分譲賃貸マンション「グリフィン」の管理費の謎に迫る!部屋ごとの違いと疑問解決

分譲賃貸マンションの管理費が、部屋によってまちまちなんです。部屋の形や広さはほぼ皆同じです。方角は南西と北東向きしかないので、それほど方角での差は付かないと思います。10階の部屋は家賃78000円+管理費0円と家賃73000円+管理費5000円とか(いずれも方角は同じ)、8階部屋は家賃68000円+管理費10000円、5階部屋は家賃67000円+管理費10000円、とか。家賃を低く見積もって、管理費分で収入を得ようという魂胆にすら見えます…(皆、合計額が殆ど一緒だし。)どうなんでしょう?このマンション…。ちなみに「グリフィン」という名の分譲賃貸です…補足家賃と管理費の比率に疑問というよりも、ほぼ同条件の部屋タイプで同じマンションを利用しているのに、何故、こうも管理費が違うのか?という疑問なんです…。家賃は各オーナーさんの意向で決まるのは分かるのですが、管理費は管理会社への保全修繕の委託に使うのではないのですか?もしそうなら、そこまで管理の費用は変わらない気がしますが…?。

分譲賃貸マンションにおける管理費の仕組み

分譲賃貸マンションでは、各部屋のオーナーが個別に家賃を設定できます。しかし、管理費はマンション全体の維持管理費用を各住戸で分担するものです。 管理費は、管理会社への委託費用、修繕積立金、共用部分の清掃・維持費用など、マンション全体の運営に必要な費用を賄うために徴収されます。原則として、同じマンション内の同じタイプの部屋であれば、管理費は均一であるべきです。

質問者様のケースでは、部屋の広さや方角がほぼ同じにもかかわらず、管理費に大きな差がある点が非常に疑問です。 これは、管理規約や管理会社の運営方法に問題がある可能性があります。

管理費の差額が生じる可能性

管理費の差額が生じる原因として考えられる点をいくつか挙げ、それぞれについて詳しく解説します。

1. 個別オーナーの事情

まず、考えられるのは、個別オーナーの事情です。 各オーナーは、自分の部屋の家賃と管理費を自由に設定できるわけではありませんが、一定の範囲内で調整できる可能性があります。例えば、空室期間を短縮するために、家賃を下げ、その分を管理費に上乗せするといった戦略をとるオーナーもいるかもしれません。 これは、一見すると不公平に見えますが、オーナーの経営判断に基づくものであり、必ずしも不正行為とは限りません。

2. 管理規約の解釈と運用

マンションには管理規約があり、管理費の徴収方法などが定められています。 この規約に、部屋の階数や向きによって管理費が異なるという規定があれば、その規定に従って管理費が徴収されている可能性があります。ただし、そのような規定があることは稀であり、あれば、入居前に説明されているはずです。 もし、そのような規定がなく、管理費の差額に正当な理由がない場合は、管理会社に問い合わせるべきです。

3. 管理会社の運営方法

管理会社の運営方法も、管理費の差額に影響を与える可能性があります。 管理会社によっては、効率的な運営によってコストを抑え、管理費を低く抑えている場合もあります。逆に、管理会社の運営が非効率であったり、不透明であったりする場合には、管理費が高くなる可能性があります。 管理会社の選定や運営状況について、オーナー会や管理組合に確認してみることをお勧めします。

4. 修繕積立金の積み立て状況

管理費の一部は、修繕積立金として積み立てられます。 築年数が経過したマンションでは、大規模修繕が必要になるため、修繕積立金の積み立て額が多くなりがちです。 もし、質問者様のマンションが築年数が経過しており、大規模修繕が近いのであれば、修繕積立金への積み立て額が大きく、結果として管理費が高くなっている可能性があります。

5. サービス内容の違い

管理費の中には、共用部分の清掃や設備の維持管理といったサービス費用が含まれています。 マンションによっては、これらのサービス内容が部屋によって異なる場合があります。例えば、高層階の部屋には、特別な清掃サービスが含まれているかもしれません。 管理会社にサービス内容を確認し、管理費の差額の理由を明確に説明してもらう必要があります。

具体的な行動とアドバイス

疑問を解消するために、以下の行動をおすすめします。

1. 管理会社への問い合わせ

まずは、管理会社に直接問い合わせて、管理費の差額について説明を求めましょう。 具体的な根拠を示してもらい、納得できる説明が得られない場合は、さらに詳しい情報開示を求めるべきです。

2. 管理規約の確認

管理規約をよく読み、管理費に関する規定を確認しましょう。 管理費の算定方法や、差額が生じる可能性のある規定がないか確認することが重要です。

3. オーナー会・管理組合への参加

オーナー会や管理組合に参加し、他のオーナーと意見交換を行うことで、管理費に関する情報を得ることができます。 他のオーナーも同様の疑問を抱えている可能性があり、共同で管理会社に改善を求めることもできます。

4. 専門家への相談

それでも疑問が解消されない場合は、弁護士や不動産管理の専門家に相談することを検討しましょう。 専門家の意見を聞くことで、より客観的な判断ができます。

まとめ

分譲賃貸マンションの管理費は、マンション全体の維持管理費用を分担するものです。 同じタイプの部屋であれば、管理費はほぼ均一であるべきです。 質問者様のケースのように、管理費に大きな差がある場合は、管理会社や管理規約、あるいはオーナーの事情などを確認する必要があります。 疑問点は積極的に管理会社に問い合わせ、必要であれば専門家に相談することで、問題解決に繋げましょう。 透明性の高い管理体制が、快適なマンションライフに繋がります。

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