冬の湿気対策!賃貸住宅の寝室でカビ対策に成功した方法

家の冬場の湿気で悩んでいます。空き家をリフォームして今年の1月から住んでいます。特に寝室の湿気がすごいのです。寝室の位置の外側は田んぼなので風が吹きつけます。寝室の窓は結露でびしょびしょ、結露テープを貼っていますが無意味です。もっとひどいのは寝室の押し入れです。今年の一月に布団を収納していたら濡れていたので今年は別の場所に布団をおいています。なので何も押し入れにはいれず、湿気防止用の墨のプラスチックの板を壁に貼っていました。ですが、今日見ると、湿気防止も無意味で雨漏りしたように水が広がっていました。しかも押し入れは二段になっているのですが、下の段にはホコリのようなキノコが栄えそうなカビがありました…気持ち悪くてたまりません。寝室だし布団も最近は天気が悪いので干していません。子供もまだ小さいのでそんなカビの部屋に寝ていたと思うと恐いです。湿度計はいつも80%超え。●何か良い策はないですかね?? ●湿気をとる機械を買った方が良いですか??●部屋の入口のドアは日中は閉めてた方が良いですか?? ●押し入れのドアは閉めてた方が良いですか?? 補足 寝室は何も暖房は入れていません。寝室の入口の扉を開けるとリビングで、灯油ストーブとエアコン、両方をつけたり消したりで1日過ごします。夜寝る時は寝室は閉めきりで寝ます。家は一応賃貸で家主は私の親です。

深刻な寝室の湿気問題:原因と対策

築年数の古い家や、リフォーム済みの家でも、冬場の湿気問題は深刻な問題です。特に、寝室のような閉め切った空間では、結露やカビの発生リスクが高まります。今回のケースでは、外気が直接当たる田んぼに面した寝室、そして湿気がこもりやすい押し入れという条件が重なり、深刻な状況になっていると考えられます。

湿気問題の原因を特定する

まず、寝室の湿気問題の原因を特定することが重要です。可能性として考えられるのは以下の通りです。

* **外壁からの湿気浸入:** 田んぼに面した外壁からの湿気浸入が考えられます。特に、外壁の断熱性が低い場合、結露が発生しやすくなります。
* **換気の不足:** 寝室の換気が不十分なため、湿気がこもりやすい状態になっている可能性があります。
* **押し入れの構造問題:** 押し入れの構造自体に問題があり、湿気が溜まりやすい構造になっている可能性があります。例えば、通気口がない、断熱材が不十分など。
* **布団の湿気:** 寝具の湿気が原因で、押し入れ内の湿度が高くなっている可能性があります。

具体的な対策:湿気取りから室内の環境改善まで

では、具体的な対策を検討しましょう。

1. 湿気取り機の導入

質問にあるように、除湿機は効果的な対策です。コンプレッサー式とデシカント式がありますが、低温でも除湿能力が高いデシカント式が、冬の低温環境下では有効です。ただし、電気代がやや高くなる可能性があります。コンプレッサー式は価格が安く、消費電力も低いですが、気温が低いと除湿能力が低下します。寝室の広さや予算に合わせて適切な機種を選びましょう。

2. 換気

窓を開けて換気をすることが重要です。しかし、冬の寒い時期は、窓を開けっ放しにするのは難しいです。そこで、以下の方法を試してみましょう。

* **窓の開閉時間を工夫する:** 寒い時間帯を避け、日中、気温が高い時間帯に窓を開けて換気しましょう。
* **換気扇を使用する:** 寝室に換気扇があれば、定期的に使用して換気を促しましょう。
* **24時間換気システムの活用:** もし、住宅に24時間換気システムがあれば、適切に稼働させてください。

3. 押し入れの改善

押し入れの湿気対策は特に重要です。

* **押し入れ内の通気を確保する:** 押し入れの扉を常に開けておくか、通気口を設けることを検討しましょう。
* **除湿剤の使用:** 押し入れの中に除湿剤を置くことで、湿気を吸収することができます。シリカゲルタイプの除湿剤がおすすめです。
* **押し入れの壁の断熱対策:** 押し入れの壁に断熱材を貼ることで、結露を防ぐ効果が期待できます。家主である親御さんに相談の上、検討しましょう。
* **カビの除去と清掃:** カビが発生している場合は、まずカビを取り除く必要があります。市販のカビ取り剤を使用するか、専門業者に依頼しましょう。その後、しっかりと乾燥させることが重要です。

4. 寝室の暖房

寝室に暖房を入れることで、結露を防ぐことができます。ただし、電気代が高くなる可能性があるため、以下の点を考慮しましょう。

* **省エネ性の高い暖房器具を使用する:** 例えば、エアコンや電気ストーブよりも、灯油ストーブの方が省エネです。
* **必要な時間だけ暖房を入れる:** 寝る前だけ暖房を入れて、就寝中は消すなど、効率的に暖房を使いましょう。
* **断熱性の向上:** カーテンや窓ガラスフィルムなどを活用して、窓からの熱の逃げを防ぎましょう。

5. その他の対策

* **除湿シートや除湿マットの使用:** 布団の下に除湿シートや除湿マットを敷くことで、布団の湿気を吸収することができます。
* **布団を干す:** 天気が良い日は、布団をしっかりと干しましょう。
* **湿度計の活用:** 湿度計で室内の湿度を常にチェックし、適切な対策を講じましょう。

6. 家主への相談

賃貸住宅であることを踏まえ、家主である親御さんにも状況を伝え、相談することが重要です。外壁の断熱性や押し入れの構造など、家主が対応できる部分もあるかもしれません。

ドアの開閉について

寝室の入口ドアと押し入れのドアの開閉については、以下の通りです。

* **寝室の入口ドア:** 日中は開けておくことで、リビングからの暖気を寝室に取り込むことができ、湿気対策に繋がります。夜間は閉めておくことで、暖気を逃さず、寝室の温度を保つことができます。
* **押し入れのドア:** 押し入れのドアは、常に開けておくか、定期的に開けて換気をすることをおすすめします。閉め切った状態だと、湿気がこもりやすくなります。

専門家の意見

深刻なカビの問題は、放置すると健康被害につながる可能性があります。状況によっては、専門業者に相談し、原因究明と適切な対策を講じることをおすすめします。

まとめ

寝室の湿気対策は、換気、除湿、断熱など、複数の対策を組み合わせることで効果を発揮します。今回ご紹介した対策を参考に、快適な寝室環境を実現してください。そして、家主である親御さんとの連携を密にすることで、より効果的な対策が可能になります。

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