当方女性で一人暮らしをしているのですが、窓の外のスグ前に、フェンスとブロック塀があります。
ブロック塀は低く、フェンスは細い鉄で出来ているので、誰かが外から部屋の中を見ることが出来そうで不安です(勿論、常にカーテンをしています)。それから、洗濯物を見られるのも少し嫌です(部屋で干せばいい事なのかもですが、やはり天気のいい日は外に干したくなってしまいます)。
そこで、目の前にあるフェンスにツタを沢山絡ませれば、向こう側からの視界が多少は狭くなると思い、冬でも元気に育つ「ツタ(蔦)を探しています。
元気にどんどん育って、冬でも平気なツタをご存知の方居られましたら是非教えてください。
又、苗なのか種なのか?や、育てる方法、購入方法も、もしご存知でしたら是非教えてください。
宜しくお願い致します。
Contents
冬でも枯れない!おすすめのツタの種類
女性の一人暮らしでプライバシーを守りながら、緑豊かな空間を演出したいというご要望ですね。安心してお庭を彩れるよう、冬でも青々とした葉を保つ、または落葉しても耐寒性が高いツタの種類をご紹介します。
1. アイビー(ヘデラ)
- 耐寒性:非常に強い。日本の冬でも問題なく越冬します。
- 生育スピード:比較的速く成長し、壁面を覆うのに適しています。
- 種類:様々な葉色や形状の品種があり、お好みのものを選べます。例えば、斑入りの葉を持つ品種は明るい印象を与えます。
- 特徴:剪定にも強く、形を自由に整えられます。密集して育つため、目隠し効果も抜群です。
2. キヅタ
- 耐寒性:非常に強い。日本の寒冷地でも問題なく生育します。
- 生育スピード:アイビーと比べるとやや遅いですが、しっかりと壁面を覆ってくれます。
- 特徴:常緑性で、冬でも緑の葉を保ちます。葉が小さく、繊細な雰囲気があります。
3. アオツヅラフジ
- 耐寒性:強い。落葉しますが、冬越しは問題ありません。
- 生育スピード:比較的早く成長します。
- 特徴:秋には美しい青い実をつけます。葉はハート型で可愛らしい印象です。落葉性なので、冬は葉が落ちますが、蔓自体は残るので、目隠し効果は持続します。
ツタの入手方法:苗と種、どちらを選ぶべき?
一般的には、苗を購入することをおすすめします。
苗のメリット
- すぐに育てることができる:種から育てるよりも早く成長を始め、目に見える効果が得られます。一人暮らしで、すぐに視界を遮りたいというご希望には最適です。
- 品種が選べる:苗であれば、葉の色や形など、お好みの品種を選ぶことができます。
- 育てやすい:種から育てるよりも、苗の方が生育管理が容易です。
種からの育成
種から育てることも可能ですが、発芽率や生育速度にばらつきがあり、すぐに効果を実感したい場合は向いていません。
ツタの購入方法
ツタの苗は、以下の場所で入手できます。
- ホームセンター:手軽に購入できます。種類は限られますが、価格も比較的安価です。
- 園芸店:ホームセンターよりも多くの種類を取り揃えています。専門スタッフに相談することもできます。
- オンラインショップ:様々な品種から選べ、自宅まで届けてもらえます。ただし、送料や梱包状態に注意が必要です。
ツタの育て方:初心者でも安心のポイント
- 日当たり:日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。直射日光が長時間当たる場所は避けた方が良いでしょう。
- 土壌:水はけの良い土壌を選びましょう。市販の培養土を使用するのが便利です。
- 水やり:土が乾いたらたっぷりと水やりをします。乾燥しすぎると生育が悪くなります。
- 肥料:生育期(春~秋)に、緩効性肥料を与えると良いでしょう。
- 支柱:フェンスなどに誘引して育てます。支柱がないと、地面を這うように育ってしまいます。
- 剪定:伸びすぎた枝を剪定することで、形を整え、生育を促します。冬に剪定を行うと、翌年の生育が良くなります。
専門家のアドバイス:植栽のプロからの視点
植栽のプロである造園業者に相談することで、より適切なツタの種類選びや、植栽方法、メンテナンス方法などをアドバイスしてもらえます。特に、フェンスやブロック塀の材質や状態によっては、ツタの生育に影響が出ることがありますので、専門家の意見を聞くことは非常に重要です。
まとめ:安心して暮らせる、緑豊かな空間を手に入れよう
冬でも元気に育つツタを植えることで、プライバシーを守りながら、緑豊かな空間を演出できます。今回ご紹介した種類や育て方を参考に、あなたにぴったりのツタを選んで、安心して暮らせる素敵な空間を創り上げてください。