分譲マンションにおけるノラ猫と犬の吠え問題:解決策と具体的な対策

ノラ猫に対する犬の吠え対策と隣人の餌やりをやめさせる手段を教えて下さい。 分譲マンションに住んでいます。 去年の夏前から隣の部屋に住んでいる60代くらいの奥さんがノラ猫(1匹)に餌をあげる様になりました。 我が家の庭を通らないと外から隣の庭に行けないので猫が我が家の庭に頻繁に出入りする様になりました。 我が家では犬を飼っていてノラ猫を見つけると吠えてしまいます。(同居猫がいますがそちらには吠えません) また隣の隣の部屋も犬を飼っており猫を見つけると猫を見つけると吠えてしまう様でつられて愛犬も吠えてしまいます。 吠えたら「ダメ」と言えば止めるので今までそれで対処してきました。 今年の夏前から、その猫が2匹の子猫を連れて来る様になりました。 さすがに猫3匹が頻繁に庭に出入りすると犬の吠えも多くなりました。 隣の隣の部屋の犬の吠えも増えた様に思います。 また留守番の際は「ダメ」と止める人が居なくなるので吠えているのではないかと気がかりです。 管理人さんに相談しノラ猫への餌やり禁止の張り紙と隣人に何回か注意をしていただきましたがまったく聞きません。 隣の奥さんは出来たらその猫の親子を飼育したいようなのですが旦那さんが反対しているそうで「家で飼う気はない」そうです。 管理人さんがダメだったので管理会社の担当の方に相談し注意をしていただきました。 旦那さんが対応し奥さんに餌やりをさせない様に気を付けると仰っていたそうです。 その日から隣の庭にあった水入れと餌入れは撤去されました。 が、どうも奥さんが室内に猫を入れて室内で今も餌をあげている様です。 なので現状はまったく変わりません。 先日隣の隣の部屋の住民の方とお話しする機会がありその方も猫の餌やりに非常に迷惑しているそうです。 その方の庭を通って猫がマンション内に出入りしているそうで何回か管理人さんに相談もしていたそうです。 猫避けなどを庭に撒いたり設置したそうですがまったく効き目がなかったと仰っていました。 私も年中、愛犬に「ダメ」「ダメ」言っている様な生活でもう嫌です。 愛犬がノラ猫を見ても吠えない様な躾方法や対処法ありますでしょうか? またどうにか隣の餌やりをやめて頂きたいのですがどうすればいいのでしょうか? 出来たら隣の方がその猫親子を責任を持ってきちんと室内飼育して頂けるのが1番良いのですが…。 長文お付き合い頂きましてありがとうございました。 よろしくお願いします。補足何回か隣人の奥さんには「犬が吠えてしまう」「餌やりでなくきちんと飼育してほしい」「里親を見つけたら」とお伝えしました。 「犬は吠えて当たり前、ペット可なので気にする事ない」「旦那が犬派で飼うのは嫌だって言われてる」「私がこの子たちが居なくなったら辛いから…」と言われました。 子猫がマンション内で2匹死んでいた事もあり(転落死)、管理人が保健所に頼んだ所ノラ猫の保護は今現在していないと断られたそうです。

1.愛犬のノラ猫への吠え対策

愛犬がノラ猫を見て吠えるのは、縄張り意識や狩猟本能が働くためです。 「ダメ」と言うだけでは、根本的な解決にはなりません。 効果的なしつけと環境対策を組み合わせることで、吠えを抑制することができます。

1-1. 脱感作トレーニング

ノラ猫の姿を遠くに見て吠え始める前に、愛犬に安全で快適な場所(クレートやソファなど)に移動させ、おやつを与えたり、優しく撫でたりして、良い経験を結びつけます。 徐々にノラ猫との距離を縮めていきます。 最初は遠くから、徐々に距離を詰めていきます。 吠え始めたら、すぐに安全な場所に移動させることが重要です。 このトレーニングは、専門のドッグトレーナーに相談するのが効果的です。

1-2. 代替行動の学習

ノラ猫を見た時に吠える代わりに、別の行動をするよう訓練します。「おすわり」「待て」などのコマンドを教えることで、注意をそらすことができます。 コマンドを実行したら、すぐに褒めておやつを与えましょう。

1-3. 視覚的な遮断

庭に目隠しフェンスを設置したり、窓に目隠しシートを貼ったりすることで、ノラ猫を視界から遮断します。 愛犬がノラ猫を見ることが減れば、吠える機会も減ります。

1-4. 環境エンリッチメント

愛犬のストレスを軽減するために、十分な運動や遊びの時間を確保しましょう。 疲れている犬は、比較的落ち着いていられます。 また、知的な刺激を与えるおもちゃなども効果的です。

2.隣人への餌やり中止の働きかけ

隣人への直接的な説得は難しいため、段階的なアプローチが必要です。

2-1. 改めて丁寧に説明する

「猫の餌やりが、近隣住民の生活に大きな迷惑をかけていること」「猫の安全面の問題(転落死など)」「マンションの規約違反の可能性」を、冷静に、そして丁寧に説明します。 感情的になることなく、事実を淡々と伝えることが重要です。 共感できる部分を探り、理解を得られるよう努めましょう。

2-2. 管理会社への再相談

管理会社に、これまでの経緯と現状を改めて報告し、具体的な解決策を相談します。 他の住民からの苦情も伝え、問題の深刻さを強調しましょう。 必要であれば、弁護士に相談することも検討しましょう。

2-3. 他の住民との連携

同じように迷惑している住民と連携し、管理会社や隣人に共同で働きかけることで、より強い圧力となります。 署名活動なども有効です。

2-4. 保健所への相談

ノラ猫の多頭飼育や、マンション内での猫の死といった問題を保健所に相談することで、行政による介入を促すことができます。 保健所は、動物愛護の観点からも対応してくれる可能性があります。

3.猫の適切な飼育について

隣人が猫を飼育することに抵抗がある場合でも、猫の福祉を考慮した提案を行うことが重要です。

3-1. 里親探し支援

動物愛護団体や動物病院などに相談し、猫の里親探しを支援します。 里親探しサイトなどを活用することも有効です。 写真や動画などを用意し、猫の魅力を伝えることで、より早く良い里親が見つかる可能性が高まります。

3-2. 一時預かりの提案

隣人が猫を飼育できない事情がある場合、一時的に猫を預かることを提案するのも一つの方法です。 ただし、これはあくまで最終手段であり、十分な準備と覚悟が必要です。

4.専門家の活用

問題解決が難しい場合は、専門家の力を借りましょう。

4-1. 動物行動学の専門家

愛犬の吠え対策には、動物行動学の専門家のアドバイスが不可欠です。 専門家は、愛犬の行動を分析し、適切なトレーニング方法を提案してくれます。

4-2. 弁護士

隣人とのトラブルが解決しない場合は、弁護士に相談しましょう。 弁護士は、法的観点から問題を解決するための適切なアドバイスをしてくれます。

まとめ

ノラ猫問題と犬の吠え問題は、複雑に絡み合った問題です。 解決には、愛犬のしつけ、隣人との丁寧なコミュニケーション、管理会社や専門家への相談など、多角的なアプローチが必要です。 焦らず、段階的に解決策を進めていくことが重要です。 そして、常に動物の福祉を考慮した対応を心がけましょう。

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