不振:いつものようにペレットを食べなかったり、おやつにも興味を示さない。
  • 元気がない:いつも活発なのに、動きが少なく、伏せている時間が長い。
  • 過剰なグルーミング:毛づくろいをしすぎる。
  • 排泄の変化:尿量や糞の量、状態が変わる。
  • 隠れる行動:ケージの隅に隠れたり、身を潜めるようにする。
  • 歯ぎしり:ストレスや不安を感じているサイン。
  • 耳を後ろに倒す:警戒している、または恐怖を感じているサイン。

これらのサインが見られた場合は、部屋んぽを中止し、ケージに戻して安静にさせるべきです。

段階的な部屋んぽ:安全な環境づくり

もし、ウサギが落ち着いてきたと感じたら、段階的に部屋んぽを始めてみましょう。

1. 安全な空間の確保

部屋んぽを行う前に、ウサギにとって安全な空間を確保することが重要です

  • 電源コードや危険な物を隠す:コードをかじって感電したり、有害な物を食べてしまう可能性があります。
  • 隙間を塞ぐ:狭い隙間に入り込んでしまうと、取り出すのが困難になります。
  • 食べられない植物を置く:観葉植物など、ウサギが食べてはいけない植物は全て撤去しましょう。
  • 滑りやすい床材を避ける:フローリングなどでは、ウサギが足を滑らせて怪我をする可能性があります。カーペットやマットなどを敷きましょう。
  • トイレの場所を決める:ウサギが排泄しやすい場所を確保し、トイレトレーニングを同時に行いましょう。

2. 短時間から始める

最初は10~15分程度の短い時間から始め、ウサギの様子を見ながら徐々に時間を延ばしていきましょう。

3. 常に監視する

部屋んぽ中は、ウサギから目を離さないようにしましょう。何か危険な行動を取っていないか、ストレスサインが出ていないかなどを注意深く観察します。

4. ケージを安全な場所にする

部屋んぽの後、ウサギはケージに戻って休むことができます。ケージは安全で快適な場所であるべきです。清潔に保ち、十分な量の牧草、水、そしておやつを用意しておきましょう。

専門家の意見:獣医師への相談

ウサギの飼育に不安がある場合は、獣医師に相談することをお勧めします。獣医師は、ウサギの健康状態をチェックし、適切なアドバイスをしてくれます。特に、初めてウサギを飼う場合は、飼育方法や健康管理について相談することで、より安心した飼育ができます。

インテリアとの調和:ウサギと暮らす快適な空間

ウサギと快適に暮らすためには、インテリアにも配慮しましょう。ブラウン系の家具や落ち着いた色のカーペットは、ウサギの落ち着きを促す効果があります。また、ケージの設置場所も重要です。直射日光が当たらない、静かで安全な場所を選びましょう。

まとめ:ウサギとの新しい生活を楽しみましょう!

新しい家族であるウサギとの生活は、喜びと責任が伴います。ウサギの性格や行動をよく観察し、適切な対応をすることで、幸せな時間を過ごすことができるでしょう。焦らず、ゆっくりとウサギと信頼関係を築いていきましょう。

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