再熱除湿エアコンの冷たさに関する疑問と解決策:高気密マンションでの快適な湿度管理

再熱除湿が冷たい?ってことはありますか? 最近の室温は28度、湿度は65%以上という感じです。 東京の機密性の高いマンションに住んでおり、寝室で再熱除湿のエアコンつけっぱなしで使ってます。 このエアコンは去年新築で引っ越したのですが、持ち込んだものだと、 湿気を取るには寒すぎたり、設定温度あげると暑すぎたりで、 昨年1歳だった娘の鼻風邪はずっと治らないしで電気屋さんに相談して新しく買いました。 去年の購入は8月頭なのでもう少し室温も高く、新築で水分も多かったので、 若干の環境は違います。一旦部屋を27度で冷房してセンサー感知させて除湿に切り替えてました。 その時はほんわか暖かいけど、心地よい印象を受けており、冷房変えてすぐに娘の風邪も治りました。 今年も暑くなり、使おうとすると部屋に入った時は若干ほんわかという印象なのですが、 壁に跳ね返ってくる風やかすかに上から落ちてくる風が腕や足に当たると冷えていきます。 去年の印象と違うな~って思ってます。私は喉が痛くて仕方ありません。 去年はそんなこと1度もなかったのにと。 外気の影響受けないはずですが、夜間の外の湿度はまだ若干低そうです。 再熱除湿って高気密の寝室でこそ有効的なものじゃないんですかね。 お使いの方は跳ね返って当たる風が冷たく感じることありますか? 娘が鼻風邪ひいてるので、寝室のエアコンを使ったり、リビングのエアコンで 家全体空調にしたりしてしのいですます。 シャープのAY-B-22SXという機種ですが、交換してくれるとことにはなってますが、 温度設定できませんが湿度60%の設定なら冷たく感じることはなさそうな気がしてます。 温度も+2度にしてます。 同じような経験ある方いらっしゃいますか?

再熱除湿エアコンの冷たさの原因を探る

高気密マンションの寝室で再熱除湿エアコンを使用されているとのこと、そして昨年とは異なり冷たく感じるようになったとのこと、ご心配ですね。 シャープAY-B-22SXは人気の機種ですが、再熱除湿は室温や湿度、そしてエアコンの設置状況などによって体感温度が大きく変わる繊細な機能です。 冷たく感じる原因をいくつか考え、解決策を探っていきましょう。

1. 室温設定と湿度設定のバランス

  • 設定温度:28℃、湿度65%以上という環境下で、再熱除湿運転中に冷たく感じるのは、設定温度が低すぎる可能性があります。再熱除湿は、除湿するために一度冷やしてから再加熱する仕組みです。設定温度が低すぎると、再加熱しても体感温度が低く感じてしまうのです。設定温度を29℃や30℃に上げてみて、体感温度の変化を確認してみましょう。
  • 湿度設定:湿度60%を目指しているとのことですが、65%以上の高湿度状態では、再熱除湿が十分に機能せず、体感温度が低く感じられる可能性があります。湿度センサーの精度や、部屋の換気状況なども影響します。湿度センサーの確認や、定期的な換気を心がけてみましょう。
  • 風量:風量が強すぎると、冷たく感じる場合があります。風量を弱めにして、風の当たり具合を調整してみましょう。

2. エアコンの設置状況と空気の流れ

  • 吹き出し口の位置:エアコンの吹き出し口から直接風が当たる位置に寝ていると、冷たく感じることがあります。吹き出し口の位置を調整するか、風よけを使用してみましょう。壁に風が当たって跳ね返ってくるのも冷たさの原因の一つです。カーテンなどで風向きを調整するのも有効です。
  • 部屋の気密性:高気密マンションは、気密性が高いため、空気が循環しにくく、局所的に温度差が生じやすいです。サーキュレーターなどを併用して、部屋全体の空気を循環させることで、温度ムラを軽減し、快適な環境を作ることができます。
  • フィルターの汚れ:エアコンフィルターの汚れは、冷房効率を低下させ、体感温度を低く感じさせる原因となります。定期的にフィルターを清掃または交換しましょう。

3. エアコン本体の不具合

  • 故障:エアコン本体に故障がないか確認しましょう。冷媒不足やセンサーの異常などが考えられます。シャープのサービスに連絡し、点検してもらうことをお勧めします。特に、昨年と今年の体感温度に違いがあるとのことですので、専門家の診断が重要です。
  • 機種の特性:AY-B-22SXの機種特性を改めて確認しましょう。取扱説明書をよく読んで、再熱除湿運転時の適切な設定温度や湿度、風量などを確認してみましょう。もしかしたら、この機種は高気密マンションには向いていない可能性も考えられます。販売店やメーカーに相談してみましょう。

4. その他の要因

  • 外気の影響:高気密マンションとはいえ、窓やドアからのわずかな隙間から外気が侵入し、室温や湿度、体感温度に影響を与える可能性があります。窓やドアの隙間を塞ぐ対策を検討しましょう。
  • 個人的な体感差:体調や体質によっても体感温度は異なります。喉の痛みがあるとのことですので、体調不良も影響している可能性があります。十分な休息を取り、水分補給を心がけましょう。

具体的な解決策とアドバイス

1. **設定温度と風量の見直し:** まずは、設定温度を29℃~30℃に上げ、風量を弱にすることから始めましょう。これだけで体感温度が大きく変わる可能性があります。

2. **サーキュレーターの活用:** 部屋の空気を循環させるために、サーキュレーターを併用してみましょう。エアコンの風が部屋全体に均一に届き、温度ムラを軽減できます。

3. **エアコンフィルターの清掃・交換:** フィルターが汚れていると、冷房効率が低下します。定期的に清掃または交換しましょう。

4. **窓の断熱対策:** 窓からの冷気や湿気の侵入を防ぐために、カーテンやブラインドを使用しましょう。

5. **専門家への相談:** 上記を試しても改善しない場合は、エアコンの故障や機種の適合性などを確認するために、シャープのサービスセンターまたは販売店に相談しましょう。

専門家の視点

エアコンの専門家によると、再熱除湿は高気密住宅に向いている反面、設定温度や湿度、風量、設置状況など、様々な要因によって体感温度が大きく左右されます。 特に高気密住宅では、空気の循環が重要になります。サーキュレーターなどを併用することで、より快適な環境を作ることができるでしょう。 また、機種の選定も重要です。 ご自宅の環境やニーズに合った機種を選ぶことが、快適な空調環境を実現するための第一歩です。

まとめ

再熱除湿エアコンの冷たさの原因は様々です。設定温度や湿度、風量、エアコンの設置状況、そしてエアコン本体の不具合など、様々な要因が考えられます。 まずは、簡単な設定変更から試してみて、それでも改善しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。 お子様の健康のためにも、快適な寝室環境を整えることが大切です。

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