分譲マンションの内装違い!モデルルームと実物で異なるキッチン壁面への対処法

分譲マンションの購入を予定しており、先日、入居予定の部屋の内覧を行いました。しかし、モデルルームと実際の内装が異なっていました。モデルルームではコンロとダイニングの間が壁でしたが、実際は強化ガラスでした。ハウスメーカーの営業に指摘しましたが、購入予定の部屋とモデルルームはタイプの違う部屋ということで、何も対応しないとのことでした。私としては、キッチンが丸見えなので、ガラスを透明でないガラスなどに張り替えて欲しいのですが。カタログにも、その仕様の違いは書かれていません。この場合、仕方ないのでしょうか?自腹でフィルムを貼るしかないのでしょうか?

モデルルームと異なる内装…契約前に確認すべき点

分譲マンションを購入する際、モデルルームは大きな判断材料となります。しかし、モデルルームはあくまで「理想的な空間」の提案であり、実際に販売される部屋と完全に一致するとは限りません。今回のケースのように、キッチンとダイニングの間の壁がモデルルームと異なる素材(壁から強化ガラス)だったという点は、大きな違いと言えるでしょう。

契約前に、仕様書や図面を十分に確認し、モデルルームとの違いを明確に理解しておくことが重要です。特に、キッチン、浴室、トイレなどの水回りや、リビング、ダイニングなどの主要空間の仕様は、細部まで確認する必要があります。カタログに記載がない場合でも、営業担当者に直接確認し、疑問点を解消してから契約を進めるべきです。

強化ガラスの壁面への対処法:費用と方法

残念ながら、ハウスメーカーが対応しない場合、自力で対処する必要があります。強化ガラスの壁面を目隠しするために、いくつかの方法があります。

1. ガラスフィルムの貼付

最も手軽で費用を抑えられる方法です。様々な種類のフィルムがあり、すりガラス調、ミラー調、柄入りなど、デザインも豊富です。DIYでも可能ですので、時間と費用を節約したい方にはおすすめです。

* メリット:費用が比較的安価、DIY可能、デザイン豊富
* デメリット:剥がれやすい場合がある、ガラスの汚れが目立ちやすい、完璧な目隠しにはならない場合もある

2. 目隠しカーテンの設置

レールを取り付け、カーテンを設置する方法です。デザイン性が高く、プライバシーを守りつつ、インテリアにも馴染むものを選べます。

* メリット:デザイン性が高い、プライバシー保護効果が高い、開閉可能
* デメリット:レール取り付けが必要、費用がフィルムより高くなる場合がある、カーテンのメンテナンスが必要

3. 間仕切りを設置

ガラス壁の前に、パーテーションや間仕切りを設置する方法です。デザイン性の高いものからシンプルなものまで様々な種類があり、空間を仕切ることで、よりプライベートな空間を確保できます。

* メリット:プライバシー保護効果が高い、デザイン性が高い、空間を完全に仕切れる
* デメリット:費用が高額、設置工事が必要、設置場所の制限がある

4. ガラスへの装飾

ステンドグラス風のフィルムや、デコレーションシールなどを貼ることで、ガラスを目立たなくしたり、デザイン性を高めることができます。

* メリット:費用を抑えられる、DIY可能、オリジナリティのある空間を演出できる
* デメリット:デザインによっては、キッチンが丸見えになるのを完全に防げない場合がある

専門家への相談

上記の方法以外にも、インテリアコーディネーターやリフォーム業者に相談することも可能です。専門家のアドバイスを受けることで、最適な方法や費用、デザインなどを提案してもらえます。特に、間仕切りの設置やガラス交換などの大掛かりな工事を行う場合は、専門家の意見を聞くことをお勧めします。

契約前に確認すべきこと:再発防止策

今回のケースを教訓に、今後のマンション購入では以下の点を注意しましょう。

  • 仕様書・図面を徹底的に確認する:モデルルームと実物の違いを明確に確認し、不明な点は営業担当者に確認しましょう。特に、キッチン、浴室、トイレなどの水回り、リビング、ダイニングなどの主要空間の仕様は、細部まで確認することが重要です。写真や動画で記録を残しておくのも有効です。
  • 契約前に現地を確認する:モデルルームだけでなく、実際に購入を検討している部屋を複数回訪問し、時間帯を変えて確認しましょう。日中の明るさや、夜間の照明の様子なども確認することで、より現実に近い状態を把握できます。
  • 複数のハウスメーカーと比較する:複数のハウスメーカーの物件を比較することで、価格や仕様、サービスなどを比較検討し、最適な物件を選ぶことができます。
  • 専門家への相談:弁護士や不動産会社などの専門家に相談し、契約内容や権利などを確認しましょう。必要であれば、契約前に専門家に見てもらうことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ:後悔しないための賢い選択を

モデルルームと異なる内装に戸惑う気持ちはよく分かります。しかし、冷静に状況を把握し、最適な対処法を選択することが重要です。費用対効果を考え、自分にとって最も満足度の高い方法を選びましょう。そして、今回の経験を活かし、次回の物件選びでは、より慎重に確認を進めてください。

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