出窓の謎の虫とフン!引っ越しできない状況での具体的な駆除・予防対策

現在借りている部屋の出窓に、何度掃除しても、虫のフンと思われるものが現れます。ですが、虫本体が現れないんです。きっとどこかに住み着いているんだろうと出窓を隅々まで見渡すと、ある1部分に2センチ前後の穴が開いていました…。ここか、と思い刺激を与えましたが何も出てこなく、仕方がないのでパテで埋めました。すると後日フンが落ちている範囲が広がっていて、ベッドにまで至っています…。気持ち悪くて気持ち悪くて…。引っ越したいのは山々ですが、引っ越したばかり&就職したばかりでお金が足りず、できません。どなたか対処法を教えていただけないでしょうか。

出窓の穴から侵入する虫の特定と駆除

出窓の穴から侵入し、フンをする虫の特定が、まず第一歩です。2センチ程度の穴から侵入できる虫は、種類が絞られます。可能性の高いのは、以下の通りです。

  • シロアリ: 木材を食べる害虫で、小さな穴から侵入し、内部で活動します。フンは小さな粒状で、大量に発生することがあります。パテで穴を塞いでも、内部に巣がある場合は、そこから別の場所に移動したり、新たな穴を開けたりする可能性があります。
  • ゴキブリ: 様々な種類がいますが、小型のゴキブリは小さな穴から侵入可能です。夜行性で、昼間は隠れているため、発見が難しいです。フンは黒っぽい粒状で、独特の臭いを伴うこともあります。
  • ハチ: 特定の種類のハチは、木材に巣を作る場合があります。穴の中に巣を作っている可能性があります。刺激を与えると攻撃してくる可能性があるので、注意が必要です。
  • その他の甲虫類: 家具ダニやカツオブシムシなど、木材を食べる甲虫類も考えられます。これらは小さな穴から侵入し、木材を食い荒らします。

パテで穴を塞いだにも関わらず、フンの範囲が広がっていることから、内部に巣を作っている可能性が高いです。そのため、パテだけでは根本的な解決にはなりません。

具体的な駆除方法

まず、虫の種類を特定するために、フンを採取し、専門業者に見てもらうことをお勧めします。専門業者であれば、虫の種類を特定し、適切な駆除方法を提案してくれます。

しかし、専門業者に依頼する前に、以下の対策を試みることも可能です。

1.徹底的な清掃と掃除機かけ

まずは、出窓周辺を徹底的に清掃しましょう。掃除機で隅々まで吸い込み、虫のフンや死骸を取り除きます。特に、出窓の枠や周辺の壁、床などを念入りに掃除しましょう。

2.殺虫剤の使用

虫の種類が特定できない場合でも、市販の殺虫剤を使用することで、効果が期待できます。

  • スプレー式殺虫剤: 出窓の穴周辺、壁、床などに直接スプレーします。効果を高めるために、夜間、虫が活動している時間帯に使用するのも有効です。
  • エアゾール式殺虫剤: 広い範囲に効果を発揮します。出窓全体に噴射し、その後換気を十分に行いましょう。
  • くん煙式殺虫剤: 部屋全体に効果を発揮しますが、換気を十分に行う必要があります。小さなお子さんやペットがいる場合は、使用に注意が必要です。

殺虫剤を使用する際は、必ず使用方法をよく読んでから使用し、換気を十分に行いましょう。

3.忌避剤の使用

虫を寄せ付けないために、忌避剤を使用することも有効です。柑橘系の香りやハーブ系の香りは、多くの虫にとって忌避効果があります。市販の忌避剤を使用する他、オレンジの皮やユーカリの葉などを置いておくのも効果的です。

4.穴の再処理

パテで塞いだ穴から虫が侵入している可能性が高いので、パテを剥がして、穴を完全に塞ぐ必要があります。

  • 穴の拡大: 穴を少し拡大し、内部に潜んでいる虫を駆除します。
  • 殺虫剤の注入: 穴の中に殺虫剤を注入し、内部の虫を駆除します。
  • 穴の封鎖: 穴を完全に塞ぐために、パテや木工用ボンド、コーキング剤などを使用します。隙間がないようにしっかりと塞ぎましょう。

予防策

駆除と同時に、再発防止のための予防策も重要です。

  • 定期的な清掃: 出窓周辺を定期的に清掃し、虫の侵入を防ぎます。
  • 窓の隙間を塞ぐ: 窓枠と壁の間に隙間があれば、虫が侵入する可能性があります。隙間テープなどで塞ぎましょう。
  • 湿気の除去: 湿気が多いと虫が発生しやすくなります。換気をよくし、除湿剤を使用するなどして、湿気を除去しましょう。
  • 食品の保管: 食べ残しやゴミは、虫を誘引する原因となります。食品はしっかりと密封し、ゴミはこまめに捨てましょう。

専門家への相談

上記の対策を行っても改善が見られない場合は、害虫駆除業者に相談することをお勧めします。専門業者は、虫の種類を特定し、適切な駆除方法を提案してくれます。費用はかかりますが、確実な駆除を行うためには、専門家の力を借りることも検討しましょう。

インテリアへの影響と対策

虫の被害は、インテリアにも影響を与えます。例えば、木材を食べる虫の場合は、家具や建具に被害が及ぶ可能性があります。そのため、駆除と同時に、インテリアへの被害を防ぐ対策も重要です。

  • 家具の点検: 家具に虫食い跡がないか、定期的に点検しましょう。
  • 防虫剤の使用: 防虫剤を使用することで、虫の被害を防ぐことができます。
  • 定期的なメンテナンス: 家具や建具の定期的なメンテナンスを行うことで、虫の被害を防ぎ、インテリアを長持ちさせることができます。

まとめ

出窓の穴から侵入する虫の駆除は、虫の種類を特定し、適切な方法で対処することが重要です。まずは、徹底的な清掃と殺虫剤の使用を試み、それでも改善が見られない場合は、専門業者に相談しましょう。そして、再発防止のための予防策をしっかりと行うことで、快適な住空間を保ちましょう。

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