分譲新築の勾配天井:ガルバリウム鋼板屋根と雨音・断熱性、最適な部屋選び

至急!分譲新築でガルバリウム鋼板屋根で勾配天井はどうでしょうか? とても悩んでいます。新築購入にあたり、間取りを決めている最中なのですが、2階建て2階の3部屋の内、1部屋だけ勾配天井にできるのでどの部屋にするか迷っています。 3部屋の内訳としては、主寝室(8畳)と洋室(6畳)が2部屋です。 当初は、主寝室を勾配天井にすれば広々とした部屋になるのではと考えていました。 しかし、yahoo知恵袋などを拝見していますと、ガルバリウム鋼板屋根では雨音が気になったりや断熱効果が薄く、特に勾配天井はその様子が顕著であると知りました。 主寝室を勾配天井とすれば、この先上記のようなことで睡眠の妨げになったり、エアコン効率が悪くなったりするのではと不安になり質問をした次第です。 質問内容としては、以下の仕様の家において主寝室を勾配天井とするべきか、またそれ以外の洋室にするべきか、勾配天井をやめるべきか、これについて良識をいただければと思っております。 【仕様】※当方、家に関して素人のため不動産業者からもらった仕様書の屋根に関する内容を転記しております。以下の内容で不足の場合は、ご指摘ください。 (屋根) 下地 構造用合板t=12 アルファルトルーフィング 22kg 仕上げ 瓦棒葺き(ガルバリウム) (天井断熱) グラスウール t=50 よろしくお願いします。

ガルバリウム鋼板屋根と勾配天井のメリット・デメリット

ガルバリウム鋼板屋根は、軽量で耐久性が高く、デザイン性にも優れた人気の屋根材です。しかし、雨音や断熱性に関する懸念は事実です。特に勾配天井は、屋根材と天井材の距離が近いため、雨音や温度変化の影響を受けやすい傾向があります。

メリット

* **デザイン性:** 勾配天井は、空間を広く見せる効果があり、開放的でスタイリッシュな雰囲気を演出できます。特に、採光窓を設ければ、より明るく、開放的な空間になります。
* **収納スペースの増加:** 勾配天井部分に収納スペースを設けることで、収納力をアップできます。小屋裏収納などを計画すれば、季節家電や衣類などの収納に役立ちます。

デメリット

* **雨音:** ガルバリウム鋼板屋根は、雨音が響きやすい素材です。勾配天井の場合、その影響がより顕著に現れる可能性があります。
* **断熱性:** 勾配天井は、熱が逃げやすい構造です。特に、断熱材の厚みが不足している場合、夏は暑く、冬は寒いといった問題が発生する可能性があります。グラスウールt=50mmは、一般的な住宅の断熱基準を満たしていますが、勾配天井の場合は、さらに厚い断熱材を使用する、もしくは遮熱シートなどを併用するなどの工夫が必要となる場合があります。
* **コスト:** 勾配天井は、通常の天井よりも施工費用が高くなります。

どの部屋に勾配天井を作るべきか?

主寝室(8畳)と洋室(6畳)のどちらに勾配天井を作るか、あるいは勾配天井自体を諦めるべきか、悩ましいですね。 結論から言うと、主寝室よりも洋室に勾配天井を作ることをおすすめします。

主寝室を勾配天井にしない理由

* **睡眠への影響:** 雨音や温度変化は、睡眠の質に大きく影響します。主寝室は、リラックスして質の高い睡眠をとることが最も重要な空間です。雨音や温度変化によるストレスは、睡眠不足や疲労感につながりかねません。
* **エアコン効率:** 勾配天井は、冷暖房効率が悪くなる可能性があります。主寝室は、一年を通して快適な温度を保つことが重要です。エアコンの効きが悪くなると、電気代の上昇にもつながります。

洋室を勾配天井にするメリット

* **空間の広がり:** 6畳の洋室に勾配天井を作ることで、空間がより広く感じられます。
* **ゲストルームや趣味の部屋としての活用:** 洋室は、主寝室ほど快適性が求められないため、勾配天井によるデメリットの影響を受けにくいです。

雨音対策と断熱対策

ガルバリウム鋼板屋根の雨音と断熱性の問題を軽減するための対策を講じることが重要です。

雨音対策

* **遮音材の追加:** 天井裏に遮音材を追加することで、雨音を軽減できます。グラスウールに加え、吸音材や制振材などを検討しましょう。
* **屋根材の種類の見直し(設計段階であれば):** もし設計段階であれば、雨音の少ない屋根材に変更することも検討できます。例えば、セメント瓦などは、ガルバリウム鋼板よりも雨音が静かです。
* **天井の仕上げ材:** 天井の仕上げ材にも工夫が必要です。例えば、吸音効果のあるクロスを使用するなど、工夫することで雨音の軽減に繋がります。

断熱対策

* **断熱材の厚みの増し:** グラスウールt=50mmに加え、さらに厚い断熱材を追加することで、断熱性を向上できます。
* **遮熱シートの併用:** 屋根材の下に遮熱シートを施工することで、夏の暑さを軽減できます。
* **高性能窓の採用:** 窓からの熱の出入りも大きいため、高性能な断熱窓を採用することで、冷暖房効率を向上できます。

専門家の意見を参考に

建築士や住宅性能評価士などの専門家に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。特に、断熱材や遮音材の選定、施工方法については、専門家の知識が不可欠です。

まとめ

分譲新築で勾配天井を検討する際には、ガルバリウム鋼板屋根の特性を理解し、適切な対策を講じる必要があります。主寝室よりも洋室に勾配天井を作る方が、快適な生活を送れる可能性が高いでしょう。しかし、最終的な判断は、ご自身のライフスタイルや優先順位を考慮して決定してください。 専門家の意見を参考にしながら、後悔のない選択をしてください。

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