分譲マンションの上階騒音問題:賃貸住まいのあなたへの具体的な解決策

分譲マンションの賃貸貸しの部屋に住んでいますが上階の騒音に困っています。分譲マンションの賃貸貸しの部屋に住んでいます。上の階の騒音で毎日、嫌な思いをしています。上の階に住む家族構成は父親、母親、女の子2人の4人家族のようです。毎日子供の走り回る音、ドンと言う高いところから飛び降りているような音が聞こえてきます。余りにもひどいので昨年に管理会社へ苦情を申し入れ管理会社からマンションのロビー等に『騒音に注意』と張り紙をしていただきました。・・・・しかしながら、ほとんど効果がなく再度、年明けに管理会社へ苦情を伝えました。そもそも年末年始に友人や親戚が我が家に集まった時に来客のほとんどの方が上の階の騒音に驚いていたのが再度の苦情に繋がった訳です。言葉では説明出来ないくらいの騒音です。管理会社は直接、上の階の住人に苦情が寄せられているとお話しをして下さったようですが、、、やはり駄目です。上の住人は分譲で住んでいるようですが、我が家は分譲貸し賃貸で住んでいます。『どうせ引っ越すだろう』とか『賃貸貸しの人だから』・・・などの考えがあるのでしょうか、お会いしても挨拶もありませんでした。そう言う意味で騒音も『分譲マンションの本来の住人ではないからいいや・・・』と軽く見られているのでしょうか?勿論、『迷惑を掛けてすみません』などの挨拶すらありません。また、去年九月にメニエール病になり体調が悪く眩暈を緩和させる薬や自律神経の薬などを処方していただき服用しています。最近では上階からの突然の『ドンッ』と言う音で心臓がバクバクとするようになってしまい症状も悪化しております。どうしたらいいでしょうか・・・

深刻な上階騒音問題と賃貸居住者の立場

賃貸マンションで上階からの騒音に悩まされている、というご相談ですね。特に、お子さんの走り回る音や、大きな物音に毎日苦しんでいらっしゃる状況、そしてメニエール病の悪化まで招いていると伺い、大変お辛い状況だと察します。分譲マンションの賃貸住まいという立場も、問題解決を難しくしている要因の一つかもしれません。

騒音問題解決へのステップバイステップガイド

現状を打開するためには、段階的に対応していく必要があります。以下に、具体的な解決策をステップごとに説明します。

ステップ1:証拠の収集と記録

まずは、騒音の発生日時、内容、そしてその時のあなたの体調などを詳細に記録しましょう。スマートフォンや専用の騒音測定器を使って、騒音レベルを記録することも有効です。証拠となる記録は、後々の対応に非常に重要になります。

* 日時:いつ発生したのかを正確に記録します。
* 内容:具体的な音(例:子供の走り回る音、ドスンという音など)を記述します。
* 音量:騒音計があれば数値を記録、なければ主観的な音量(例:非常に大きい、普通など)を記録します。
* あなたの体調:騒音による影響(例:頭痛、めまい、不眠など)を記録します。
* 証人:年末年始に訪問した友人や親戚の方など、騒音を証言できる人がいれば、その方の連絡先なども記録しておきましょう。

ステップ2:管理会社への再交渉と内容証明郵便

管理会社には既に連絡済みとのことですが、これまでの記録を元に、より詳細な状況説明と具体的な改善要求を行いましょう。電話だけでなく、内容証明郵便で送付することで、あなたの真剣な姿勢と、法的根拠に基づいた対応を求める意思を示すことができます。内容証明郵便には、以下の点を明確に記載しましょう。

* 騒音の内容と頻度:具体的な日時と内容を詳細に記載します。
* 騒音による被害:あなたの健康被害(メニエール病の悪化など)についても具体的に記載します。
* これまでの対応と効果の無さ:これまでの管理会社への連絡と、その結果を明確に記載します。
* 具体的な改善要求:上階住人への注意喚起、騒音対策工事の実施などを具体的に要求します。
* 期限の設定:管理会社に何日までに回答を求めるか、期限を設定します。

ステップ3:専門家への相談

管理会社との交渉がうまくいかない場合、弁護士や不動産専門家などに相談することを検討しましょう。弁護士であれば、法的措置(裁判など)の可能性についてもアドバイスを受けることができます。専門家の助言を得ることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。

ステップ4:自治体への相談

それでも解決しない場合は、お住まいの自治体(区役所や市役所など)の住宅相談窓口に相談してみましょう。自治体によっては、騒音問題に関する専門の相談窓口や、仲介役を務めてくれる制度が設けられている場合があります。

ステップ5:引っ越しを検討する

上記の対応をしても改善が見られない場合、最終手段として引っ越しを検討する必要があるかもしれません。健康被害を考慮すると、現状を維持し続けることは難しいでしょう。

騒音トラブルを防ぐための賃貸選びのポイント

今回の経験を踏まえ、今後の賃貸選びにおいては、以下の点に注意しましょう。

* 物件の立地:騒音源になりやすい場所(駅近、道路沿いなど)を避ける。
* 建物の構造:遮音性の高い建物を選ぶ(二重窓、厚い床など)。
* 管理体制:管理会社がしっかりしているかを確認する。
* 上階の状況:可能であれば、上階の居住状況を確認する。

専門家の視点:騒音問題の解決には証拠が重要

弁護士の視点から見ると、騒音問題の解決には、騒音の発生状況を客観的に証明できる証拠が非常に重要です。騒音計による測定データ、騒音発生日時を記録した日記、証人の証言など、あらゆる証拠を収集しておくことが、解決への近道となります。

まとめ:諦めずに、適切な対応を

上階からの騒音問題は、非常にストレスが溜まる問題です。しかし、諦めずに、適切な手順を踏んで対応していくことが重要です。今回のステップバイステップガイドを参考に、一歩ずつ問題解決に取り組んでいきましょう。あなたの健康を第一に考え、必要であれば専門家の力を借りながら、快適な生活を取り戻してください。

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