分譲マンションベランダへのポリカーボネート製スクリーンパネル設置について

分譲マンションの共用部分であるベランダ(バルコニー)に目隠しのためポリカーボネート素材の前面スクリーンパネルを取り付けることは問題ないでしょうか？ 11階建て分譲マンションの8階に住んでいます。道路を挟んで真向かいにあるマンションの住人に、ベランダをのぞかれています。何度か、私の洗濯物を双眼鏡を使ってその方が見ているのを目撃して、正直気持ちが悪いです。(大げさですが念のため警察には相談しましたが、洗濯物をとられたこともなく、ただ覗かれているだけなので現状では注意やなにもできないとのことでした) そこでベランダの前面に木製のラテイスをつけてガーデニング風にして隠してましたが日当たりが悪くなってしましました。また、鳩が毎日来てしまい糞の片付けなども少々面倒です。もともととても日当たりのよいベランダでとても気に入っているので、春や夏場はベランダに出てゆっくり本を読んだり、ビオトープ等もしたいと思っています。そこでベランダの前面に透過性のあるポリカーボネート素材のスクリーンパネルというのか、パーテーションというのか、そういったものを目隠し兼ハトよけ風よけとして取り付けたいと考えています。ベランダは共用部分のため、理事会と管理組合にこの件について可能か問い合わせたところ、「ハトよけネットや格子(ラティス)などをつけている部屋もあるので大丈夫だと思うが、修繕工事などの際に撤去できるように、そしてベランダのコンクリート等に穴などをあけないように」とのことでした。私の希望としては、上下にレールを取り付け、引き戸のようにパネルを可動させることで、普段は目隠しやハトよけ風よけのため閉め切っているけれど、(覗き魔の方が引っ越すことも考えてｗ)たまには外の景色も見られるようにしたいです。ネットで業者さん等を色々調べているのですが、一軒家での施工例はあってもマンションでの施工例が見つかりません。やはりマンションには規定や法律のようなものがありラティスくらいが限度なのでしょうか？エクステリアや建築などにお詳しい方に是非アドバイスを頂きたいです。またなにか他に透過性はあるけれど目隠しになるような方法がございましたらどうか教えて頂きたいです。長々と申し訳ありません、お手数をおかけいたしますがご回答どうぞよろしくお願いいたします。

Contents

1 マンションベランダへのスクリーンパネル設置：可能性と注意点
2 まとめ：計画的な準備と丁寧な確認が成功の鍵

マンションベランダへのスクリーンパネル設置：可能性と注意点

ご質問ありがとうございます。分譲マンション8階ベランダからの視線問題、そしてプライバシー保護と日照確保の両立、大変お困りのことと思います。警察への相談や管理組合への確認も済ませているとのこと、 proactiveな姿勢は素晴らしいです。

結論から申し上げますと、ポリカーボネート製スクリーンパネルの設置は、管理規約やマンションの構造、そして設置方法によっては可能です。しかし、いくつかの重要な点に注意する必要があります。

管理規約の確認が最優先

まず、最も重要なのは、マンションの管理規約を確認することです。管理規約には、ベランダへの設置物に関する規定が記載されている可能性が高いです。「外観の統一性」「安全性の確保」「共用部分の改修」などに関する条項を注意深く読み、ポリカーボネートパネルの設置が認められるか、具体的な制限事項がないかを確認しましょう。管理組合に確認済みとのことですが、規約の該当部分のコピーを入手し、改めて内容を確認することをお勧めします。

設置方法：穴あけ禁止と撤去容易性を重視

管理組合から「修繕工事の際に撤去できるように、そしてベランダのコンクリート等に穴などをあけないように」との指示がありましたが、これは非常に重要です。 ベランダは共用部分であり、勝手に穴を開けることは禁止されているのが一般的です。

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そのため、パネルの設置は、ベランダの手すりに固定する、もしくは自立式にするなどの方法を検討する必要があります。例えば、手すりに挟み込むタイプの金具を使用したり、重りを使って自立させる方法などがあります。また、脱着可能な構造にすることで、修繕工事の際に容易に撤去できるようになります。ご希望の引き戸式も、レールをベランダに固定せずに、自立式にする工夫が必要になります。

ポリカーボネートの種類と選び方

ポリカーボネートには様々な種類があり、透明度、耐候性、強度などが異なります。 耐候性と強度が高いものを選ぶことが重要です。また、目隠し効果を重視するなら、不透明度が高いもの、もしくはブラインドやフィルムを組み合わせることも検討できます。業者に相談する際には、具体的な商品名や仕様を提示して、マンションベランダへの設置が可能かどうかを確認しましょう。

専門業者への相談

一軒家とマンションでは施工条件が異なるため、マンションベランダへの施工実績のある業者を選ぶことが重要です。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することをお勧めします。その際、管理規約のコピーを提示し、設置方法や撤去方法について明確に確認しましょう。また、施工後の保証についても確認しておきましょう。

その他、透過性のある目隠し方法

ポリカーボネート以外にも、透過性がありながら目隠し効果のある方法があります。

* アクリル板：ポリカーボネートと同様に透明度が高く、軽量で加工しやすい素材です。
* すりガラス調フィルム：既存の窓ガラスやアクリル板に貼ることで、目隠し効果を高めることができます。
* ルーバー：水平または垂直に並んだ羽根状の構造で、視線を遮りながらも風を通すことができます。ただし、これも管理規約を確認する必要があります。
* 植栽：観葉植物などをベランダに置くことで、自然な目隠し効果を得られます。ただし、スペースや管理の手間を考慮する必要があります。

まとめ：計画的な準備と丁寧な確認が成功の鍵

マンションベランダへのスクリーンパネル設置は、管理規約の確認、適切な設置方法、そして専門業者への相談が不可欠です。計画的に準備を進め、管理組合や業者と丁寧なコミュニケーションをとることで、プライバシーを守りつつ、快適なベランダ空間を実現できるでしょう。焦らず、一つずつ確認しながら進めていきましょう。