冬の寒さ対策!窓に貼るプチプチの選び方と効果的な貼り方

部屋の寒さ対策について。部屋の窓にプチプチを貼ろうと思うのですが、防寒用に売っているプチプチと荷造り用のプチプチの違いは何なのでしょう?防寒用のプチプチが意外に高いので専用素材でも使用しているのでしょうか?あとプチプチの貼り方(貼り付ける面)を教えて頂けないでしょうか?

防寒用プチプチと荷造り用プチプチの違いとは?

窓の断熱対策として人気のプチプチですが、防寒用と荷造り用では価格が大きく異なるため、その違いについて疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、主な違いは気泡の大きさ、気泡の構造、そして素材にあります。

気泡の大きさ

防寒用プチプチは、荷造り用プチプチに比べて気泡が小さく、数が多い傾向にあります。これは、小さな気泡の方が空気層を細かく分割し、より多くの空気を閉じ込めることができるため、断熱効果を高めることに繋がります。荷造り用は、衝撃吸収を目的とするため、大きな気泡で衝撃を分散させる構造になっています。

気泡の構造

防寒用プチプチの中には、気泡内にさらに小さな気泡を持つ多層構造のものもあります。この多層構造により、空気層の断熱効果がさらに向上し、より高い断熱性能を実現しています。荷造り用プチプチは、基本的に単層構造です。

素材

防寒用プチプチには、特殊な素材を使用している場合があります。例えば、気泡の内部に特殊なガスを封入することで、より高い断熱効果を発揮する製品もあります。また、紫外線カット機能や結露防止機能を備えたものもあります。荷造り用プチプチは、主にポリエチレンなどの一般的な素材で作られています。

防寒用プチプチが高い理由

防寒用プチプチが高価な理由は、上記の通り、気泡の構造、素材、そして製造工程の複雑さにあります。小さな気泡を均一に形成したり、多層構造を作ったりするためには、高度な技術と設備が必要となるため、製造コストが高くなります。また、特殊な素材を使用している場合も、コスト上昇に繋がります。

プチプチの効果的な貼り方

プチプチを効果的に貼ることで、断熱効果を最大限に発揮させることができます。ポイントは、窓ガラスにしっかり密着させることです。

貼り付ける面

プチプチには、気泡のある面を窓ガラス側に向けて貼り付けます。気泡のある面は、空気層を多く含むため、断熱効果が最も高くなります。反対に、平らな面を窓ガラス側に貼ってしまうと、断熱効果が低くなってしまいます。

貼り付け方法

1. 窓ガラスを綺麗に掃除する:窓ガラスについた汚れやホコリは、プチプチの密着性を低下させ、断熱効果を下げてしまいます。貼る前に、窓ガラスを綺麗に掃除しましょう。中性洗剤とマイクロファイバークロスを使うと効果的です。
2. 窓枠に合わせてカットする:窓枠に合わせてプチプチをカットします。ハサミやカッターを使う際、怪我をしないように注意しましょう。
3. 水スプレーを使う:窓ガラスに水を吹きかけ、プチプチを貼ると、気泡が入り込むのを防ぎ、綺麗に貼ることができます。
4. ヘラなどで空気を抜く:ヘラやカードを使って、プチプチの中に入った空気を丁寧に押し出して、窓ガラスに密着させます。
5. 余分な部分をカットする:窓枠からはみ出した部分をカットして、綺麗に仕上げます。
6. テープで固定する:マスキングテープや養生テープなどで、プチプチの端をしっかりと固定します。

プチプチ以外の窓の断熱対策

プチプチ以外にも、窓の断熱対策には様々な方法があります。

* カーテンやブラインド:厚手のカーテンやブラインドは、空気の層を作り、断熱効果を高めます。遮光カーテンは、さらに効果的です。
* 断熱シート:プチプチよりも断熱効果の高い断熱シートもあります。アルミ蒸着フィルムを使用したものが特に効果的です。
* 窓ガラスフィルム:窓ガラスに貼るフィルムで、断熱効果を高めることができます。
* 二重窓:既存の窓の内側に、もう一つの窓を取り付けることで、断熱効果を大幅に向上させることができます。

専門家からのアドバイス

建築士の山田先生にアドバイスをいただきました。「プチプチは手軽で効果的な断熱対策ですが、あくまで補助的な対策です。本格的な断熱効果を求める場合は、断熱窓への交換や、窓周りの断熱工事などを検討することをお勧めします。」

まとめ

防寒用プチプチと荷造り用プチプチの違い、そして効果的な貼り方について解説しました。プチプチは手軽で経済的な断熱対策ですが、より高い断熱効果を求める場合は、他の方法も検討してみましょう。寒さ対策をして、快適な冬を過ごしてください。

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